この記事は、約5分で読めます

梅雨が終わり、いよいよ夏本番。毎年この時期になると、一日中エアコンをつけていて、電気代が高額に……と悩ましい季節です。今回はそんな悩みを解決するために、光熱費の節約術についてお伝えします。

電気代の節約術

家電によって消費電力も変わってきます

電気代の節約を考える前に、まずは家電製品別の消費電力を確認しましょう。以下の図は夏の平日14時頃に、どんな家電製品が多くの電気を消費しているのかを図にしたものです。(経済産業省 資源エネルギー庁ホームページより)

 

<夏の日中(14時頃)の消費電力>在宅世帯平均

エアコンの消費電力が半数を締めているのがわかります(経済産業省 資源エネルギー庁ホームページより)

これを見ると、エアコンが約6割を占めています。1位:エアコン 2位:冷蔵庫 3位:照明この3つを集中して使い方を見直すと効率的に電気代が下がります。

エアコン

・フィルターの掃除を定期的にする(自動お掃除機能がついているとなお良い)
・カーテンを閉める(遮光カーテンならなお良い)
・家族同じ部屋で過ごす(寝室も一緒だとなお良い)
・風量は「自動」で設定する
・扇風機やシーリングファンとの併用

冷蔵庫

・冷蔵庫の開閉の回数を減らすために、麦茶などは保冷ポットに常備する
・設定温度は「中」で十分、夏以外なら「低」で十分
・食材を詰め過ぎない
・壁から適切な間隔で設置する

照明

・こまめに消す
・LEDの活用

トイレ

・暖かい時期は便座の保温スイッチを切る
・ふたをする習慣をつける

ガス代の節約術

効率よく行うことが節約につながります

ガスを多く使う場所と言えば、キッチンとお風呂です。したがって料理やお風呂を効率よく済ませることがポイントになります。

キッチン

・茹で野菜は電子レンジを活用
・レンジだけで作れる「レンチンレシピ」をマスターする
・1リットルのお湯を沸かすときは、水から沸かすより電気ケトルを使う方が効率的
・コンロの火は鍋からはみ出さない程度で
・圧力鍋や保温性の高い鍋で時短料理を

お風呂

・追い焚きを避けるため、お風呂には続けて入る
・必ずふたをする
・シャワーはこまめに止める
・シャワーヘッドは節水タイプを

固定費となるプランを見直す

電力とガスの自由化が進み、各社料金体系に競争が生まれました。この機会に電力会社とガス会社のプランを見直し、固定費の節約を図りましょう。一度の見直しで継続して節約効果が続くのでとてもお得になります。まずは、お手元に現在の契約内容や金額の明細書を準備し、各会社のホームページから比較検討します。

家族構成や昼間在宅しているかによっても料金プランは変わりますので、子どもが自立したときや仕事を始めたときなどは見直すことでグッと安く抑えるチャンスです。例えば、共働きの場合、契約内容を深夜電力に変えて、食洗機・洗濯等、22時~8時の間に家事を集中させると節約効果が高まります。また、電気とガスのセット割といったプランもあるので、一番お得なプランを選択していきましょう。

支払方法をクレジットカードに変更する

電気代・ガス代共に、可能であれば口座引き落としではなく、クレジットカード払いにする方が、クレジットカードのポイントが貯まるのでお得です。必ず毎月必要なコストほど、クレジットカード払いにしてポイントを貯め、ポイントをマイルやキャッシュバック等で確実に使うことがお金の賢い使い方です。

省エネ性の高い家電製品に買い替える

10年以上使用している場合、買い替えを検討しましょう。まだ使えると思っても古い電化製品は省エネ性が低く電気代が高くなりがちです。まずは、省エネ製品買換ナビゲーション「しんきゅうさん」で省エネ製品とさまざまな家電を比べてみましょう。「しんきゅうさん」では10年前の冷蔵庫を最新の物に買い替えると49%も電気代が安くなると試算されています。現在使用の製品と購入を検討している製品と比較することで、いくら位電気代が節約できるか確認できます。また、購入時には「省エネルギーラベル」を参考にすることで年間の電気代の目安が分かります。

新築やリフォーム時は省エネ性の高い住宅を作ろう

住み替えのタイミングこそ見直しのチャンス

新築やリフォームを検討するときは、風呂、キッチン、トイレ、洗面台といった水回りは必ず省エネ性の高い製品を選びましょう。また、間取りも光熱費が高くならないよう考えて設計することが肝心です。床暖や吹き抜け、リビング内に階段があったりすると電気代は高くなります。住まいを選ぶときは、憧れや理想もあると思いますが、実際に住み始めたときに毎月かかる光熱費が高いと、とてもストレスになり幸福度は下がります。一度、この間取りや水回りだと、どの位光熱費がかかるのか計算してみるといいでしょう。間取りや水回りは簡単に替えることができませんので、じっくりと検討することが大切です。

太陽光発電は投資や売電という考えより、省エネや環境に良いという考えで、かつ日照時間の長い地域なら良い選択です。太陽光発電を取入れることで、自宅内のパネルでどの位電気を使用したのかが分かるため、家族の節約意識も高まります。また、再生エネルギーとして電気自動車へ充電すればさらなる節約効果を生むなどメリットは増えます。

これらの提案は新築やリフォーム時だからこそできる提案であり、賃貸ではできないことがほとんどです。初期投資はかかりますが、大金をかけてマイホームを持つならば長期目線で考え、光熱費をグッと抑えることができるような家作りにしていきましょう。

まとめ

光熱費は、生活するのに困らない程度は使っても、多く使ったからといって幸福度が増すわけではありません。毎月の光熱費が3,000円節約できたら、その分自分達の好きなものや大切なことにお金を使うことができます。大切なお金を「生きたお金」として使うためにも、光熱費の節約はしっかり取り組む習慣を身に付けていきましょう。

おすすめ記事