1人1,000円以内! リーズナブルに家族でGWを楽しむ方法10選

間もなくやってくるゴールデンウィーク。2019年は10日間の大型連休となりますが、子どもと一緒にお出かけしたくても、旅行は軒並み特別料金、テーマパークなどのチケットもそれなりのお値段なので、連日出歩くとなると出費もかさみます。

そのため、「何をして過ごそう……」と困り気味のファミリーも少なくない様子。
そこで、関東1都3県のスポットを中心に、“ひとり1,000円以内でリーズナブルにGWを楽しむ方法”をご紹介します!

無料の施設で遊ぶ

ファミリーみんなで出かけるとなると、入場料は大きな出費になりますよね。でも、無料で遊べる場所なら、かかってもランチ代やお土産代だけなので、お金の心配なく思いっきり遊べます! 地域の公園などもいいですが、せっかくの10連休ですし、学びや思い出になるようなところへ足を運んでみましょう。

・パナソニックセンター東京「リスーピア」(東京都)

りんかい線国際展示場駅から徒歩2分という好立地にある「リスーピア」は、遊びを通して“理科”と“数学”の魅力に触れる体験型ミュージアム。体積や重心、熱対流など、理科や数学の原理を体感しながら学べる展示物や、クイズ形式のライブラリーなどが揃う「クエストフロア」を無料で利用できます。

楽しみながら理数への関心が育めるので、勉強が苦手なお子様にもおすすめです。
なお、実験や工作が体験できるスペースもある展示室の「ディスカバリーフロア」もありますが、こちらは大人のみ500円の有料エリアとなっています。

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・レインボーブリッジ遊歩道(東京都)

普段は車で通過するレインボーブリッジを歩いて渡れる「レインボーブリッジ遊歩道」。芝浦側出入口~台場側出入口間の約1.7キロの遊歩道からは、芝浦や豊洲の高層ビル群や周辺のふ頭、お台場エリア、晴れの日には富士山も見渡せます。

眼下に広がる海、そして、時間帯によって表情を変える都心の景色をゆっくり楽しめるだけでなく、レインボーブリッジの主塔やアンカレイジなどを間近に見ることもできて、迫力も満点。通行料は無料で、片道の所要時間は20~30分ほど。ウォーキング気分で、いつもとは違うレインボーブリッジからの眺めを親子で楽しんでみてはいかがでしょうか?

・横浜市立野毛山動物園(神奈川県)

(画像:野毛山動物園HPより)

横浜の観光地みなとみらい地区から徒歩15分ほどの山の上にある「野毛山動物園」。レッサーパンダやキリン、ライオンやトラなど子どもたちの大好きな動物のほか、鳥類や虫類、爬虫類などを間近に眺めることができます。

園の中央には、モルモットやハツカネズミと触れあえる「なかよし広場」もあり、お子様の年齢を問わず楽しめる動物園。入場料もなかよし広場の利用料もすべて無料となっています。お弁当持参で行けばランチ代も節約できて、完全無料で動物園を満喫できますよ。

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・さいたま市青少年宇宙科学館(埼玉県)

ニュートンが『万有引力の法則』を発見したリンゴの木の子孫が植えられている「さいたま市青少年宇宙科学館」。1階は、地球の自転を証明する巨大実験装置や、宇宙を飛ぶ探査機のルートや惑星の公転運動が調べられる器具などが揃う「ふしぎ広場」、2階は、日食や月食の仕組みが学べたり、化石や岩石標本が見られたりする「きっずコーナー」、そして3階は、若田光一宇宙飛行士の歴史をたどりながら、ISS(国際宇宙ステーション)の寝室やトイレ、ソユーズ宇宙船などを再現した展示物が見られる「宇宙広場」となっています。全館で宇宙や地球の不思議に迫ることができます。

土曜はワークショップ、日曜祝日には展示物を体験できるツアーや天文台の公開なども開催されますが、入館料はいつでも無料。プラネタリウムを鑑賞する場合は、大人510円、4歳から高校生まで200円の入場料がかかりますが、それでもひとり1,000円以内で楽しめます。

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体験型ミュージアムで遊ぶ

無料とはいかないまでも、大人でも1,000円以内の入場料で1日遊べる施設なら、それほどイタい出費にはならないはず。お子様の好奇心を刺激して、頭と体をたっぷり使って楽しめる体験型ミュージアムは、天候に左右されず楽しめるのも魅力です。

・東京おもちゃ美術館(東京都)

東京メトロ丸の内線四谷三丁目駅から徒歩7分ほどにある「東京おもちゃ美術館」は、廃校した小学校の校舎を利用したおもちゃの美術館。おもちゃが展示されているだけでなく、木のおもちゃが揃った「おもちゃのもり」、ごっこ遊びや楽器遊びが楽しめる「おもちゃのまち きいろ」、日本の伝統的なおもちゃで遊べる「おもちゃのまち あか」、3歳までのお子様専用エリア「赤ちゃん木育ひろば」など、各ブースのテーマに沿って揃えられたおもちゃで実際に遊ぶことができます。

世界各国のボードゲームが揃う「ゲームのへや」には、パパやママにとって懐かしいゲームも。童心にかえって親子で対戦を楽しんでみては?

一日では遊び尽くせないほどたくさんのおもちゃに囲まれて、入館料は中学生以上800円、65歳以上と6カ月~小学生までは500円。「おとなこどもペア券」なら1,200円で、別々に買うより100円お得になります。

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・電車とバスの博物館(神奈川県)

(画像:東急電鉄HPより)

乗り物が大好きなお子様におすすめしたいのが、東急田園都市線宮崎台駅と直結している「電車とバスの博物館」。

電車やバスの運転シミュレーターが揃う「シミュレーターワールド」やジオラマ展示や鉄道クイズ、昔の駅の再現展示や、昔の車両に座りながら鉄道雑誌が読めるライブラリーなどがある「パノラマワールド」、シミュレーターでオリジナルデザインの電車を走らせたり、プラレールで遊んだりできる「キッズワールド」の3つのエリアから成り、電車とバスの世界にどっぷりと浸れます。

入館料は、高校生以上は200円、3歳から中学生は100円と、とってもリーズナブル。8090系運転シミュレーターは1回300円、Nゲージパークは20分ごとに200円、オリジナルデザインのペーパークラフトは1枚200円と、3つの設備のみ有料ですが、入館料自体が安価なので、有料設備で遊んでも1,000円以内で楽しむことができますよ。

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自然と触れ合う

家族みんながゆっくり過ごせる10連休。自然との触れ合いを一緒に楽しめば、親子の絆も深まるかもしれません。1,000円以内で自然を満喫できる施設もチェックしておきましょう。

・かつうら海中公園 海中展望塔(千葉県)

千葉県の外房にある「かつうら海中公園」の展望塔は、高さ24.4メートル、水深8メートルで、東洋一の規模を誇る海中展望塔。海中を泳ぐさまざまな魚たちを眺めることができます。運がよければサメを見られることもあるそうですよ!

水族館とはひと味違う、海の生き物の自然な姿を見られるので、お子様にとって貴重な経験となるでしょう。なお、海上展望室からは太平洋の大海原と水平線も見渡せます。料金は、高校生以上960円、小・中学生470円、4歳以上の幼児が210円です。

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・国営武蔵丘陵森林公園(埼玉県)

東京ドーム65個分の広さを誇る「国営武蔵丘陵森林公園」は、雄大な自然の中で、四季折々の草花、サイクリングやアスレチック、バーベキューなどが楽しめます。利用料金は、高校生以上450円、65歳以上210円で、中学生以下はなんと無料!

広い園内はバスが走り、高校生以上210円、3歳以上の子どもは100円で乗車できるので、たっぷり遊んで疲れても安心です。また、レンタサイクルは大人410円、子ども260円なので、サイクリングを楽しんでも1,000円以内に抑えることができますよ。

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自宅で遊ぶ

10連休中、自宅でゆっくりしたい日もあるでしょう。そんな日に、自宅で家族みんなが楽しめるアイデアもご紹介したいと思います。

・ホームセンターの端材で工作

ホームセンターの木材カットコーナーでは、端材が数十円で売られていることがあります。それらを組み合わせて工作するなど、親子で協力してひとつの作品を作り上げてみてはいかがでしょうか? いろいろなサイズにカットして、ブロック代わりにして遊ぶのも楽しいですよ。

・宝探しでおやつタイム

おやつを室内のさまざまな場所に隠し、制限時間内に見つけただけ食べられるなど、いつものおやつタイムに遊び心を加えてみると、自宅で退屈しない時間を過ごせます。

かかる費用は実質おやつ代のみ。家中を探し回られて散らかるのがイヤな場合は、おやつの隠し場所をクイズ形式で出題したり、すべてを解読できたらおやつのありかがわかる指示書を用意したりしてもいいでしょう。おやつの代わりに、みんなで遊べるおもちゃやカードゲームなどを隠しておいて、一番最初に見つけたおもちゃで遊ぶなど、応用することもできます。

大切なのは家族みんなで楽しめること

長いように感じる10連休も、きっとあっという間なはず。長い期間をファミリーで過ごせる貴重な機会なので、家族みんなが楽しめる過ごし方を見つけてくださいね。

(最終更新日:2019.10.05)
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