2019年9月9日未明に千葉県へ上陸した台風15号(ファクサイ)。過去に関東を直撃した台風の中で最強クラスの「非常に強い」勢力を保って直撃したことにより、千葉県や神奈川県で約90万軒以上が停電になるなど、関東地方に甚大な被害を与えたのは連日報道されているとおりです。そのような状況下、生活トラブル関連のサービスを展開するシェアリングテクノロジー株式会社が同社に寄せられた被害相談をもとに実態を調査しています。

寄せられた相談内容からみる被害の大きさ

同社にお問い合わせいただいた台風被害の中で、特に多かった5ジャンル(アンテナ・雨漏り・ガラス・伐採・漏電)の相談件数約7,500件をまとめたものです。

グラフのとおり、台風15号は直近1年間の台風と比べても圧倒的に相談件数が多く被害の大きさを物語っています。

グラフ1ー台風別の相談件数(シェアテクノロジープレスリリースより)

ジャンル別にみると、特に被害の多い場所はアンテナで、全体の約半数を占める結果となりました。同社によれば「アンテナの被害は折れたり変形したりするだけでなく、人や建物を巻き込んで倒れることも考えられるため注意が必要。」とのこと。

グラフ2ージャンル別の相談件数(シェアテクノロジープレスリリースより)

同社は、日頃から24時間体制で全国約3,600社の専門業者とマッチングすることで、日本中で発生する「暮らしのお困りごと」を解決していますが、台風15号直撃後に約1,200件を対応、順次復旧作業をおこなっているとのことです。

台風通過後に注意が必要な4つの二次被害

同社に寄せられた問い合わせを基に二次被害につながらぬよう、台風通過後に注意を払うべき注意点についてもまとめています。台風通過後も被害状況について入念にチェックしておかなければ、あとから想定外なトラブルが発生し、二次被害となる可能性があります。

昨年2018年9月下旬に発生した台風24号においても10月以降も以下のようなお困りごとが発生し問合せが複数ありました。(同社加盟店より)

【雨漏り】
・台風の風圧や飛来物で、屋根や壁などにダメージが入り
そこから雨水が侵入
・漏電や獣害などのその他の被害に発展
▼確認する場所
・屋根:屋根材の剥がれ/浮き/欠け
・雨樋:歪み/破損
・外壁:コーキング剤の剥がれ/ヒビ

【漏電】
・台風後の雨漏りで、ブレーカーが濡れてショート
・ショートした際に飛び散った火花から、火災に発展
▼確認する場所
上記と同様

【獣害】
・台風で破損した箇所に鳥獣が侵入し、そのまま住み着く
・騒音や糞害を引き起こすケースあり
▼確認する場所
・屋根:穴
・外壁:穴
・軒天:割れ/欠け/穴

【電波障害】
・アンテナが故障してテレビがうまく映らなくなる
・アンテナが無傷でも方向が変われば電波状況が悪化する
▼確認する場所
・屋根:アンテナの損傷/ずれ

台風が完全に過ぎ去り、身の安全を確保し元通りの生活に戻ってからは、こうした被害が起こっていないか建物やその周辺の環境をしっかり確認することを同社は推奨しています。

また屋根や外壁のチェックについては、専門業者に依頼するのがおすすめです。特に屋根や外壁のチェックは高所でおこなうため、転落事故にも発展します。また、小さな見落しが大きな被害に発展するケースも珍しくありません。

10月以降も台風の接近に注意

例年の台風発生数は月別に見てみると8月が5.9個と最も多いのですが、10月も3.6個発生、本土への接近数は0.7個と油断はできません。

同社は今後の台風被害に備えることはもちろん、災害に遭われた場合は専門業者に相談するよう注意を促しています。

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