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マンションのベランダがおしゃれになると、日々の生活が彩られるほか、窓からの眺めも楽しくなります。しかし、これまでベランダのデザインや、インテリアなどを設置したことのない人にとっては、なにをどのようにすべきか難しいです。そこで今回は、ベランダをおしゃれに飾るポイントや事前に把握しておかなければならない注意点について紹介します。

どんな風にベランダを活用できる?

ベランダの活用方法として基本となるのが、洗濯物を干す場所にすることです。ベランダのあるマンションの場合、あらかじめ物干し竿が用意されているケースがあります。この物干し竿をそのまま利用しても洗濯物を干すことは可能です。

しかし、ガーデニングやインテリアを設置したい場合には邪魔になってしまう可能性もあります。このような場合は、ベランダの手すりに固定して活用するタイプの物干し竿を活用してみましょう。このタイプであれば、物干し竿を高い位置に固定できるため、洗濯物を干すスペースとして活用しつつも、ベランダの床や側面を自由にデザインできます。

ガーデニングを楽しむ場合はラックや椅子などを使い、空間を立体的に利用してみましょう。こうすることで、鉢植えを置くスペースを確保しやすくなるほか、おしゃれなベランダにも見えます。さらに、木材のインテリアや古道具などの小物は植物との相性が良いので、よりおしゃれな空間を演出可能です。

また、リビングバルコニーとしてベランダを活用する方法もあります。ベランダの床をリビング・ダイニングの床と合わせたフローリングに変えることで、リビング・ダイニングからベランダまでをひとつの空間にできます。限られたスペースをより広く感じさせるための活用方法です。

ほかにも、活用次第でベランダは夜景を楽しむ場所になります。ベランダにある物干し竿や生活感の感じられる物を取り除き、椅子やテーブルなどを設置すると、外の景色を楽しみながらくつろげる空間が完成します。室外機はウッドカバーなどをかぶせることで、生活感を隠すことが可能です。

マンションのベランダをおしゃれにする際の注意点

マンションのベランダをおしゃれに作り替える際は、あくまでも共有部分であることを忘れないようにしましょう。ベランダは専有使用権を認められた共有部分で、火災時や非常事態の避難経路としても使われることが想定されています。そのため、自分だけの専有スペースとして作り替えてしまうと、火災時や非常事態の際に活用できない恐れがあります。避難の邪魔になる物は置かないようにしましょう。

また、多くのマンションのベランダには、避難はしごや非常階段へ通じる脱出口、蹴破り戸などが設置されています。これらはいざというときに活用できるような状態にしておかなければなりません。

共有部分となっているベランダには、消防法などで細かいルールが定められています。たとえば、保守維持や清掃・消毒、経常益な補修などが挙げられます。これらのルールとマンションごとに定められた決まりを確認して活用することが大切です。具体的な避けるべき行為としては、レンガや大量の土で花壇を設置することや、大型の観葉植物を置いて非常時に使用する物を妨げてしまうなどです。

どんなものならベランダに置いても良いの?

ベランダをおしゃれに仕上げるために置いても問題ない物の条件は、緊急時に避難の妨げにならない、すぐに撤去できるなどが挙げられます。これらの条件を満たしていれば、近隣住民の迷惑にならない範囲でベランダに設置できます。具体的には、物干し竿やエアコンの室外機、BSアンテナなどです。物干し竿は高い位置に取り付けているタイプや、折りたためるタイプがあるのでベランダに設置しても問題ありません。

エアコンの室外機とBSアンテナに関しては、ほかに置くところがないことと、通路の妨げにならないため設置できます。また、DIYのために人工芝やウッドデッキを設置する際は、すぐ撤去できるタイプを選びましょう。簡単な工事などが必要なタイプは設置できない可能性もあるので、マンションの管理人や管理会社に確認する必要があります。

ほかにも、小型の植木鉢や小さめのテーブル・椅子なども設置可能です。注意点として、小型の鉢植えは数が多すぎると通路の妨げになります。さらに、ベランダから落下する可能性も考えて、手すりの内側や固定した状態で置かなければなりません。置き方を考えて、植木鉢用の棚などを利用して通路を確保するようにしましょう。テーブル・椅子を設置する際は、コンパクトに折りたためるタイプにするか、ほかの物をなるべく置かずに通路を確保しなければなりません。

ベランダをおしゃれに飾れるアイテム

ベランダをおしゃれに仕上げるためのアイテムはいくつもあります。手軽に手に入れられるアイテムとしては、すだれやすのこ、ウッドパネルなどが挙げられます。すだれは窓の下へ取り付けるだけで使用できるほか、100円ショップなどでも手に入るアイテムです。すのことウッドパネルも同様に100円ショップで手に入るアイテムで、DIYにも向いています。釘やノコギリなどを使って加工しやすく、好きなカラーで仕上げられます。また、目隠しシートやラティス、パネル、グリーンカーテンなどはおしゃれなデザインで、ベランダの外から部屋の中を見えづらくするアイテムです。

目隠しシートは種類が豊富で、レンガや木目調などリアルなプリント柄を選べます。なかにはポップなカラーもあるので好みのシートを選びましょう。取り付け方はフェンスに紐で結ぶだけなので、難しいテクニックも必要ありません。ラティスはナチュラルテイストでウッディーなベランダに仕上げられるアイテムとして人気です。庭のような雰囲気を作り出すことも可能であるほか、通気性や遮蔽性の高さがある商品もあります。

さらに、ベランダの壁にフェンスとして取り付けるので、目隠しの効果にも期待できます。パネルとグリーンカーテンはDIYの好きな人や、観葉植物を置きたい場合に適したアイテムです。

パネルはウッド系やフェイクグリーンなどさまざまなテイストがあり、好みのデザインが選べます。木製で作られたタイプが多く、設置するだけでDIYをしたような雰囲気になります。プランターやインテリアを設置する棚としても活用可能です。グリーンカーテンはネットを張り、本物の植物を成長させてカーテンとして活用するアイテムとなっています。目隠し以外に、断熱効果も期待できるため人気があります。専用のキットが販売されているので、誰でも手軽に始められます。

サンシェードやライトなどもベランダを飾るアイテムとして活用可能です。サンシェードは日よけを目的として、ベランダの上部に取り付けます。突っ張り棒やタープタイプなど設置が簡単な商品も販売されています。設置すると自宅にいながらカフェにいる気分を味わえるタイプもあるので、ベランダの雰囲気に合わせて選んでみましょう。

ライトは夕方や夜などに活躍してくれるアイテムです。間接照明や暖かいオレンジ色の光が出るタイプ、凝ったデザインのライトなどさまざまな種類があります。工夫次第でオープンバーのような雰囲気も楽しめます。

おしゃれなベランダに見せるテクニック

おしゃれなベランダに見せるには、まず室外機の見た目から変えていきましょう。室外機の周りをウッドカバーで囲い、その上にインテリアや鉢植えなどの小物を並べると、生活感が薄くなり、おしゃれな雰囲気が増します。このとき、ベランダのイメージやテイストに合わせて小物を選ぶことが大切です。次は、ベランダにガーデニングスペースを作ります。鉢植えが置けるだけのスペースが確保された棚を設置すると、手軽にガーデニングスペースを作れます。すのこなどをDIYでオリジナルの棚を作る方法もあるので、自分に合った方法を試してみましょう。

最後は、木材を使ったテクニックです。木材を使用し柵を立てると、木の温かみが感じられる空間に仕上がります。柵のカラーに合わせて、床や壁などにも木材を使用すると、より凝ったデザインのベランダが完成します。

できる範囲でおしゃれを楽しもう!

マンションのベランダは共有部分です。自分だけの専有スペースではないことを忘れないようにしましょう。置いてはいけない物や制約があるものの、おしゃれに仕上げることはできます。自分のできる範囲でおしゃれなベランダを作ることが大切です。

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