「日本の人口は8年連続の減少」。4月12日に総務省が発表した2018年(平成30年)10月1日現在の人口推計では少子高齢化がより進んでいる事が数字として、浮き彫りになっています。日本の住生活にも少なからず影響する、人口の動向について最新の情報をまとめてみます。

総人口は26万3千人の減少

2018年(平成30年)10月1日現在の総人口は1億2,644万3千人,2017年10月から2018年9月までの1年間に26万3千人(0.21%)の減少となりました。

2005年に人口が戦後初めて前年を下回った後、2008年に単位:ピークとなり、2011年以降,継続して減少中。
日本人人口は1億2,421万8千人で、前年に比べ43万人(0.35%)の減少と、8年連続で減少しています。

70歳以上の人口は初めて2割を超える

70歳以上人口は1950年以降上昇を続け、2018年は2割超に。(画像:総務省ホームページより)※画像をクリックすると拡大されます

年代別にみると、分かっているとはいえ、少子高齢化がまた進んだ形です。

15歳未満人口は1,541万5千人で、前年に比べ17万8千人の減少となり、割合は12.2%で過去最低となっています。

総人口に占める割合の推移をみると、15歳未満人口は、1975年(24.3%)以降一貫して低下を続け、2018年(12.2%)は過去最低となっています。

15~64歳人口は、1982年(67.5%)以降上昇していたが、1992年(69.8%)にピークとなり、その後は低下を続け、2018年は1950年と同率の59.7%と過去最低となりました。

一方、65歳以上人口は、1950年(4.9%)以降一貫して上昇が続いており,2018年には28.1%と過去最高となっています。

なお、70歳以上人口も1950年(2.8%)以降上昇を続け、2018年は20.7%で初めて2割を超えました。75歳以上人口も1950年(1.3%)以降上昇を続け、2018年は14.2%で過去最高となりました。

昭和生まれが7割、平成生まれは4人に1人

元号別にみると、明治・大正生まれの人口は 140万5千人(総人口に占める割合は1.1%)、昭和生まれの人口は9,151 万人(同 72.4%)、平成生まれの人口は3,352万8千人(同 26.5%)となりました。

また、戦後生まれの人口は1億574万4千人となり、総人口に占める割合は83.6%となっています。

おおよそ4人に3人は昭和生まれ、4人に1人は平成生まれという割合です。(グラフは総務省のデータをもとに筆者作成) ※画像をクリックすると拡大されます

昭和は約64年、平成は約31年続きましたが、平成は昭和の約半分の長さだとしても、4人に1人という割合は少ない印象です。

元号別に見ても昭和の団塊世代&団塊ジュニアのインパクト、そして平成の少子化という社会構造がこの数字から読み取れます。

時代は昭和、平成から令和へと変わります。時代を反映してきた人口ピラミッドが新たな時代でどのような形になるのでしょうか。人口の増減だけで社会の繁栄・衰退が決まるわけではありませんが、すべての年代の人々が穏やかに暮らすことができる未来を期待したいものです。

(最終更新日:2019.10.05)

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