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インターネットを通じて外国為替取引を行うFX(外国為替証拠金取引)が注目を集めています。外国為替とは、為替レートの変動によって利益を得るものです。

為替レートは、政治状況や世界経済の状況によって刻々と変化していますが、FXでは、アメリカ・ドルやイギリス・ポンド、オーストラリア・ドル、ユーロなど、さまざまな国の通貨を、24時間取引することができます。

今回はこのFX(外国為替証拠金取引)について、解説していきます。

少ない元手で始められるFX

例えば1ドルが100円の時に10,000ドルを購入し、1ドルが103円に上がったときに売れば、(103円-100円)× 10,000ドル=30,0000円の利益になります。また、これからドルが値下がりしそうだという時に手持ちのドルを売って、価格が低くなった時に買い戻せば、その差額で利益を得ることができます。

株式投資では、売買のたびに代金を受けとりますが、FXでは、売買で生じた差額「損益」を受けとることになります。そのため、10,000ドルを買う時に、100万円を用意する必要はありません。取り引きで損失が発生した場合でも決済できるよう、総額の数%程度にあたる「証拠金」を預けておきます。

たとえば、ひまわり銀行では、総額の4%相当の証拠金が必要なので、証拠金4万円で最大1万ドル(100万円)の取り引きができます。

ただし、予想に反してドルが値下がりして証拠金額を下回ると、自動決済が発生します。証拠金は少し多めにいれておいたほうが安心です。少ない元手で大きな取り引きができるのが人気を集めている理由でしょう。  

金利の差で利益を得るスワップポイント

少ない投資で利益を得られる反面、世界経済の動向によっては損失が生じることもあります

FXでは2つの国の通貨の金利差から利益を得る「スワップポイント(金利差調整分)」というシステムもあります。日本のように金利の安い国の通貨を売って、オーストラリアなどのように金利の高い国の通貨を買えば、その差額で利益を得ることができます。差額はわずかですが、毎日でも利益を得ることができます。

FXのリスクとは

各国の通貨は、その国の景気動向や将来性など、様々な要因によって変化します。その国の雇用者数が増え、失業率が減っているか、賃金が上昇しているか、黒字が多いか、株価が高いか、政策金利の変化などの経済指標を目安に、どの国の通貨をどのくらい買うかを判断していくことになります。

ただし、他国の影響で大きな変化が起きることもあります。たとえば、2010年に起きたギリシャ経済危機をみてみましょう。ギリシャ政府は、財政赤字を4%と発表していたのに、実際には13%だったことがわかり、各付け機関はギリシャ国債の格付けを引き下げ、結果として世界各国の平均株価もユーロも下落したのです。

自分が購入した通貨国以外の経済状況によって、ダメージを受ける可能性もあります。FXで損失を生まないよう、各国の経済状況を常に把握しておかなくてはいけません。これらの状況を知っておくにはそれなりの勉強と時間が必要になるでしょう。投資会社や銀行では、独自の分析や関連情報をネットで紹介しているので、それらも参考になるかもしれません。

また、各国の通貨変動は、その国の日中に大きくなる傾向があります。オーストラリアの場合は、日本のマーケットとほぼ同じ時間帯で開きますが、ユーロは日本時間の午後3時から夜12時、イギリスは夕方4時から午前1時、アメリカは夜9時から翌朝7時までが、マーケットの開いている時間帯です。日本が夜で自分が寝ている間に、大きな変動が生じる可能性もあります。

FXを始めるなら、無理のない範囲で行ったほうがいいでしょう。

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