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近年、暮らしのスタイルはどんどん多様化してきています。購入を考える場合、「戸建てかマンションか」「新築か中古か」という定番の選択肢にプラスして、リノベーション需要が高まっていることをご存じでしたか? 今回は、そんな世相を反映してこの4月に東京・汐留のパナソニックにオープンした「TOKYO リノベーション ミュージアム」を紹介します。施設を訪れたレポートとともに、リノベーションの最新動向を探ります。

リノベーションのニーズは多様化している

リノベーション住宅は最近よく耳にする言葉ですが、そのタイプはさまざま。中古マンションをリノベーションして売り出しているケース、中古マンションを購入して一から行うケース、現在住んでいる戸建てをリノベーションするケース、また原状に戻せるリノベーションなら賃貸マンションでも可能です。
選択肢が増えることで自分が理想とする暮らしにより近づくことができますが、何をどのようにして選べばよいか悩むことがあるかもしれません。TOKYO リノベーション ミュージアムは、そんな人にこそぜひ訪れてほしい施設です。

まずは、リノベーションに関する知識を「学ぶ」

オープンから2ヶ月、TOKYO リノベーション ミュージアムの来館者数は右肩上がりで来館者の年代や目的もさまざま。施設は大きく3エリアに分かれており、入口から順に「学ぶ」「感じる」「実現する」を体感できるようになっています。

まずは「学ぶ」です。リノベーションについて詳しく解説されています。価値観が異なる3タイプのリノベーション事例を模型で展示。たとえば一般的な75平方メートルのマンションを、ケース1では都心のSOHOリノベーションに、ケース2では4つのリビングがあるアットホームな家に、ケース3では戸建てのようなガーデンのある家にリノベーションしています。これらでリノベーションのイメージを具体化していきます。

場所はパナソニック東京汐留ビル1階。大きな通路上の入口からスタートします
入口から入ると、リノベーションの例を1/10スケールにした模型が数点展示されています。それぞれが真俯瞰で見ることができイメージがわいてきます。さらに奥へ進むと、自身のリノベーション意識について分かる仕組みがあります
ここから数ヶ所、タッチパネルのモニターが点在。素朴な疑問についても解消できます。またアンケート方式の質問に答えると、自分のライフスタイルや嗜好に合ったリノベーションの志向性を知ることができます

漠然としたイメージしかなくても、映像などで実例を見ることで自分の希望やリノベ後のライフスタイルが見えてきそうです。より具体的に計画を進めたい人のために、建築の条件や規約により変わるリノベのポイントなども紹介されています。また多くの資料がそろい、マンションでできること、できないこと、防犯対策、スイッチの位置やヒートショック対策などさまざまなポイントを事前に確認・相談することができます。

3番目のエリア。リノベーションについて学べるようにさまざまな資料がそろっています。現在の暮らしと比較し、どこをどのように改善するとよいのか、理想の暮らしへの答えが見えてきます

リノベーションで得られる憧れの暮らしを「感じる」

「感じる」エリアでは、75平方メートルのマンションを2つの異なるテーマでリノベーションした「リアルサイズモデルズ」を展示。模型よりもさらにリアルな暮らしをイメージできるエリアです。

奥には、寝室や子ども部屋もあります。写真は「家族がほどよくつながる家」プランの一例
こちらは「趣味を楽しむ、ギャラリーの家」プランの一例。たくさんある壁を取り払い、玄関から寝室やリビングまで見渡せる間取り。インテリアや家電製品も設置され、リノベーション効果をより深く実感できます

間取りを大きく変更するプラン、間取りを変更せずコストを抑えるプランなど、予算も視野に入れた具体的な原寸大モデルです。家族構成やライフスタイル、家に取り入れたい設備や家事のしやすさなど、リノベーションされた空間での暮らしを疑似体験することができます。

プロに相談しながら、リノベーションへの思いを「実現する」

最後は、リノベーションを進めていくためのさまざまなサービスが用意されたエリアへ。ミュージアム内には他業種のパートナー企業のブースがあります。リノベーション具体化のサポートは、物件探しからリノベ業者、設計事務所の紹介、資金の捻出や保険相談まで多種多様です。リノベーションを考えるうえで不可欠になる幅広いサービスばかりで、計画をすぐに行動に移すことも可能です。このエリアにはリノベーションについてゆっくり検討できるラウンジスペースも設置されています。

具体的な物件や費用などの相談も可能。パナソニックはもちろん、それ以外の企業からもトータルで話が聞けるのは今後の計画にとってとても参考になります。入場は無料

TOKYO リノベーション ミューアジムによると、来館者が求めるリノベーションはひとくくりにできないほど多様化しているといいます。多忙な共働き夫婦が「家族で過ごす時間を長く持てる空間を作りたい」というケースや、子どもが独立し夫婦二人のセカンドライフを充実させるためなど、ライフプランや人生の優先事項を考慮したさまざまな相談が行われているそう。床や壁などの材質、カラー、デザインなど細部まで自分のイメージがすでにあり、それを実現できる建築家やインテリアコーディネーターを探したいというこだわり派も。

TOKYO リノベーション ミュージアムは、この施設内で「学ぶ」「感じる」「実現する」がワンストップで完結しているので、リノベ計画の流れがとてもスムーズ。「実現に向けて具体的に話を進めたい」という人にはもちろん、「興味があるけれど、何から手をつけていいかわからない」というビギナーにこそおすすめの施設です。リノベーションに少しでも興味があるなら、ぜひ一度訪れてみてください。

取材協力/TOKYO リノベーション ミュージアム

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