それ本当に必要? 一人暮らしの家具選びで失敗しない心得

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一人暮らしを始めるとなると、必要な家具をそろえることになるが、購入前に失敗例を把握しておくことが大切だ。というのも、家族で暮らしていると必要不可欠のように感じられた家具が、一人暮らしでは意外と不要だったり、部屋の広さに対して多すぎたりしてしまうためである。
ここでは、一人暮らしの家具を購入する際に注意したいポイントや、あると便利な家具について見ていこう。

家具選びのNG例

無駄な出費はなるべく避けたいところ

一人暮らしにあたって家具選びをする際は、部屋の広さに対する家具のサイズ感や品質、実用性などをより慎重に判断すべきだ。どんな失敗例があり、どうすれば失敗を回避できるのかを紹介しよう。

【NG例1】サイズをきちんと把握できていない

まず、家具を配置するスペースの確保と、家具のサイズの確認は必須である。家具を購入したはいいものの、部屋に対して大きすぎたり、家のドアを通らなかったりといった失敗事例があるためだ。特に、ソファやデスクなどの大きめの家具は、部屋に運んでみたら意外とスペースを占めてしまった…ということも考えられるため、サイズは慎重に決めたほうがよいだろう。

【NG例2】価格重視で安い物を買ったら、作りが雑

なにかとかさんでしまう引越し費用。少しでも節約しようと、家具はできるだけ安い物でそろえたい…と思う人もいるかもしれない。しかし、極端に安い家具や中古品は、壊れてしまいやすいというリスクも高くなる。すぐに壊れてしまい、修理や買い替えでかえって費用がかかってしまったということのないよう、長く使える上、ある程度の品質の物を選んでほしい。

【NG例3】デザインを意識したら、実用面で難あり?

憧れの一人暮らしは、自分好みのデザインにこだわった部屋にしたい。そんな人がおしゃれなデザインの家具をそろえる際に注意したいのは、デザイン性を重視するあまり、実用性の低い物を選んでしまうという点だ。おしゃれな収納棚を買ったけれど、収納力が微妙だった…ということも考えられるため、好みのデザインを見つけてもすぐには購入せず、実用性も考慮して判断しよう。

【NG例4】欲張って家具をそろえてしまい、部屋に余裕がない

一人暮らしのスタートと同時に、ソファにダイニングテーブルに本棚にと、いくつも家具をそろえてしまうのは危険! 限られた部屋のスペースを家具でいっぱいにしてしまうと、移動もしづらく、快適な生活ができなくなってしまう。まずは必要最低限の家具だけをそろえ、生活しているうちに必要と感じた物を都度購入していこう。

狭い部屋だけど…その家具は必要? 不要?

一人暮らしをするとなると、ソファやダイニングテーブル、ベッドといった家具は、必要か不要か悩んでしまう人もいるだろう。ここでは、それぞれの家具があるといい理由や、一人暮らしにおすすめのタイプを紹介しよう。

ソファ編

一人暮らしの部屋にソファは必要?

ソファが部屋にあることで、寝る場所のほかにもくつろぎのスペースを設けることができる。また、来客の際に使ってもらったり、部屋の雰囲気を良くしたりするのにも、ソファを置くメリットがある。

一人暮らしの部屋の場合は、1~2人掛けのローソファや、脚なしタイプのソファにすることで、ソファを置いても部屋を広くすっきりとした印象にすることができる。

ダイニングテーブル編

食事のためだけでなく、PCなどで作業をする際にも役立つダイニングテーブル。ローテーブルだと床の上に座ることになるが、ダイニングテーブルだと椅子なので体勢的にも作業がしやすく用途が広がり、生活にメリハリをつけることもできる。

ある程度スペースを取る物のため、狭い部屋の場合の優先度はそれほど高くないかもしれないが、1~2人掛けのコンパクトなダイニングテーブルを壁につけて配置したり、伸長式のタイプを選んだりすることで、一人暮らしの部屋でも置くことができる。

ベッド編

圧迫感を感じにくいベッドを選ぶには

部屋の中でも特に大きくスペースを取ってしまうベッド。敷布団で十分と考える人もいるかもしれないが、ベッドを置くことで部屋全体にメリハリをつけたり、布団を出し入れする手間を省いたりすることができる。

ベッドを置いても部屋を広く見せたい場合は、脚の低いタイプを選ぶといいだろう。また、収納機能がついているタイプやソファにもなるタイプといった兼用家具としてのベッドも便利である。

まずは必要な家具をリストアップしてみよう

本当に必要なものかどうか考えてみよう

予算内で快適な一人暮らしをするための家具をそろえるには、家具選びをより慎重に行うことがポイントといえる。安易に購入してしまうのではなく、自分のライフスタイルを振り返りながら、その家具の必要性や実用性なども考慮して選びたい。
まずは必要最低限の家具をリストアップして、置くスペースと家具の大きさが一致しているかもしっかり測り、慎重に検討してから購入することをおすすめする。

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REISM SELECT

(この記事はREISM株式会社が運営するREISM Styleの記事を一部編集、転載しています)

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