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分譲住宅の取材・記事執筆を約20年行い、住まいアドバイザーとして活動されている井上真樹さん。その取材経験を基に「後悔しない住まい選び」をテーマに、これから住宅購入を考える方に向けて経験談からのアドバイスをしていただきます。

前回(共働き&子育て夫婦の住まい購入は「職住近接」「育住近接」がキーワード)は、子育て層、なかでも共働きする子育て世帯を中心に、住宅購入の時期や立地の見極め方についてお話しました。今回は、新築分譲マンションの共用施設やサービスのうち、共働き&子育て世帯に注目してほしい近年のトレンドをご紹介します。

子も親もコミュニティが築きやすい新築分譲マンション

共働き世帯の子育ては、日々時間との戦い。その上、子どもの急な発熱で仕事中に保育園からお迎えの連絡が入ったり、仕事が抜けられず習い事や塾のお迎えに間に合わなかったりと、想定外の事も様々起こります。いざという時、親御さんのサポートが受けられる方々ばかりではないでしょう。そんな時、頼りになるのが、互いにサポートし合える子育て仲間。ファミリータイプ中心の新築分譲マンションならば、同年代の子どもを持つ世帯が同時期に入居するため、子どもに自然に友達ができるばかりでなく、親にとっても子育て仲間という心強いコミュニティが築きやすいはずです。想定外の時のサポートのみならず、子育ての悩みを相談し合ったり、保育園や学校の情報を交換したり、子ども連れで一緒に遠出したり。時に大変な子育て期も、共感し合い、助け合えるママ友がいれば、軽やかに楽しく過ごすことができます。私自身も子育て期間、マンション内の友人たちにどれほど助けられたことか。数組の親子でキャンプや旅行に出かけたことも、子育て期の忘れられない思い出です。

マンションの子育てコミュニティは、子どもたちにとって異学年交流の場に。年上の子に物を教わったり、年下の子を助けたり…、自然に社会性が育っていきます

留守番する子どもと外出先から会話できるIoTマンションも

子どもが少し成長すると、子どもだけでお留守番する時間帯も出てきます。その点からも、オートロックシステムやセキュリティ会社と提携した24時間セキュリティシステム、防犯カメラに守られ、住民同士の目も届きやすいマンションの安心感は高いと思います。
最近では、子どもが帰宅したことを親のスマートフォンに通知したり、外出先からスマートフォンで施錠確認ができたり、自宅内のカメラを通じて、子どもの様子を見守り、会話したりすることができる「IoTマンション」も登場しています。

防犯対策、見守り機能、省エネ対策、家電などの使い勝手の向上など、様々な面で暮らしの安心感や快適性を高めるIoT。次世代型住宅の鍵を握るアイテムのひとつとして注目されています

子育て世帯に嬉しい共用施設や共用サービス

大規模マンションに設けられるキッズルームやパーティルームは、同じマンションに住む子育て世帯の出会いの場、交流の場として機能します。さらに、近年は、共用施設を利用したベビーシッターサービス、英会話など習い事の教室運営など、子育て層をサポートするサービスを導入するマンションも登場しています。
また、2011年の東日本大震災以降、災害時の「共助」の基礎を築くことは、管理会社のひとつのテーマにもなっており、入居当初の住民間交流を図るために、管理会社主導によるイベントが開かれるマンションもあります。こういったイベントがきっかけになり、やがて住民主導による、夏祭りや餅つき大会などの子ども向けイベントに発展する例も数多く見ています。大人たちが協力して、子どもを育んでいく環境が創りやすいのも、大規模マンションの魅力と言えるかもしれません。

近年は、共用施設を活用した英会話などの教室やベビーシッターサービスを導入するマンションも登場しています

家事時短ツールとして活用したい宅配サービス

通販市場が拡大する今、不在の時間が長い共働き世帯にとっては、宅配ボックスも共用部の必須アイテム。2017年11月、国土交通省では、マンションの共用廊下と一体化した宅配ボックスについて、容積率規制の対象外とするルールを明確化。容積率を気にせず、宅配ボックスが設置できるようになったことで、宅配ボックスは拡充されつつあります。最近では、メールボックスと一体化した全住戸宅配ボックス付きマンションや各住戸玄関前に宅配ボックスを設けたマンションも登場。さらに、宅配ボックスを利用したクリーニングの受け渡しサービスや、不在時もネットスーパーで注文した食材などが受け取れる食配ステーションを設けた物件も。進化する宅配サービスは、共働き&子育て層にとって大助かりの時短ツールになってくれそうです。

ネットスーパーで注文した食材が不在時も受け取れる「食配ステーション」を設けたマンションも。「買い物」にかかる時間を短縮することができます

24時間ゴミ出しできるか否かも要チェック!

マンションを検討する段階では見逃されがちですが、意外にあるとないとで大違いなのが、「24時間ゴミ出し」の可否。それでなくても忙しい共働き&子育て層の朝。「ゴミをまとめて、午前7時までにゴミ集積所に持っていかなきゃ」と焦っても、子どもは予定通りには動いてくれないもの。出しそびれて、また次回なんてこともありがちです。その点、「24時間ゴミ出し可能」物件ならば、ついでの時にいつでもゴミ出しが可能。時間に縛られる家事がひとつ減るだけで、時間のゆとりだけでなく、気持ちのゆとりが生まれます。収集日を覚えておく必要がないだけでも大助かり。毎日でもゴミが出せるので、住まいをいつもすっきり美しい状態で保ちやすい点もメリットです。

共働き層にとって、あるとないとでは大違いなのが、「24時間ゴミ出し」の可否。物件検討の際にチェックしてほしいポイントのひとつです

保育施設を併設したマンションも登場

2017年10月、待機児童問題解決策のひとつとして、厚生労働省および国土交通省より地方公共団体あてに「大規模マンションでの保育園の設置促進」に関する通知が出されました。
これには、「容積率緩和の特例措置を活用して建設される大規模マンションについて、新たな保育施設が必要と見込まれる場合には、都市計画の内容等として位置付けられるとともに、地方公共団体から開発事業者に対し、保育施設の設置を要請すること」とされました。これを受け、自治体ごとに推進のための様々な施策が打ち出され、保育施設を併設した大規模マンションが供給されるようになりました。住民が優先入所できる制度を定めている大阪市を除いて、必ずしも住民の優先入所がかなうものではありませんが、仮に入園がかなえば、送り迎えの時間がほぼ不要になります。共働き&子育て層にとって最も大変な保育園期の負担を軽減してくれる“育住近接マンション”の動向も注目しておきたいトレンドのひとつです。

共働き世帯の保育園期にかかる実質の通勤所要時間は「自宅⇔保育園⇔職場」。保育施設併設マンションで、仮に入園がかなえば、「自宅=保育園」なので、ここにかかる時間を大きく短縮することができます

井上真樹の連載「後悔しない住まい選び」の記事一覧はこちら

(最終更新日:2020.01.22)

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