年末の恒例行事といえば大掃除。1年間の汚れを落とし、新しい年を迎える準備として、日本人にとって大切な行事のひとつとなっています。2019年末は新元号「令和」となって初めての年末を迎えますが、大掃除に対する意識に変化は見られるのでしょうか? 20歳以上の男女4,160人を対象に2005年から調査を開始し、今回で15回目を迎えた「ダスキン 大掃除に関する意識・実態調査」から最近の傾向を探ります。

2018年末の大掃除実施率と掃除する理由

平成最後の年末となった2018年末に大掃除を実施した人は55.9%となり、15年前と比べて6.6%減少、調査開始以来3番目に低い数字となりました。大掃除をする理由は15年前と同様「気持ちよく新年を迎えたいから」が35.9%と最も多く、「毎年恒例の習慣だから」は15年前より8%減少して21.8%となり、習慣の意識は薄くなりつつあることがわかります。

出典:ダスキン株式会社「第15回ダスキン大掃除に関する意識・実態調査」

大掃除は年の瀬の“駆け込み派”が多数。「計画的に1日」で済ませる傾向に

2018年末の大掃除を実施した日は、12月29日が35.6%、12月30日は33.7%、12月28日は21.2%となり、12月最終週で実施した人は6割を超えていました。

大掃除に費やした日数は、15年前と同様「2日」が27.6%と最多。しかし「1日」(23.9%)の割合は15年前と比べ約2倍に増加しています。1日で完了した理由の半数以上が「計画的に1日で実施した」ことから、大掃除を短期間で済ませる傾向もわかってきました。

出典:ダスキン株式会社「第15回ダスキン大掃除に関する意識・実態調査」

苦手な場所はプロにお任せ?

2009年末の大掃除から調査を行なっている「大掃除で最も精力的に掃除する場所」「最も汚れが落ちにくい場所」という項目については、10年連続で「レンジフード・換気扇」が1位でした。この結果に呼応するように、大掃除で最も苦戦した場所への対策として、「レンジフード・換気扇の掃除をプロに依頼したい」と答えた人も半数以上に上っており、そのうちの半数以上が、その満足度について「自分では掃除できない場所の掃除ができた」と回答しています。

出典:ダスキン株式会社「第15回ダスキン大掃除に関する意識・実態調査」
汚れの落ちにくい場所の掃除をプロに依頼する人も増えている

SNSが大掃除の情報源。「令和」最初の大掃除の取り組み方は

「最も参考になった大掃除のやり方・方法の情報源について」は5年前と同様に「テレビ・ラジオ」が28.3%で最多でしたが、スマートフォンやSNSを利用する人の増加にともない、SNSを情報源とした人は11.7%と5年前より約8倍に増えています。

スマホ片手に掃除方法のおさらいをしたり、投稿された綺麗なお家の写真を見て掃除に対する士気を高めたりと、令和最初の大掃除は自分らしいスタイルを見つけて取り組む傾向がさらに進みそうです。

まとめ

大掃除の15年間の推移を見ると、実施率は減少傾向にあるものの、いまだに約半数の人が実施する年末恒例の習慣といえます。日本の住宅環境の変化や掃除用具の進化、共働き世帯の増加による家事労働の分担、代行サービスの利用など、掃除を取り巻く環境は「短時間でコンパクト」へ日々変化していますが、「新年を気持ちよく迎えたい」という年末大掃除の目的は、今も昔も変わらないようです。

【調査概要】
調査目的:2018年末の大掃除についての意識・実態把握
調査対象:20歳以上の男女
調査地域:全国(エリア区分:北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州)
調査方法:インターネットリサーチ
調査時期:2019年1月25日(金)~1月26日(土)
サンプル数:4,160サンプル〔うち高齢者(60歳以上)832人〕
      ※全データに対してn数30未満のものは参考値として記載

ニュース参照元:PRTIMES
ニュース提供元:株式会社ダスキン

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