この記事は、約7分で読めます

新しい家に引っ越して念願の庭を手に入れたり、そのままにしていた庭の状態が気になり始めたりするなど、「ガーデニングを始めてみようかな」と考えているあなた。せっかくなら、季節とともにさまざまな彩りを見せる理想の庭にしたいですよね。そこで、初心者がガーデニングを始めるための手順を簡単にご説明します。この5ステップを押さえておけば、誰でも簡単に庭づくりをスタートできますよ!

初めてのガーデニング! 庭づくりの手順は5ステップ

あこがれのガーデニング。手順を追って準備していきましょう

「ガーデニング」とは、家の庭やベランダに植物を植えて、石畳や柵などで庭をデザインし、その手入れをしながら空間を楽しむこと。理想の庭をつくるための手順はこの5つです。

手順1:つくりたい庭をイメージする
手順2:庭全体の設計図を書く
手順3:花や植物、必要な道具を購入する
手順4:花壇や小道などをつくる
手順5:花や植物を植える

ガーデニングを始めるときに大切なのは、理想的で完璧な庭をつくろう! と意気込みすぎないことです。もちろん、最初からイメージ通りの庭ができれば良いのですが、草花が思うように発育しなかったり、花が咲いてから想像と違ったことに気づいたりと、予想外のことが起こる場合も。ガーデニングの極意は「楽しむこと」。ちょっとしたトラブルも楽しみながら、庭を「少しずつ育てていく」ような感覚で行うと良いですよ。

手順1:つくりたい庭をイメージする

まず、どのような庭にしたいのか、その全体像をイメージしましょう。庭にもいろいろな種類がありますので、代表的なものを4つご紹介します。

英国風ガーデン(イングリッシュガーデン)

ガーデニングの代名詞?グリーン豊かなイングリッシュガーデン

ガーデニングといえばヨーロッパ、特にガーデニングのさかんなイギリスをイメージする方も多いかもしれません。英国風ガーデンは、鮮やかな緑に彩られた自然の美しさを楽しめる庭。一年中咲き乱れるカラフルな花々や、手前から奥にかけて高さを出すボーダーガーデン、緑とバラがからまるようなアーチなどが特徴的です。

北欧風ナチュラルガーデン

ナチュラルなこなれ感が素敵な北欧風のガーデン

北欧風ナチュラルガーデンは、英国風ガーデンと比べて自然そのままの風景に近いイメージの庭です。花々だけでなく木々も植えたり、白木の柵やアンティーク調の小物を利用するなど、庭をつくり込みすぎずに「抜け感」を出すのがポイントでしょう。

和風

日本の心ここにあり、といった風情の和風の庭

日本家屋にマッチするような和風の庭。松や梅など日本ならではの植物や、白い玉砂利や飛び石、ししおどしなどを使って作ることができます。本格的な池を作る方もいますが、その場合は自分で制作するよりも専門業者に依頼した方が良いでしょう。

家庭菜園

植えるもの次第で変わる表情も魅力的、家庭菜園

花や草木とともにハーブや野菜なども植えて、家庭菜園を楽しむこともガーデニングの一種。庭本来の美しさを保ちつつ、野菜や果物などを収穫できる実用的な面も持ち合わせているのがメリットですね。

手順2:庭全体の設計図を書く

つくりたい庭のイメージがある程度固まったら、次は庭全体の設計図を書きましょう。手書きでもパソコンでもかまいません。まず、庭の広さを測って、その形通りに枠を書きます。次に、その庭のどこを歩けるようにするか、動線を決めます。それから、動線を妨げないようにして、どこに花壇や小物を置くかを決めて書き入れましょう。

庭の方角も知っておくのも大切です。日の当たりやすい南側や西側には葉の焼けにくい常緑広葉樹、日の当たりにくい北側には日陰に強い植物など、その方角によって適した植物が異なるからです。植物を育てやすいのは、適度が日当たりのある東側から南側なので、ここにメインとなる花壇を配置するといいですね。

手順3:花や植物、必要な道具を購入する

どんな道具が必要になるのか?まずは庭のイメージから

庭の設計図を書いたら、庭をつくるのに必要なものを書き出して購入しましょう。主に必要なものは以下のとおりです。最初からすべてを買い揃えるよりは、必要に応じて買い足していく方がおすすめですよ。すべてグリーンセンターやホームセンターで購入できますが、近くにない場合や外出がしにくいときには、インターネットのグリーン専門店で買い揃えてもいいでしょう。特に土は重量があるので、車がない人はネット購入がおすすめです。

培養土

ガーデニングで大切なのは、植物が育ちやすい土。土の状態が良ければ、花もきれいに咲いてくれるでしょう。植物をよく植え替えるプランターと比べ、庭の土は入れ替える機会が少ないので、最初の土づくりは意外と重要です。良い土とは、水はけが良く清潔で、栄養分があり、酸性とアルカリ性のバランスが取れている状態。排水性の良い赤玉土、酸性の土をアルカリ性に傾ける石灰、栄養分のある腐葉土などがあると便利です。順番に混ぜ込んで、庭の土を植物が育ちやすい土壌を作りましょう。

植物の苗木、種

ホームセンターなどに行き、庭のイメージに合った苗木を購入します。育ちやすい品種や虫のつきにくい種類など、なるべく手間のかからないものだと後のメンテナンスが楽になります。スタッフさんに初心者におすすめのものは何か、聞いてみるとよいでしょう。

レンガ、木柵など

レンガや木柵など、花壇や小道、柵などを制作するのに使う材料も購入します。レンガ造りの花壇はガーデニングの代表格ですよね。味のある木柵は、スノコとペンキがあれば手作りできます。DIYできるものが多いので、必要なものから手作りして楽しみましょう。

シャベル、ジョウロ、ホースなど

土いじりや植物の植え替えに使うシャベル、水やりに使うジョウロやホースなども、合わせて買い揃えておきましょう。

手順4:花壇や小道などをつくる

必要なものが揃ったら、まず花壇や小道などを先につくって、草花を植えられる準備をします。もし庭のメンテナンスに手間をかけたくない場合は、敷石やウッドデッキなどを広めに置いて、土のある部分を少なめにするという方法もあります。

レンガの花壇

ガーデニングといえば、レンガの花壇ですよね。花壇部分に土を盛り、ふちに沿ってレンガを置いていけば簡単に制作できます。セメントで接合部をつなげるとより頑丈になりますよ。

ウッドフェンス

隣家との境目や外壁代わりに使えるのが、ウッドフェンス。ホワイトで塗装してあるものは、ナチュラルガーデンと相性が良いです。強度のあるものは購入した方が良いですが、簡単なものであれば手作りすることもできますよ。

小道、敷石

天然石やレンガ、タイルなどで小道を作りましょう。この部分には雑草が生えにくくなるので、手入れの手間も軽減できます。

ウッドピック、アンティークの小物など

ウッドピックやアンティークの小物などを置けば、英国風ガーデンやナチュラルガーデンなどのイメージにぐっと近づくでしょう。これは植物を植えてから置くといいですね。

手順5:花や植物を植える

いよいよ最後、植えるステップです

最後に、花や植物を植えていきましょう。花は基本的に好きな色や種類を植えていいですが、一年で終わってしまう一年草よりも、数年間楽しめる多年草の方が植え替えの手間をカットできて便利かも。また、一年中何かしらの花が咲いている庭だと美しいですよね。花の咲く季節を考慮して、植える位置を決めるといいですよ。

まず、植える1〜2週間ほど前に土を掘り返し、雑草や小石を取り除いておきます。土が足りない場合には赤玉土を混ぜておきましょう。その後石灰を混ぜて1週間置き、さらに腐葉土を混ぜ込んで土を寝かせます。その後、苗を植え付けましょう。

花壇部分以外には、芝生やイワダレソウなどを植えておくと、いつもグリーンがあってきれいな庭になります。葉の落ちやすい落葉樹よりも、冬でも緑のある常緑樹を植えておくと、落ち葉の処理も不要です。

ライトアップと防犯グッズで、魅力的で安全なナイトガーデン

庭の数箇所にライトを配置するのもおすすめ。夜間に点灯させれば、自宅でナイトガーデンが楽しめます。LED照明を活用すれば電気代も比較的抑えられます。さらに、人感センサーつきライトや防犯カメラなども置いておけば、安全面もカバーできますよ。花々の景観を損ねないよう、さりげない場所を見つけて設置してみてくださいね。

まとめ

初心者がガーデニングをするときには、5つのステップを踏めば簡単に庭づくりができます。最初から完璧さを求めすぎず、0から育てていくイメージで庭づくりを進めるのがおすすめです。初めてのガーデニング、楽しんでくださいね!

おすすめ記事