「DIYで本棚を作る」と聞くと難しそうと思うかもしれませんが、そんなことはありません。100円ショップで手に入るものを使って簡単に作ることができます。最初は大きいサイズのものは難しいので、単行本が入る小さいサイズから挑戦してみましょう。小さいものなら、電動工具を使わずに気軽にDIYすることができますよ。

本棚に必要な準備

■材料
・ボックス4個(100円ショップで購入)縦10センチメートル×横20センチメートル×奥行き7.8センチメートル
・杉板 2枚 長さ60センチメートル×幅18センチメートル×厚み1.2センチメートル

■道具
・木工用接着剤
・ワックス オールドワックス:ウォールナット
・布
・ビニール手袋
・厚紙2センチメートル×5センチメートル程度
・紙やすり180番
・ドライバー(ボックスに金具がついている場合)

使用する材料

今回使うボックスは、木製のウォールシェルフ。壁にかけて使うタイプなので、金具がついています。

ボックスなど、すでに形になっているものを利用すると時短にもなって簡単です。ただし、作りたいものに合った材料探しが重要になります。文庫本のサイズはおよそ奥行き108ミリ、高さ148ミリです。まずはこのサイズに合うボックスを探しましょう。

ボックスの側面と棚板の接着する面積が広いほど丈夫に作ることができます。また、箱の間口が内側に向くタイプでも作ることが可能。奥行きが深いと、その分デットスペースができてしまうので、その点も考えて材料を選びましょう。ボックスを並べ、上に棚板を載せたときに安定すればそのまま作ってOKです。

今回使ったウォールシェルフは、四角い箱で背板のないタイプのボックスです。立てて使うと高さが20センチメートルになるので、文庫本よりも少し大きいB6判12.8センチメートル×18.2センチメートルを入れることができました。

また、使用する杉板はホームセンターで購入しました。ホームセンターには木材のカットサービスがあるので、そこで切ってもらいましょう。有料ですが、真っすぐきれいにカットしてくれて木屑も出ないので便利です。

作り方

1.まずは組み立て前の下準備から。ボックスに金具などがついている場合は、ドライバーで外します。

金具を取り外す

取り外す金具のネジが小さい場合は、「1番」というサイズのドライバーが必要です。こんなときのために、いくつかのサイズが入っているドライバーセットがあると便利ですよ。ドライバーセットにもいくつか種類があります。定番のドライバー、マイナスドライバーの他にキリやヒートン回しなどが入っているセットもありますので、必要に応じて選んでください。

ボックスが塗装されている場合は、表面に紙やすり180番をかけておくと接着力がアップします。

2.仮組をおこないます。下側の棚板の上にボックスを置き、上側の棚板を載せて位置を決めます。位置が決まったら、棚板に鉛筆で軽く印をつけておきましょう。ボックスの位置はできるだけ端に寄せること。左右の棚板は、少し飛び出しても、ピッタリでもOKです。ご自身の好みに合わせて作りましょう。仮組した後、少し離れたところから見ると全体の雰囲気がわかりますよ。

位置を決めたらその箇所に印を

3.棚板にワックスを塗ります。できるだけワックスを布でしっかり伸ばすようにして塗ってください。(2)で印をつけたところ(接着剤を付ける場所)にはワックスを塗らないようにします。

もし色を濃くしたい場合は、乾いた後に上から重ね塗ります。ワックスに記載されている乾燥時間を参考に時間をあけてください。冬と夏では乾燥時間が変わりますので、時期によっても変動します。

今回はターナーのオールドワックス、色はウォールナットを使いました。ビニール手袋をすると手が汚れづらくなりますよ。

布を使ってワックスを塗っていきます

4. 木工用接着剤で2つのボックスを貼り合わせていきます。厚紙を使って、ボックスの間口側に木工用接着剤を伸ばします。全体的に薄く白くなるように伸ばしてください。木工用接着剤は塗り過ぎるとはみ出してしまいますが、濡れた布で拭き取れば問題ありません。

接着剤で貼り合わせることができます
これを2組作ります

5.貼り合わせたボックスの側面に木工用接着剤を厚紙で伸ばします。

側面にも接着剤を

そして下側の板にしっかりと貼り付けます。

接着剤で固定

反対側も同じようにボックスを貼ります。

位置がずれないように気をつけること

6.上側の棚板も接着剤で貼り付けます。ボックスの側面に同じように木工用接着剤を伸ばして、棚板を印に合わせて載せます。このとき、上からしっかりと押し付けるようにしてください。ボックスの位置がずれないように、本などの重しを載せて接着剤を乾燥させましょう。

接着剤が乾いたら完成

単行本サイズが入る本棚ができました。ボックスの中にも本や小物を並べるなど自由に使うことができます。本も置くことができて、お気に入りの小物を飾れるスペースがあるとお部屋を楽しく演出できそうです。

完成した本棚

1段追加もできる、DIYアレンジ

もう少し高さのある本棚にしたい場合は、同じ要領でもう1段上に棚を作ることも可能です。

今回は幅60cmの板を使いましたが、もっと幅を広くしたい場合は板がたわんでしまうので、補強のために真ん中にもボックスを入れてください。

オープン棚は後ろ側に物が落ちてしまうことがあります。気になる場合は背面に板を取り付けましょう。

背板の取り付け方もいくつかありますが、箱に合わせて薄い合板を木工用接着剤で貼ったり、後ろ側の下側に角材を接着剤で貼ったりするのが簡単です。

そのほか、ボックスを増やしたり、並べ方を変えたりしてガラリと雰囲気を変えることも。例えば、ボックスの数を増やすとブックエンドを使わなくても本が倒れづらくなります。また、ボックスの中に棚があると、細かい物を飾るのにちょうどいいですよ。

アイデア次第でいろいろなデザインが考えられます。ぜひオリジナルの本棚制作を楽しんでください。

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