気温が低いこの時期には、ヒートショックによる死亡事故が増加します。ヒートショックとは、急激な温度差によって血圧が変動する現象で、脳卒中や心筋梗塞などを引き起こす原因となります。
リンナイ株式会社が、全国20~60代の男女計1,000名を対象に実施した冬(12~2月)の生活習慣調査によると、リビングでの暖房使用率は高いものの、住宅内の他の場所では身体の冷えを感じている人が多く、ヒートショックを起こすリスクが高いことが分かりました。ヒートショックを防ぐためには、暖房だけでなく、厚着や運動といった防寒対策をうまく取り入れて部屋の寒暖差をなくすことが大切なようです。

冬の生活習慣として間違った行動を取っている人は多い

リンナイ株式会社の調査によると、循環器の専門医が冬の生活習慣として避けた方が良い内容をピックアップした「冬の生活習慣チェックリスト(全10項目)」で5項目以上に該当すると答えた人は49.1%に上りました。

チェック項目別の該当者数を比較すると、最も多かったのは「暖房等で暖めるのはリビングなど使用している部屋のみで、その他の場所(廊下やトイレなど)は暖めない」でした。

リンナイ調べ

リビングでの暖房使用率は8割以上! 最も使われているのは「エアコン」

リビングでの暖房機器の使用状況についての質問では、「暖房機器を使用している」と答えた人が84.6%に上り、年齢層が上がるほど使用率が高い傾向が明らかになりました。

使用している暖房の種類は、1位が「エアコン」、2位が「こたつ」、3位は「石油ストーブ」となっています。これらの暖房機器の設定温度は「20-21℃」という人が25.8%と最も多くなっていますが、寒さの厳しい東北などでは設定温度が低く、寒さに慣れていない四国や九州の人は設定温度が高いといった具合に地域による差があるようです。

リンナイ調べ

リビング以外の場所では冷えを感じている人が多い

リビングに限らず、家の中で暖房機器を使用している人を対象にした「家の中で暖房機器を使用していても身体の冷えを感じたことがありますか?」という質問では、「頻繁にある」「たまにある」と答えた人が合わせて79.8%に上りました。

家の中で冷えを感じる場所(複数回答可)のトップ3は、1位が「トイレ」49.8%、2位は「脱衣所」46.1%、3位は「廊下」39.1%となっています。

リンナイ調べ

これらの場所での暖房機器の使用率をみると、例えば「トイレ」は9.2%、「脱衣所」では15.7%、「廊下」は3.5%と非常に低く、リビングとの寒暖差が生じやすいため、ヒートショックが起こりやすい場所だといえるでしょう。

特に服を脱ぐ機会の多いトイレや脱衣所では、脳卒中や心筋梗塞などの突然死が発生しやすいので、小型ヒーターなどで部屋を暖めるなどの対策が必要です。

リンナイ調べ

「体を冷やさないために行なっている対策はありますか?」という質問に対する回答結果を、「冬の生活習慣チェックリスト」の該当数が4項目以下の“健康優等生”と、5項目以上の“危険習慣予備軍”で比較すると、危険習慣予備軍は健康優等生よりも「暖房の設定温度を上げる」ことが多く、「運動する」ことが少ないことが分かりました。

リビングの温度だけを上げすぎると、ヒートショックを起こす可能性が高まるだけでなく、乾燥などによって不快に感じる可能性もあります。暖房を上手に利用するためには、極端に温度を上げるのを避け、厚着をしたり、温かい食事をしたりすることも大切。また適度な運動も体を温める効果が期待できます。

リンナイ調べ

このような防寒方法と暖房機器をうまく組み合わせ、家の中の寒暖差をなくすことが、冬の住宅で安全かつ快適に過ごすポイントとなるようです。

【調査概要】
調査時期:2019年11月30日~12月1日
調査方法:インターネット調査
調査対象:20~60代 男女 計1,000人
調査エリア:全国47都道府県

ニュース提供元:PRTIMES

情報提供元:リンナイ株式会社

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