日本は、地理的環境から地震や台風などの自然災害の起こりやすい国であるといえます。特に近年は、大型の台風や局地的な大雨など、甚大な被害をもたらす災害が頻発しており、その都度、防災への備えの重要性が見直されています。一方、今回の新型コロナウイルスの流行は、外出自粛やイベントの開催中止、生活必需品以外の店舗の休業など、普段の生活が制限されるという点で、災害時と似た状況にあるといえそうです。では、新型コロナウイルスの流行の影響で、どのような防災意識が高まったのでしょうか。

防災に対する不安、トップは普段の生活での衛生対策

建築事業やマンション等の修繕・メンテナンスを行う株式会社カシワバラ・コーポレーションは、現在分譲マンションに住んでいる20歳~69歳の男女400人を対象に「マンション生活における災害に関する実態調査」を実施しました。

防災に対してどのようなことに不安を感じているか尋ねたところ、1位は「普段の生活での衛生対策」74%、2位「災害に備えた備品の準備」58.3%、3位「停電や断水時の対応」37%となりました。

出典:カシワバラ・コーポレーション調べ「マンション生活における災害に関する実態調査」

新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、衛生管理への関心が高まったことで、マンションの衛生対策に関して不安を感じる人が多くなったと考えられます。

マンションに欲しいもの、トップは衛生管理用品

次に、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、マンションにあった方が良いと思う設備やモノについて尋ねた質問では、以下のような結果になりました。

出典:カシワバラ・コーポレーション調べ「マンション生活における災害に関する実態調査」

トップは「消毒スプレーなどの衛生管理用品」40.8%、次いで「宅配ボックス」24.5%、「マンション全体での衛生対策を知らせるための連絡網」22%と続きます。多くの人が暮らすマンションでは、エレベーターのボタンやドアノブなど、様々な人が直接触れる箇所が少なくありません。

そういった場所が感染リスクになりかねないこともあり、消毒スプレーなどの衛生管理用品を求める声が多く見られました。また、非対面で荷物を受け取れる宅配ボックスや、マンションの衛生対策への情報提供についてのニーズもあるようです。

まとめ

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、マンションには災害対策だけでなく、衛生対策についても対応が求められていることがわかりました。特にマンションの場合、エントランスやエレベーター、共有ドアといった住民が共有する部分が多く、それらが感染リスクとなり得ることから、定期的な消毒や換気が有効な衛生対策となるでしょう。

もちろん、不用意に共有部分のボタン等に触れないことや、帰宅後はすぐに手洗いをするなど、住民一人ひとりが基本的な対策に取り組むことも重要です。マンションとしてだけでなく、各個人でできる衛生対策についても、今一度見直したいですね。

【調査概要】
マンション生活における災害に関する実態調査
調査期間:2020年4月4日~4月6日
調査対象:現在分譲マンションに住んでいる、全国の20歳~69歳の男女400名
※20代は男女各24名、30-60代は男女各44名
調査方法:インターネットによるアンケート

ニュース提供元:PRTIMES
情報提供元:株式会社カシワバラ・コーポレーション

※本記事の掲載内容は執筆時点の情報に基づき作成されています。公開後に制度・内容が変更される場合がありますので、それぞれのホームページなどで最新情報の確認をお願いします。

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