三菱地所株式会社と三菱地所レジデンス株式会社が企画した部屋の中の小屋「箱の間」が、2019年 9 月 1 日に三菱地所ホーム株式会社からから販売を開始しました。住まいの中に設置する、木の小部屋「箱の間」は、家具と建築の中間の存在です。実際に、どのような生活が営めるのでしょうか。

使い方は十人十色。住まいの中に設置できる木の小部屋

「箱の間」は山梨県から調達した杉や栗などを組み立て、天然オイルで仕上げた、自然の風合いを活かしたものです。好きな場所に設置でき、下部にフェルトを貼りつけてあるので移動も簡単。自由に仕切れ、マンションなどで気軽に間取りを変えることが可能です。家族構成やライフスタイルの変化に、柔軟に対応できるのが特徴です。

実際に「箱の間」を活用している4人家族のAさん。リビングに設置し、主に小学生のお子さんが使っています。

こちらのご家庭で「箱の間」は、単なるスペースではなく、子ども部屋の役割になっています。自分で描いた絵やカレンダーを貼る、釘を打ち付けてリュックをかけるなど、子どもの発想で自由に空間をアレンジ。マンションの壁だと、傷がついてしまうと心配してしまいますが「箱の間」ならば、子どもたちがやりたいようにすることができ、ご両親も安心しています。

子ども部屋を設けてもリビングで宿題をすることが多く、リビングテーブルに教科書やノートが散らかりがちに。しかし、「箱の間」で勉強をすればご飯の時間に後片付けをしなくても空間を使い分けることができます。

ほかにも「書斎が欲しい」「細かな趣味の道具を散らかしたくない」などのニーズにも対応することができます。収納スペースが設けられているので、魚釣りや手芸などのような細かなものが多い趣味でも部屋が雑然とならないので便利です。

開放感を残したまま仕切る、絶妙なサイズと木の温もり

マンションの間取りは現在も30年前もほとんど変わっていないのに、ライフスタイルは変化をしています。夫婦ともにフルタイムで働くようになり、大半の子どもたちは放課後には習い事をするようになりました。家族の帰宅時間はばらばらになり、家族のつながりを大切にしつつも、同じくらい「個」の活動も重視されるようになりました。

「箱の間」は「PLAN‐α(67万円・税抜)」と「PLAN‐β(62万円・税抜)」の2タイプがあります。「PLAN‐α(67万円)」は、可動式のテーブルがついていて、「PLAN‐β(62万円)」は、前面板が固定されています。

どちらも幅1,777ミリメートル、奥行き755ミリメートル、高さ1,620ミリメートル。大人が中に入って圧迫感を感じず、マンションの梁との距離を保ち、空間のつながりを失わない、絶妙な高さに作られています。「PLAN‐α(67万円)」の可動式のテーブルは、大人3人が「箱の間」に入れますが、目線が少しだけずらすよう座れるうえ、向かいあって座ってもストレスや違和感がないよう、600ミリメートルの幅に仕上げました。

PLAN‐α

使われている木材は杉と栗。デスク部分には作業しやすいように固さのある栗材が、壁面には温もりを感じさせるために少し柔らかめの杉材が使われています。「木材を使うことが少なくなったマンションで、自然の素材に触れられる機会を作りたかった」と三菱地所レジデンス株式会社・クオリティ事業部の田中正祥さん。できるだけ、木材の風合いを残したいと仕上げは天然オイルを表面に薄く塗るだけに。そのためか、「箱の間」に入ると、ほんのり杉の香りを感じることができました。

マンションだけでなく、注文住宅やオフィスにも

自由なレイアウトを必要としているのは、一般家庭だけではありません。実際にオフィスに設置することで、「箱の間」で打合せをしたり、作業をしたり、お昼ご飯を食べたりと日々活用されています。PLAN‐αは三菱地所ホーム株式会社の「みなとみらいリフォームショールーム」と「オークラランドホームギャラリー」にて実物展示されています。今後、オフィス、商業施設などでも「箱の間」にお目にかかれそうです。

 

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