【保存版】おしゃれな部屋作りに即、役立つ! インテリアのテイスト一覧

インテリアによってお部屋の印象は大きく変わるもの。ずっと家にいたくなるような心地のよい空間にするためにも、インテリアはこだわりたいですよね。一口にインテリアと言っても、その種類やテイストはさまざまです。洋服と同じく、インテリアにもさまざまな種類があるため、好みのテイストを見つけて統一感のあるお部屋にするとよいでしょう。インテリアにはどのようなテイストがあるのか、その種類を一覧にまとめました。

インテリアのテイスト一覧

和風

趣きのある和風テイスト

日本人なら定番とも言える和風のインテリア。代表的なのは床を畳にしたものです。オーソドックスな畳もいいですが、ここ数年で注目を集めているのはヘリがない琉球風畳。

半畳の琉球風畳の敷き方を少し工夫すれば、簡単に市松模様の床ができ上がり、部屋の雰囲気は一気に和のテイストに。また、「畳だと地味になってしまいがち」と気になる人には、カラーの畳も要チェックです。ブルーやイエロー、ベージュなど、さまざまなカラーバリエーションが用意されています。

和風の部屋のテーブルやソファは、背丈の低いものが合います。木製の座卓にしたり、キャビンやチェストも木製で統一したりするとより和のムードが高まるでしょう。

北欧風

シンプルでナチュラルな雰囲気が魅力の北欧風

白色や明るめのグレーなどナチュラルなカラーを基調とした北欧スタイル。人気の北欧風は色や家具を自然な色で統一し、色味は明めにするのがポイントです。

家具や小物類は、ナチュラルなものを選びましょう。日本の家具も木製のものが多いため、上手に取り入れれば和風の家具ともマッチします。

テーブルクロスや小物類にはビビッドな色をアクセントとして取り入れるのも○。北欧テイストでよく使われる幾何学模様やネイチャー感のある模様をファブリックなどで使用すると、グッと印象的になります。

アメリカン

温かみのあるアメリカンテイスト

アメリカンスタイルにはいくつか種類があります。レトロでポップな雰囲気のアメリカンダイナースタイルをはじめ、ログハウスのようなカントリースタイル、レザーのソファなど重厚感が強い家具を取り入れたヴィンテージスタイルなどさまざまです。

アメリカンダイナーは赤いアイテムが多く使われ、遊び心も盛りだくさん。壁に大きなポスターを貼ったり、ファニーなイラストのシールや雑貨を置いたり。ポップで明るい印象がありながら、ほどよいヴィンテージ感がプラスされます。

対して、アメリカンカントリーは木のぬくもりを感じられるテイスト。小物類にギンガムチェック柄やパッチワークキルトを使うなど、落ち着きのあって素朴な雰囲気をつくってくれます。

ヴィンテージは落ち着いた大人の雰囲気を醸し出し、色調は黒が多め。革製品やデニム素材を利用したり、レンガ調の雑貨を置いたりすると、かっこよく仕上がります。

アジアン

リゾートのような雰囲気が漂うアジアンスタイル

バリ、タイ、インド、中国などのアジア各国のスタイルが混じり合うアジアンスタイル。エキゾチックな家具やファブリックによって、雰囲気がありながらも落ち着いた印象になります。

家具には天然素材を取り入れるのがポイント。木製はもちろん、竹、ラタン、麻素材などを使用するようにしましょう。全体的な色味はブラウンが中心になりますが、アクセントになる小物を配置すると、より雰囲気が高まります。

モダン

洗練された印象のモダンテイスト

近代的なデザインが特徴的なモダンテイスト。無機質な素材を生かして、モノトーンを基調にすることで都会的な雰囲気を感じさせます。アジアンモダンや和風モダン、北欧モダンなど、ほかのテイストとも合わせやすいでしょう。

モダンテイストのポイントは、ブラック、グレー、ダークブラウン、ホワイトなどモノトーン系の色味。同系色を使って統一感を出すと、うまくバランスがとれます。家具は木の温かみを感じさせるようなウッドテイストのものよりも、スチールなど金属系と相性がいいです。

アクセントとして、ビビッドなカラーを差し色にするのも○。モノトーンの空間の中に、差し色としてレッドやオレンジなどのクッションや雑貨を置いてみるのもおすすめです。

アンティーク

気品漂うアンティークスタイル

格調高く、エレガントで上品さを感じさせるアンティークスタイル。品があって華やかなので、憧れを抱く女性も少なくないかもしれません。クラシカルなものからモダンテイストなものまで、さまざまなスタイルがあります。好みのニュアンスに合わせながら、特別感のある空間をつくることができますよ。

全体的な色味はダークブラウンでそろえることが多いですが、ホワイトカラーで統一すると、かわいらしく、明るい印象になります。ソファやじゅうたんなどには花柄などの柄物を取り入れると、より愛らしくなりますよ。

ナチュラル

天然素材とシックな色味の組み合わせが魅力のナチュラルテイスト

誰もが落ち着ける空間をつくることができるのがナチュラルテイスト。飽きにくく、幅広い世代から人気といえるでしょう。家具や雑貨などはすっきり感のあるシンプルなデザインのものを基調にします。

ナチュラルスタイルでは自然な色味に加えて、生成り(きなり)、コットン、リネンなどのファブリックを取り入れることが多いです。また、観葉植物などのグリーンを置くと、よりナチュラルスタイルに近づきます。

カジュアル

ポップで楽しいカジュアルテイスト

カジュアルテイストは肩肘を張らない雰囲気をまとっており、あえて家具の形をそろえず、コントラストの強めな色味を使うなど、好きにアレンジできる自由なスタイルです。

大柄のチェック柄や手書きタッチの花柄と合わせやすく、丸みのある家具がマッチするのもポイント。高級感があるというより、親しみのある楽しげな空間に仕上がります。明るくポップな印象を受けるカジュアルスタイルは、子どもや若い世代に人気です。

雑貨をたくさん飾ってあえて乱雑な雰囲気にするのも、カジュアルスタイルのラフさに合います。

クール&スタイリッシュ

シャープさが際立つクール&スタイリッシュ

クールでスタイリッシュなスタイルは、無機質な家具が多く、くつろぐというより「かっこいい!」と思わせることができます。どちらかというと女性よりも男性からの人気が高いでしょう。

色味はブラック、グレーなど暗めの色が中心。家具の素材はスチールなど金属系が多く、窓にはカーテンではなくブラインドを使うことも。丸みのあるデザインの家具より、直線的なものが中心です。

クール系は生活感をあまり出さないのがポイント。そのため、雑貨や観葉植物などを置くことはありません。あまりものを配置せずにスッキリして見るので、ここ数年で流行したミニマリストの人との相性もよさそうです。

キュート&フェミニン

子ども部屋にもおすすめなキュート&フェミニン

ファンシーで愛らしい印象を受けるのがキュート&フェミニン。パステルカラーのピンクやイエローなどを中心にし、柔らかい雰囲気を醸し出すことができます。

ハート型のクッションやぬいぐるみ、レース素材のインテリアなどもぴったり。また、家具に使う素材はスチールや金属類など無機質なものではなく、木製などぬくもりを感じる自然な素材を使うのも特徴です。

部屋のスタイルはさまざまあります。まずは好みのスタイルを見つけて、お気に入りの部屋をつくってみましょう。

(最終更新日:2019.10.05)
※本記事の掲載内容は執筆時点の情報に基づき作成されています。公開後に制度・内容が変更される場合がありますので、それぞれのホームページなどで最新情報の確認をお願いします。
~こんな記事も読まれています~

この記事が気に入ったらシェア