この記事は、約5分で読めます

満足できるマンション選びをしたいなら、事前に十分な準備をしておくことが重要になります。準備を後回しにして、いきなりショールームや不動産をめぐるのはリスクが高いです。しかしそうは言われても、具体的に何をすれば良いのか分からない場合もあるでしょう。この記事では、マンションをどのように探し、選択するのが正解か詳しく説明します。

マンション選びは情報収集より事前の準備が重要

マンション選びに情報収集は欠かせませんが、やみくもにおこなっても効率が良くありません。重要な要素を見落としたまま、表面的な魅力に引かれて購入を決断してしまう恐れもあります。そんな衝動買いを避けるためにも、マンション選択の基準を明確にしておくことが大切です。そのため事前準備として、購入後の生活では何が大切なのかをよく検討しましょう。それらをまとめてリストにしておき、物件情報との照らし合わすことで、正しい選択を行いやすくなります。ただし、リストの内容が一般的な条件に終始しないように気を付けなければなりません。

たとえば収納スペースの広さや最寄り駅までの距離などは、物件選びの条件として本やネットでよく取り挙げられています。これらは確かに大事なものばかりですが、それらに問題ないからといって、必ずしも自分が暮らしやすいマンションとは限りません。ポイントになるのは、あくまでも「自分にとって必要な条件」ですので、これをよく考えてみることです。また物件情報を探す前に、購入に使える資金を明確にしておくのも忘れてはいけません。購入予算により選択可能な物件候補が変わるので、まずは借りられる住宅ローンの金額も正しく把握しましょう。

「住みやすさ」は人によって異なる

自分以外の人も暮らすケースにおいては、居住予定の各人に配慮する必要があります。ファミリー世帯であれば、大人だけでなく、子ども含めて家族全員が住みやすいと感じられることが大切です。また、大人と一括りにするのではなく、夫や妻、祖父母など各々の立場で考える必要があります。たとえば、サラリーマンの夫は通勤が楽になることを第一の条件としている一方で、専業主婦の妻は買い物の利便性を重視している場合もあるでしょう。特定の人の希望しか満たさないと、残りの人は不満を抱えたまま暮らすことになりかねません。

したがって家族の要望をしっかりとヒアリングする必要がありますが、その際はマンションの外に関する条件がより大切です。室内はリフォームなどにより、後から変更することが可能かもしれませんが、買い物施設や病院までの距離など、室内以外の環境は自分たちでは変えられません。それらを視野に入れて、生活環境全体について具体的に考えることがポイントになります。

子どもは成長する! 子育て世代に必須の考え方

将来的な変化を見据えてマンションを選ぶことも重要なポイントです。特に子どもがいる家庭なら、子どもの成長を視野に入れる必要があります。大人だけであれば、ライフスタイルが急激に変わることは多くありません。10年経過したぐらいでは、ほとんど変化しないこともあると考えられます。しかし子どもは成長のスピードが速く、短期間でいろいろと生活環境が変わっていくことになるでしょう。たとえば、子どもに個人用の部屋を割り当てたり、部活動の道具の置き場を確保したりするなど、スペースの使い方の見直しが必要になってくるかもしれません。

子ども成長を見据え、長期的な利便性を考慮してマンション選びを

子どもは所属が短期間で変わることも忘れてはいけません。保育所に近いマンションを選んでも、子どもはわずか数年で小学生になります。その頃には保育所が近いことはメリットではなくなります。もし小学校が遠ければ、通学に時間が掛かってしまうかもしれません。それ以降も、成長に伴い子どもは中学、高校と進学していきます。このように子どもの通学先は次々に変わっていくものであり、それに伴ってライフスタイルも変化していくということです。それらを見据えて、長期的な利便性を考慮してマンションを選びましょう。

情報収集はポータルサイトが便利

家族のことも考慮したうえでマンション選びの基準を明確にできたら、次はいよいよ情報を集めるステップです。インターネットを使うのが基本ですが、不動産業者のサイトを一つひとつ見て回るのは効率的とはいえません。時間をかけすぎると、せっかく要望に合ったマンションがあっても、先約が入ってしまう恐れがあります。理想のマンションを早く見つけたいなら、ポータルサイトをうまく活用しましょう。ポータルサイトには「こだわり検索」「お気に入り登録」といったマンション選びをサポートする機能が備わっています。また、メールマガジンの配信を受けられるところも少なくありません。

ポータルサイトには便利な点がいろいろありますが、特におすすめなのは「新着物件のお知らせ機能」です。これはたいていのポータルサイトに用意されており、物件が新しく登録されるたびにメールなどで自動的に報告してくれるというものです。わざわざ自分から毎日サイトにアクセスして確認するような手間が省けて、情報収集にかける時間を大きく節約できるのです。

デベロッパーの会報誌で早く情報をつかむ

このように、ポータルサイトはマンション選びに有効な存在です。ただし、情報が掲載されるタイミングに関しては、ポータルサイトは必ずしも早いとは限りません。掲載にはコストがかかるため、積極的に利用しない売主もいるからです。売主がポータルサイトへの掲載を自力で売れないときの最終手段として捉えているなら、その売主の物件が掲載されるタイミングは遅くなります。

デベロッパーの会員組織に所属することで、情報が自動的に集まってくるように

できるだけ早く情報を仕入れたいなら、マンションデベロッパーの会員組織に入ると良いでしょう。これは多数のマンションデベロッパーが協力して作っているものであり、会員に向けて鮮度の高い情報を発信しています。ポータルサイトに載る前の情報を入手できることも珍しくありません。会報誌のクオリティがとても高く、読み物としても楽しめることも特徴です。プレゼント企画などが実施されることもあり、楽しく情報収集を続けやすいでしょう。利用にあたり会員登録をする手間は発生しますが、それさえ終われば、あとは会報誌やメルマガなどが届くのを受け取るだけです。マンションデベロッパーの会員組織に所属することで、情報が自動的に集まってくるようになるのです。

動き始める前の下準備で情報精度が変わる

自分や家族に合ったマンションを探したいなら、ただ焦って動くのは禁物です。下準備の充実度によって、成果は大きく左右されることを認識しておく必要があります。ポイントになるのは、自分がマンションに何を求めているのかを明確にすることです。ここをハッキリさせなままだと、せっかく入手した情報も判断材料になりえません。そのためにも、最初の段階で購入の指針を明確にしておく必要があるのです。また、その際には自分だけでなく、ほかの家族の立場からのニーズもしっかりと把握しておきましょう。

そしてもう一つ大事なのは、情報の精度を高めておくことです。なぜなら、情報収集の手段もマンション選びの良し悪しに大きく関わってくるからです。情報の量や鮮度に問題があると、ニーズに合致するマンションを見つけるのが難しくなります。リスクを減らして効率的に進めるには、ポータルサイトやマンションデベロッパーの会員組織などを利用していくことが重要です。それらを使って集めた情報を有効活用し、理想的なマンションを選べるようになりましょう。

この記事もおすすめ

いくつわかる?検定にチャレンジ

住宅ローンについて知る

住宅ローンをご検討中の方

おすすめ記事