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「引っ越したら、今までよりガス料金が高くなったのはなぜ?」「自由化といわれても、どうやって選べばいいのかわからない……」「わが家はプロパンガスだけど、安くならないの?」など、ガス料金については意外にわからないことも多いもの。

都市ガスが2017年に全面自由化したニュースは、家計にとって朗報と注目されましたが、今のところ切り替え率は約1割に留まっています。そこで、今からでも遅くない、ガス会社見直しのポイントについて、電力・ガスの比較サイトを運営するENECHANGE株式会社広報室に伺いました。

そもそも、都市ガスとプロパンガスは何が違うの?

全国の家庭で使われるガスには都市ガスとプロパンガス(LPガス)の2種類があります。

経産省の発表資料によると、平成27年度のガスの種別需要家規模(=需要家庭数)は約51%が都市ガス、約47%がプロパンガスで、世帯数で見るとおよそ半々です。(経産省:電力及びガスの小売全面自由化について

メタンが主成分の天然ガスを主原料とする都市ガスは、電気や水道と同じように地下を通る導管から各家庭に供給されます。導管を引くのはかなりの投資が必要となるため、人口が密集している都市部を中心に発展し、「都市ガス」と名付けられました。

一方、プロパンガスはプロパンやブタンが主成分の液化石油ガスを原料とし、ガスボンベに充填して供給されます。人口密度が低いエリアでは、導管を引くよりもガスボンベを配送した方がコストを抑えられるため、プロパンガスが主流となっています。また、一般的に都市ガスに比べるとプロパンガスの方が料金が高いといわれています。

人口密度が低いエリアでは、導管を引くよりもガスボンベを配送した方がコストを抑えられるため、プロパンガスが主流となっています

都市ガスの普及率は東京都や大阪府では8割を超えますが、1割を下回る道府県もあります。都市ガスかプロパンガスか、ガス会社によっても価格が異なるので、これから新居を探す方は、まず、その候補地に届けられているガスの種類と供給会社についてチェックしてみましょう。

どうして都市ガス会社によって価格が変わるの?

理由1:基地からの距離で変わる

都市ガスは、海外から輸入した天然ガスをLNG(液化天然ガス)基地で一度気化して、主要導管網(パイプライン)で人口密集地域や工業地域に運ばれます。供給区域内への導管(ガス管)の引き込みが長くなるほど、コストがかかります。また、主要導管網がないエリアには、タンクローリーや内航船、鉄道貨車で輸送します。このように、ガス料金には原料費だけではなく、家庭に届けられるまでのこうした費用が含まれるため、一般的にLNG基地から近い方が安く、遠い方が高くなります。従って、LNG基地から近く主要な導管網が発達している首都圏は全国的に見て安く、LNG基地が遠隔地にある関西圏は高くなる傾向にあります。

また、同じ都市ガス会社との契約でも、住む場所によって料金が異なることがあります。例えば、東京ガスは4つの供給区域に分かれており、それぞれの区域で料金体系が違います。一方、大阪ガスは供給区域が分かれていないので、LNG基地に近い沿岸部も、LNG基地から離れた内陸部も同じ料金体系です。このようなガス会社内の供給区域については各社ホームページで確認しましょう。

理由2:ガス会社の規模で変わる

都市ガス事業者は全国に200社近くありますが、全供給量の7割を占めるのは大手4社です。大手4社と中規模ガス会社(北海道ガス、仙台市ガス局、静岡ガス、広島ガス、西部ガスなど)が、独自の基地と導管を持ち合わせています。その他120社にのぼる小規模ガス会社は、大手4社や中規模ガス会社からガスの供給を受け、さらに導管を借りて各家庭に供給しているため、輸送費がかかり価格が高くなる傾向があります。

賢いガス会社の選び方は?(都市ガス供給エリア)

まず、自由化以降に新規参入したガス会社があるかチェックしましょう。「エネチェンジ」や「カカクコム」などの比較サイトで、無料で簡単に調べられます。検索した結果、新規参入した会社がわかれば、ぜひ比較検討してみましょう。

複数のガス会社から選べるエリア

地域の大手電力会社がガスを販売している場合は、電気とガスのセット契約について調べてみましょう。例えば、首都圏では東京電力も東京ガスもお互いにセット料金プランを設定しています。電力会社でまとめるのか、ガス会社でまとめるのか、どちらがお得になるのか比べてみましょう。同じくらいの料金なら、ポイント制度や、緊急時のかけつけサービスなど付帯サービスが自分のライフスタイルに合っているかを考えて決めるとよいでしょう。

電力会社をすでに切り替えている場合は、電気とガスのセット料金にすることで、逆に高くなることもあります。そのような時はガスだけの切り替えを検討しましょう。

新規参入がなく、都市ガスが1社しかないエリア

ガス事業は、原料の調達やインフラ整備、保安体制の維持を自前で行うにはかなりの費用が必要になるので、新規参入が難しいと言われています。そのため、都市ガスの普及率が高い東京ガスのエリアでも10数社という現状です。

そうはいっても、家計のコストダウンをあきらめるのは、まだ早いです。ガス料金を口座振替やクレジットカード払いにすればポイントが貯まったり、電気料金とセット契約にすれば光熱費が安くなったり、特典やサービスを充実させているガス会社が増えています。現在契約中のガス会社のサービスをよく調べてみるのも手です。

賢いガス会社の選び方は?(プロパンガス供給エリア)

プロパンガスはそもそも自由料金!

各家庭にガスボンベで供給するプロパンガスは、国や公的機関による料金体系のガイドラインがなく、各ガス会社によって自由に料金を設定できます。そのため、「実は隣の家と料金が違った!」ということも。特定の地域のプロパンガス会社としか契約できないと思って、高いプロパンガス代を払い続けている方も多いかもしれません。複数のプロパンガス会社の料金を比べてみれば、コストダウンの可能性が十分にあります。

まとめ

私たちが日ごろ何気なく使っているガスは、ガスの種類や供給会社によって料金が変わります。これから新居を探す方はもちろん、現在ガス会社と契約中の方も、居住エリアのガス会社をよく調べることで、より安い料金体系やお得なプランがあることがわかりました。家計のコストダウンには、固定費をどれだけ抑えられるかが重要です。ぜひこの機会にガス料金を見直してみましょう。

【取材協力】 ENECHANGE株式会社  〒100-0004 東京都千代田区大手町2-6-2 日本ビル3F TEL:03-6774-6601(代表)

電力・ガス比較サイト「エネチェンジ

(最終更新日:2019.10.23)

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