部屋のインテリアに合わせて選びたい、快適なラグ選びのポイント

「楽しみながら生活を豊かに」をコンセプトのウェブマガジン『REISM STYLE』より、生活の中のさりげないワンシーンやアイテムを通して自己表現できる、とっておきの楽しみ方をご紹介いたします。

部屋のインテリアの定番ともいえるラグ。ただ、いざ選ぼうとすると、素材もデザインも大きさも多様なため、どれを選ぶべきか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。
ここでは、部屋にラグを敷くことのメリットや、ラグ選びのポイントについて紹介します。

なぜラグを敷くのか?

まずはラグを敷くことで、どのような効果が得られるのかを見ていきましょう。

足音の軽減

フローリングは足音や物の落下音などが響きやすいですが、ラグやカーペットを敷くことで音を軽減させることができます。より高い効果を得るには、防音加工されたラグやカーペットもおすすめです。

ほこりを舞い上がらせない

フローリング上のほこりはちょっとした風や人の動きで舞い上がりやすく、だからといって頻繁に掃除機をかけるのも手間がかかるものです。しかし、ラグやカーペットを敷くことでパイル(毛羽)がほこりを吸着してくれるため、舞い上がるほこりの量を軽減させることが可能です。

保温性を高める

ラグは保温効果があるため、床からの足元の冷えを軽減してくれます。敷き詰めるだけで高い保温効果を発揮するため、フローリングのままでは足元が冷えやすい冬場には特に重宝するでしょう。

ほかにも、ラグは汚れやシミ、家具を移動させた際の傷などから床を守ってくれるというメリットもあります。ラグを敷く目的によっても選び方は変わってくるため、優先させたい用途はあらかじめ決めておきましょう。

ラグ選びのポイント

ラグ選びにあたっては、「サイズ」と「素材」の2つの視点から選ぶことがポイントです。それぞれの選び方のコツを見ていきましょう。

サイズの選び方

ラグのサイズは、ラグを敷く部屋の家具や、なぜラグを敷きたいのかという用途に応じて選びましょう。

・足音や落下音を防止したいのであれば動線に合わせて
・保温効果を得たい場合は足元が冷えやすい場所、ソファやテーブルの下など長くいる場所のスペースに合わせて
・食べこぼしなどによる床の汚れ防止のためならダイニングテーブルの大きさに合わせて

上記のようなことを考えて選ぶのがポイントです。

例えば、ダイニングテーブル周りに敷くのであれば、椅子を引くことも考慮してスペースをとる必要があります。また、ベッドの横に敷きたい場合は、ベッドの長さに合わせたラグにすることで、バランス良くまとめることができるでしょう。

素材の選び方

ここでは、ラグの代表的な素材の特徴を見ていきましょう。素材については、好みや用途に応じて選んでください。

・綿
綿は、肌触りの良さと、季節を問わず使いやすい点が人気。

・ポリエステル
ポリエステルは熱に強く、掃除や洗濯がしやすい。

・アクリル
アクリルは色あせしにくくカラーバリエーションが豊富。吸湿性も高い。

・ウール
湿度調整機能があるウールは、冬は暖かく夏は涼しい。

・ナイロン
ナイロンは耐久性が高く、擦り切れにも強い。

・麻
涼感がある独特の素材感で、夏におすすめの麻。水や汚れにも強い。

・シルク
シルクは光沢があり、柔らかさが特徴的。

・ポリプロピレン
軽くて丈夫なポリプロピレンは、日光による色あせもしにくい。価格も手頃。

ラグのお手入れ方法

ラグはこまめに掃除機をかけるようにしましょう。掃除機をかける際は、ラグの毛を起こすイメージで逆目にかけることで、パイルの内側に溜まったほこりやゴミもしっかりと吸い取ることができます。

また、湿気を溜めないよう、定期的に窓を開けたり、裏返して風を通したりすることもポイントです。外干しをする際は、色落ちに注意して陰干しをしましょう。

まずはラグを敷きたいスペースの分析を!

ラグを家具との組み合わせや目的に応じて上手に選ぶことで、おしゃれなインテリアとしてだけではなく、実用品として活躍させることができます。
手入れのしやすさや価格も比較しながら、自分の部屋にぴったりのラグを見つけてみてはいかがでしょうか。

(この記事はREISM株式会社が運営するREISM Styleからの転載です)

(最終更新日:2019.10.05)
※本記事の掲載内容は執筆時点の情報に基づき作成されています。公開後に制度・内容が変更される場合がありますので、それぞれのホームページなどで最新情報の確認をお願いします。
~こんな記事も読まれています~

この記事が気に入ったらシェア