昭和レトロなアレが懐かしい⁉ 昔ながらのインテリアや小物の数々

年末年始のタイミングで祖父母の家に帰省した人も少なくないのではないでしょうか。祖父母の家に訪れると、なんだか懐かしい雰囲気があってホッとしますよね。昔ながらのインテリアや小物の数々は、普段はなかなか見られないものばかり。今回は「ウチのおじいちゃん・おばあちゃんの家にある!」と感じてしまいそうな、昭和レトロなアイテムを集めました。

型板ガラス

窓ガラスに使われることが多い「型板ガラス」

透明ではなく、片面に模様を付けられた「型板ガラス」。比較的新しく建てられた建物では、まず見かけないですよね。型板ガラスは外から家の中が見えないことから、プライバシーを守る役割があります。また、デザイン性が高いので、窓ガラスだけでなくガラス棚やテーブルトップなどに使われることも。食器棚の扉が型板ガラスだった、という家も少なくないかもしれません。レトロな雰囲気でかわいらしいですよね。

お菓子の空き缶

押し入れの奥などから、年季の入った缶が大量に出てくることも

かわいいお菓子の空き缶を集めてしまう気持ちはよくわかりますよね。みなさんも収納ケースとして活用することも多いのではないでしょうか。しかし、おばあちゃんの家にある空き缶の数の多さといったら! 長年収集してきた賜物かもしれませんが、びっくりするほどたくさん置いてあったのではないでしょうか。

筆者は子どものころ、「何を入れてるんだろう」と思って開けてみたら、中から別の缶が出てきた経験があります。おばあちゃんに聞いたら、「しまうものがなかった」と言っていましたが、マトリョーシカか! と笑ってしまいました。

昔ながらの照明器具

今ではなかなか見られない照明のデザイン

ひもを引っ張って電気を点ける、和室によくあるこのタイプ。和室が少なくなったからか、最近では見かける機会も少なくなったかもしれませんね。別のひもをつけて長くしてあったり、ひもの先にマスコットがくっつけてあったり…。自由にアレンジしているケースも少なくありません。

おばあちゃん手作りの小物

あたたかみのある手作り小物の数々

手作りのティッシュケースやクッションカバーや手編みのアイテムなど、「どうしてそんなにたくさん?」と思ってしまうくらい、至るところに置かれたお手製の小物たち。DIYの先駆け、ともいえるのかもしれません。

欄間(らんま)

欄間の形やデザインはさまざま

欄間(らんま)とは、和室と和室の仕切り壁にある装飾額のこと。換気や装飾の役割があります。近年は和室がない住居も増え、減少しつつあるものの、和風の住まいなど今でも取り入れられるケースも。さまざまなデザインがあるので、おばあちゃんの家に行ったときなどにぜひじっくり見てみるとおもしろいですよ。

桐たんす

昔ながらの定番の家具といえば「桐たんす」

桐たんすといえば、「嫁入り道具」というイメージがあるかもしれません。桐材は、国産材の中で最も軽量であると言われており、透湿性や通気性、断熱性にも優れているため、古くから大切な衣類を守ってきました。
頑丈で質が良いだけに、削りなおしたり、リメイクしたりするなど、お下がりをもらって使用している人もいるのではないでしょうか。実家に置いてあるたんすも、少し手を加えるだけで再生するかもしれません。

まとめ

祖父母の家で見かけると、なんだか「懐かしい!」と感じてしまうものばかり。なんだか古くさいと思っていたものでも、よく見たらかわいく、使い方によってはおしゃれに感じるアイテムもありそうです。和モダンなテイストも人気の昨今。次回の帰省の際、おばあちゃんの家のインテリアに注目してみると、新しい発見があるかもしれません。みなさんが懐かしいと感じるアイテムはどんなものでしょうか?

(最終更新日:2022.01.07)
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