【本当に住みやすい街大賞2019in福岡】第10位 筑前前原(福岡県糸島市):自然豊かで中心部へアクセス良好、人気スポットも充実

本当に住みやすい街大賞とは、理想ではなく、実際にその地域で“生活する”という視点から、「発展性」「住環境」「交通の利便性」「コストパフォーマンス」「教育・文化環境」の5つの基準を設定し、住宅ローン専門金融機関であるアルヒ株式会社の膨大なデータをもとに、住宅や不動産の専門家が参画する選定委員会による公平な審査のもと「本当に住みやすい街」を選定したランキングです。

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【本当に住みやすい街大賞2019in福岡 第10位「筑前前原」(福岡県糸島市)】

総合評価3.29点
<審査基準> 発展性 4.09点
住環境 3.30点
交通の利便性 3.09点
コストパフォーマンス 3.00点
教育・文化環境 3.00点

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筑前前原ってどんな街?

糸島エリアの内陸側にあるJR筑肥線・筑前前原(ちくぜんまえばる)駅は、福島県糸島市の中心駅です。地下鉄空港線に直通しており、天神までは約30分と、オフィス街への通勤も便利でありながら、糸島の自然を満喫できます。糸島半島の海側に行けば、海岸沿いに立ち並ぶカフェなどの飲食施設、山側に行けば「白糸の滝」など、多くの観光スポットにアクセスが可能です。「九州大学伊都キャンパス」が作られ、これから学生街として盛り上がる可能性もあります。

筑前前原駅前の様子
糸島市志摩桜井にある景勝地「桜井二見ヶ浦(ふたみがうら)」
夕日の名所としても知られる「桜井二見ヶ浦」はドライブスポットとしても人気
雷山千如寺は、筑前前原駅より車で約20分のところにあります
筑前前原駅と九州大学伊都キャンパスを結ぶ路線バスも運行されています
60年以上にわたって愛されている「割烹 丸一」。お祝いの席や同窓会などでも地元民が利用することも多いお店です

【コストパフォーマンス:3.00点】福岡の都会に近い郊外。コスパのバランスは○

これまで戸建て分譲物件が発売されてきた筑前前原。糸島エリアは糸島市と福岡市西区の境目があり、都心よりの西区に入ると新築マンションの平均価格が3,565万円、筑前前原駅のある糸島市は3,000万円が目安になります。最近では地価も向上しており、都心からの距離を考えると適正な価格になっているといえるでしょう。住環境や教育、アクセスなどのバランスを考えると、オススメできるエリアです。

【街の声】
・「レジャー施設や温浴施設が近くにないので、そこまで行く手間は必要かもしれません」(50代・男性)
・「糸島が観光地化しているので、飲食店も安いところもあれば、高いところもある」(50代・女性)

【交通の利便性:3.09点】都心・空港などへのアクセスの良さが魅力

JR筑肥線で約30分で天神へ到着できるとあって、都心部には通勤圏内といえます。福岡空港へも40分というアクセスの良さが魅力です。

【街の声】
・「都心への移動は、電車であれば時間が読めるが、マイカーだと渋滞しがちなところを通る。時間帯によって所要時間が変わるので注意が必要」(30代・男性)
・「本数は少ないが、地元を回るコミュニティバスを利用すれば、糸島内のエリアにも行きやすい」(20代・女性)

【発展性:4.09点】これからの盛り上がりに注目が集まる

駅前は小さな商店街やオシャレな飲食店などが増えてきています。日常の買い物から、話題のパン屋・スイーツショップなど、写真映えするショップも目にする場所です。数年前から糸島エリア全体が観光地化しており、休日は海岸線沿いに渋滞ができるほど。内陸部はどこまでも広がる田園風景にポツンとかわいいお店が現れるようなイメージです。今後は糸島市が取組む移住サポートにも注目したいところです。

【街の声】
・「日常の買い物は、駅周辺か国道沿いのチェーン店がメインになります」(30代・女性)
・「人通りは少めですが、スーパーやドラッグストアはあるので買い物には困らない」(60代・男性)

【住環境:3.30点】静かな住環境と有名スポットのバランスが○

筑前前原駅周辺は住宅街なので、落ち着いた暮らしが期待できます。JA糸島産直市場「伊都菜彩」には地元の新鮮野菜やスイーツが購入できるとあって、週末は地元はもちろん、遠方からも多くの人が訪れ、にぎわっています。糸島半島の北側までいくと、海岸線沿いにステキなカフェなど若者向けスポットが数多く点在しており、反対の山側にはヤマメ釣りなどのアクティビティが人気の「白糸の滝」があります。ただ、マイカーの所有が前提となるでしょう。

【街の声】
・「自然が豊かなので、都会が嫌いな人にはおすすめできる」(30代・女性)
・「静かで暮らしやすい一方、街灯が少ないので、夜はあまり出歩かない方が安心かも」(50代・女性)

【教育・文化環境:3.00点】自然の中でレベルの高い子育てをしたい親のニーズが満たせるか

九州大学が移転してきたことによって、小学生などに勉強を教えてくれる寺子屋的な活動も見られます。エリアとしては、教育熱が高いといえるでしょう。修猷館高校への通学エリアとなる学区に属しており、子どもの教育に関心が高い層にもオススメな環境といえます。

【街の声】
・「自然が多い中で子育てしたい人にはピッタリな土地」(30代・男性)
・「九大が移転してきたことによって、この土地がどうなるか見守りたい」(40代・男性)

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(最終更新日:2022.06.22)
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