首都圏をはじめ、各地でタワーマンションが林立する光景が当たり前のようになってきました。

この記事をお読みの方の中にもタワマン住まいの方や、目下タワマンに移り住むことを検討中の方もいらっしゃるのではないでしょうか。特に検討中の方にとっては、間取りや立地、物件価格や眺望などなど、ありとあらゆる情報が頭の中に入ってきて、パンク気味。。実際のところどうなの?と疑問を抱く人もいるでしょう。
そこで、現在タワーマンションに在住の方々に素朴な質問をぶつけてみたところ、リアルなタワマン事情がわかってきました。

日々の生活

まずはなにげない普段の生活場面から。高さが特徴のタワー構造だからこそ、さまざまな事がちょっと違うようです。

Q.洗濯物はベランダに干せないって本当ですか?

「景観上の理由で外には干せないですね。そのかわり乾燥機付きの洗濯機が各部屋に元から設置されています。」
(東京都中央区Mさん)

一方で条件付きで干せるという方もいました

「ベランダの柵の高さより下にするよう決まりがあるものの、干せます。ただ、結局のところ浴室乾燥や乾燥機を使用しがちです。同マンションに居住中の友人も、部屋干し派とのことでした。」
(神奈川県横浜市Wさん )

マンションによってルールが異なるものの、外に干す人は少数派のようです。

Q.ゴミはどのように捨てていますか?

「各階に24時間捨てられるゴミ捨て場があります。」
(東京都中央区Mさん、埼玉県さいたま市Oさん)

多くのマンションでは各階にゴミ捨て場があるようです、ただこんな経験をお話しいただいた方も。

各階にゴミ捨て場がある人が多い

「年末年始などの長期休暇期間はマンションの清掃担当回収員の方も休暇をとられていたので各階のゴミ捨て場は施錠され1日に2時間地上階のゴミ集積所に降りて捨てました。800世帯以上のため体育館くらいの広さのゴミ集積場は圧巻でした。」
(東京都品川区Nさん)

Q.虫が出た事はありますか?

「室内はないが、ベランダにごくまれに蚊は飛んできます。」
(東京都中央区Mさん)

「初夏に室内でコバエが迷い込みました。」
(東京都品川区Nさん)

蚊やコバエの飛翔能力凄まじい…血を吸うために、おいしいモノにありつくために…命を懸けていますね。

Q.地上から離れた所に住むことで、体感温度は変わりますか?

「部屋の向きによる体感温度の違いはあり。湾岸系タワマンは海沿いの部屋は直射日光があたり冬でも暖房いらないくらい温かい。」
(東京都中央区Mさん)

「南東角部屋につき、冬の日中時間帯はほぼ日差しのみで暖房設備が不要。そのつもりで外出すると風邪をひき寒さに驚きます。一方で夏の朝はかなり日差しが強く暑いため東側はカーテンを閉めて朝を迎えないと高温になります。」
(東京都品川区Nさん)

冬場は南向きの部屋は日射で朝から暖房いらず

お二方とも共通しているのが冬場に日が昇る方向の部屋は、直射日光だけで部屋がかなり暖まるということ。部屋が向いている方向によっては、遮るものがまったくないタワーマンションならではの環境といえそうです。部屋選びの一つの参考になりますね。

感情

タワーマンションという環境の中で住んでいると、他の住環境とは違うからこそ、様々な感情が生まれたりするものなのでしょうか?

Q.階数マウンティングを経験したことはありますか?

今回、回答いただいた皆様からはどなたも「ない。」ということでした。

戸建てが立ち並ぶ地域や団地、ベッドタウンなどと比較すると、近所付き合いが薄いということがひとつの要因だと思われます。

ただ、中央区のMさん、そして品川区のNさんに共通していたのが「部屋の向き」によるマウンティングは生まれている所もあるのではないか?との意見。

向かいが近隣マンションなどで景観が悪く、閉塞感のある部屋は物件価格に大きな差が出ることが多いため、高層マンションが立ち並ぶエリアなどでは格差を何かのきっかけで感じる可能性はあるかもしれません。

Q.時々、地上に降りるのが億劫になりますか?

4人中3人が億劫と感じたことがあると回答、とくに階数が上の階のひとほど、億劫と感じるようです。

「通勤通学のタイミングでエレベーターで途中で止まる回数が多いのは面倒に感じることがある。」
(東京都中央区Mさん)

やはり朝の忙しない時間帯に、待ち時間が生まれてしまうのはストレスと感じてしまいますよね…

いざという時

同じ自然現象でも、高層タワーだからこその違った経験はあるのでしょうか?

Q.地震/台風でタワマン特有の揺れを経験したことはありますか?

「地震の時は、免震構造なので、長周期地震動があります。」
(埼玉県さいたま市Oさん)

回答で揺れを感じたことがある人は「地震による揺れ」と回答。また高層に住んでいる方は、ゆーらゆーらと船に乗っているようなゆっくりと大きな揺れ「長周期地震動」を感じたそうです。

2011年の東日本大震災では、震源地から離れた東京の都心の高層建築物が大きく長く揺れたことが注目されました。その揺れが「長周期地震動」です。すべてのタワーマンションがそのような揺れが起こるとは言い切れません。

マンションによって免震構造や制振構造など揺れ対策は様々。この点は入居前に良く確認する必要がありそうです。
また台風がもたらす暴風で揺れを感じた経験がある人はいませんでした。

Q.眼下に雲海(霧も含む)が見えたことはありますか?

「雲海はないですが、霧が濃いときは、下が全く見えなくなることがありました。」
(東京都中央区Mさん)

「雲海はありませんが霧はあります。雨の日に傘を持って行くかどうかを判断したく窓の外を見ても地面が見えず分からい、雪が降った日は雪として見えましたが地上はみぞれでした。」
(東京都品川区Nさん)

霧は案外低いところに発生するため、霧より上の部屋に住んでいる人は雲海に似た白い世界を眼下に見ることが多いそうです。

朝晩が冷える時期は地上付近に霧が発生、高層階より下に発生することも。

また上空に近い高層から見えるのは雪でも、降ってくる間に溶けて、地上ではみぞれや雨なんてこともあります。外出の際に困るのが天気の見極めかもしれません。

以上、素朴な疑問の数々にお答えいただきました。

タワマンに住むことを検討されている方は、いくつかの回答で不安になる点もあるかもしれません。ただ、あくまでも個人の感覚であったり、すべての物件で共通な事かというと必ずしもそうではないので、ひとつの情報として参考にしてみてください。

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