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好みやニーズに合わせて家具を作ったり、自宅の補修をしたりするDIY。いろいろなDIYを行ってスキルが身についてきたら、サンルームを作ってみてはいかがでしょうか。難しそうに聞こえますが、意外と簡単にDIYできます。今回はサンルームのDIYにまつわる方法をご紹介します。

サンルームの活用法

サンルームとはその名の通り、太陽があたる部屋のこと。もともとは温室として使われることが多かったようで、天井までガラスやアクリル板などの透明な素材で覆われています。

サンルームはさまざまな活用法があります

洗濯物干しスペース

梅雨や冬の時期などは洗濯物の乾き具合が気になるところ。扇風機の風を当てたり、除湿器を使用したりしながら、サンルームを物干しスペースとして使用することができます。

ガーデニング

元々温室として使われていたスペースですから、ガーデニングにも最適です。積雪や霜が降りる地域では、植物を避難させておくことができます。ただし、凍結に弱い種類ではヒーターなどの暖房設備が必要になる場合もあります。

天井に透明なアクリル板やガラス板をはめるので、直射日光がふり注ぐことになりますが、それを遮れるようにカーテンやタープなどを取り付けるのが一般的です。真夏はそうした遮光装置を使いながら、窓を開けることで風通しが良くなるので、居室の温度は思ったよりも上がりません。

設置方法による分類

どこに設置するかによっても雰囲気や使い方が変わります

1階にサンルームを設置する場合、設置する床のタイプによって「床納まり」と「土間納まり」に分かれます。「床納まり」はリビングなど南向きの日当たりの良い居室から続くように設置するので、床があって靴を履く必要がなく、部屋が1室増えたようなイメージです。
「土間納まり」の場合は、既存の土間の部分が床になるように設置します。なので、基本的には土足で入ることになります。こちらは倉庫に近いイメージかもしれませんね。
販売メーカーによっては「ウッドデッキ納まり」のように自社製品のデッキ上に設置するタイプがありますが、これは土間納まりの変形と考えて良いでしょう。この場合はデッキ上がきれいならば、靴を脱いで上がるルールにするのもアリですね。

2階にサンルームを設置する場合は、ベランダに「土間納まり」で設置するのが一般的。南向きの居室に余裕がある場合は、居室の一部を壁で区切ってサンルームという扱いにすると床納まりのサンルームが設置できます。
3階以上のベランダには、風圧の関係で設置できないメーカーが多くなっています。同様にDIYで設置するのは避けた方が良いでしょう。

DIYでサンルームに挑戦!

キットを使うのが一番始めやすいです

DIYで作る場合は、既存のウッドデッキ上に土間納まりとして設置するのが一番簡単な方法です。床納まりの場合、基礎を設置しなければならず、コンクリートが打たれていない場合はなかなか難しくなります。

キットを活用する

オンラインストアではさまざまなサンルームのキットが販売されています。特にアルミフレームにしたい場合はキットがおすすめ。木材に比べて加工が難しいので、キットを購入し、説明書通りに組み立てていきましょう。

2×4材を活用する

2×4材はアメリカの建築木材の規格です。日本のホームセンターでも安価に売られているので、入手しやすくなっています。2インチ×4インチの断面だったことから名前がついたようですが、実際のサイズは38mm×89mm。また、2×4以外のサイズもあり、一番細い1×1(ワンバイワン)木材は19mm×19mm。幅の広い2×8(ツーバイシックス)材は38mm×184mmで、真四角の4×4(フォーバイフォー)材は90mmになっています。

樹種はSPFと呼ばれるアメリカやカナダ産のもの。スプルース(トウヒ)、パイン(マツ)、ファー(モミノキ)といった樹種が混じっています。国産のスギやヒノキなどの2×4材も販売されていますので、そちらを探すのも良いでしょう。その際、乾燥がきちんとされているかどうかをチェックするようにしてください。

木材のセレクトと同時に、運搬手段を考えておきましょう。自家用車に乗せられる長さであるかどうか、マンションのエレベーターで運べるかどうかもチェックしましょう。ホームセンターでは荷物を運ぶ車を貸し出すサービスがあったり、購入商品を届けたりしてくれるサービスがあることも。料金や利用可能な曜日などを予め押さえておくようにしましょう。webショップであれば、配達してもらえるのでそちらを利用するのも手です。

また、同時にチェックしておきたいのは木材のカットサービス。多くのショップにありますが、値段や対応してくれるカット方法が異なりますので、事前に調べておくようにしましょう。

設計を決めて、木材の購入・カットを行ったら、やすりがけや塗装へと進みます。やすりがけを怠ると、とげが刺さるだけでなく、塗装が荒くなり、シロアリの被害に遭いやすくなるので、ここはしっかり行いましょう。

DIYの簡単な手順

柱用の角材から立てていきます。ウッドデッキ上に立てる場合は、ブラケットなどを活用して、固定させると強化されますね。地面におろす場合は、基礎石が必要になります。柱が立ったら、屋根をつける作業を。屋根の骨組みを取り付けたら、ポリカーボネイトやアクリル板を固定して屋根にします。

次に、下から壁をつけていきます。腰ぐらいの位置までは、木材で覆うようにすると強度が保てますよ。また、壁上部に取りかかるときは窓枠から取り付けます。窓フレームは市販品を利用しても良いでしょう。フリマアプリなどでアンティークな窓枠が出品されていることもあるので、好みの窓枠をチェックしてみてくださいね。

さて、壁ができたら内装にとりかかりましょう。内装は遮光できるカーテンやよしずが必須です。天井部分にも取り付けるのをお忘れなく。洗濯干しスペースとして活用するなら物干し用のパーツが必要になりますね。その他、小さなテーブルや椅子があると居心地の良い空間になりますよ。

DIY好きなら一度は挑戦してみたい、サンルーム作り。時間と予算に余裕があったら、ぜひ計画してみてくださいね。

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