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これからマンションの購入を検討している人は、どんなマンションに住みたいと考えていますか? 立地や間取りも重視したいポイントですが、マンションを購入するなら便利な設備に囲まれて暮らしたいものです。ここでは、家事の時短や収納、ペットとの暮らしのための設備など、マンションにあると嬉しい設備についてご紹介します。

家事が楽になる! キッチンの設備

生ゴミを簡単に処理できるディスポーザーがあれば、悪臭の原因を取り除き、ゴミ出しの負担も軽減できます

キッチンにあると便利な設備には、どのようなものがあるのでしょう。最初に取り上げたいのが、食器洗い乾燥機(食洗機)です。食洗機は場所を取るイメージを持っている人もいるかもしれません。しかし、マンションの設備として設置されている食洗機は一般的にビルトイン型で、キッチン収納やシンク下のスペースに設置されます。

そのため、シンク上の作業スペースを確保しながら、使用済みの食器を入れるだけで洗浄から乾燥まで済ませることができるのです。手入れも簡易化されたものが増えてきたので、長く綺麗に使えます。

【1】ディスポーザー

次はディスポーザーについて説明します。キッチンで毎日のように出るゴミといえば、生ゴミです。ディスポーザーは、シンクの流しからシンク下に設置され、生ゴミを細かく粉砕してくれます。ディスポーザーの機種により生ゴミの処理方法は異なりますが、溜まった生ゴミを粉砕処理し、水とともに流すタイプが一般的でしょう。メリットとして可燃ゴミを減らせる、臭いを予防できる点が挙げられます。シンクに生ゴミ用のゴミ箱を設置する必要がなくなり、すっきりとした状態を保てます。

【2】ビルトイン浄水器

ほかに、キッチンの設備であると便利なのがビルトイン浄水器です。浄水と水道水を1本で兼用するタイプの水栓か、水道水とは別に専用の水栓を設けます。レバー式やタッチ式が一般的で、飲用だけでなく料理にも気軽に浄水を使用できます。カードリッジの交換は年に1回程度ですので、メンテナンスの負担はほとんどありません。

【3】コンロ

最後にキッチンの設備といえば、コンロです。IHコンロであれば、フラットで掃除がしやすく、火を使わないため小さなお子様がいても安心です。一方、料理にこだわる人であれば、調理器具を選ばず、焦げ目などを付けやすいガスコンロに惹かれるでしょう。ガラストップのタイプが人気です。また、コンロの口数も大切。3口以上あれば、一度に複数の調理ができます。調理時間や掃除の時短になるため、忙しい共働き世帯や子育て世帯におすすめです。

利便性の高い水回り! 洗面所・浴室の設備

衣類乾燥もできる浴室乾燥機があれば、雨の日にも洗濯物を干すことができて便利です

【4】浴室乾燥機

雨の日も冬の日もあると嬉しい設備といえば、浴室乾燥機でしょう。浴室に換気窓がなくても、浴室内をカラリと乾燥させてくれるので、カビの防止に欠かせません。さらに、浴室内の防臭になりますので、浴室の使用後は浴室乾燥機を使うことをおすすめします。機種によっては温風により衣類乾燥ができるため、洗濯物が乾きにくい日や急ぎの洗濯物の乾燥も可能です。また、浴室用の暖房機能を搭載している機種もあります。お年寄りや子どもの入浴前に浴室を温めておくとよいでしょう。

【5】オートバス

また、入浴時に便利な設備に、オートバスという設備があります。オートバスは毎日入浴する家庭には外せない設備でしょう。オートバスは浴槽にお湯を溜めるときの温度や湯量を指定すれば、自動で給湯がとまります。操作スイッチは浴室以外にもキッチンやリビングなどに設置することもできるため、ほかの家事をしながらお風呂の準備ができるのです。その他機能として、自動で一定の温度まで沸かし直す追い炊き機能や、呼び出しボタン機能がある機種もあります。

【6】ハンドシャワー水栓

そしてもう一点、マンションを購入するときにチェックしておきたいのが、洗面所のハンドシャワー水栓設備です。ハンドシャワー水栓は、蛇口からホースを引き出すことができます。そのため、シンク回りの掃除や、小さな子どもの手洗いのサポートなどがしやすく、水回りの余計な水跳ねを防ぐことができるのです。また、バケツなど高さのある容器に水を入れるときにも便利です。洗濯機に入れる前の水洗いにも使い勝手がよいので、設備としてあると重宝します。

節約にも! トイレの設備

シンプルな形状のタンクレストイレは、機能性もデザイン性も高く人気があります

トイレの設備も確認しておきましょう。トイレは毎日複数回使うものです。家族が多ければ、その分、使用頻度が高まります。トイレの設備はどれも同じと思う人がいるかもしれませんが、実は節約の鍵を握っています。トイレが旧式であるほど、洗浄に必要な水の量が多いのです。今から40年ほど前、トイレの1回あたりの洗浄水量は10リットルを超えていましたが、現在は世界各国で厳しい洗浄水量規制が設けられ、概ね6リットル以下となっています。これだけの量を家族全員の使用ごとに流しているのですから、水道代節約のためにも、トイレ設備の見直しは大切だといえます。

参照:TOTO トイレでどれだけ水を使うの?

【7】節水トイレ

おすすめしたいのが、節水トイレです。節水トイレはその名の通り、節水を目的に開発されているトイレなので、従来のタンク式トイレに比べて水を流す量が少なくて済みます。メーカーや機種によってはタンクレスデザインも選択でき、トイレ掃除のしやすさや、シンプルなデザイン性が多くの人に好まれています。節水についても、5リットル以下が主流です。マンションの設備としてトイレタイプが選べる場合、ぜひ節水トイレも視野に入れてみてください。

【8】スティックリモコン

トイレ本体と合わせて知っておきたい設備として、スティックリモコンがあります。スティックリモコンはトイレ本体とセットになることがほとんどです。従来のトイレは水を流すときにタンク横のレバーや、トイレ本体のスイッチなどを押していましたが、スティックリモコンはトイレの壁に設置することで水を流したり蓋の開け閉めをしたり、あらゆる操作を一括して行えます。シャワー洗浄機能や保温便座機能がある場合、これらの操作スイッチもスティックリモコンにまとまっているため、機能ごとの操作や設定がしやすいでしょう。

もう荷物で困らない! 収納の設備

大きなキッチンパントリーがあれば、食品も調理器具もまとめてすっきりと収納できます

【9】シューズインクローゼット

マンションの設備で欠かせないもの、それは収納の設備です。玄関はできるだけすっきりとシンプルに整えておきたいという人は、少なくないでしょう。しかし、家族が多ければその分、靴の数も増えます。そこでシューズインクローゼットに靴をまとめて収めれば、いつでも玄関回りをすっきりと見せることができます。シューズインクローゼットにはブーツなど高さのある靴も収納しやすく、傘の収納スペースも確保できます。シューズインクローゼットの有無や、容量は十分か確認しておきましょう。

【10】ウォークインクローゼット

季節や用途に応じて数が必要になる服も、収納スペースが気になります。マンションの間取りにウォークインクローゼットがあれば、実際に内見してみましょう。部屋によってはスペースが広くても天井高が低かったり、梁などで変形していたりする場合があるからです。ウォークインクローゼットは服だけでなくカバンやおもちゃなどの収納にも活用できるため、どの部屋に設置されているかもチェックしておくと、活用の幅が広がります。

【11】パントリー

キッチンの近くには、パントリーがあると便利です。パントリーは食器だけでなく、保存食などを収納できます。かさばる調理器具なども収納できるため、ごちゃごちゃとしやすいキッチン回りの整理がしやすくなります。また、食器棚などの起き家具と異なり、地震で倒れる心配がないので、防災意識の高い人におすすめです。リビングやダイニングとキッチンが隣接する間取りでは、キッチン回りの収納がLDKの雰囲気を左右します。小さなお子様には触れて欲しくない食器などを隠してしまうにも便利です。

暮らしがもっと便利に! マンション建物の設備

マンションの便利な機能と言えば、オートロックシステム。最近は2段階、3段階の解錠が必要な物件も増えています

【12】ペット用足洗い場

ペットと一緒に暮らせるマンションでは、共用スペース内にペット用足洗い場が設置されていることがあります。ペットとの入居を検討している人は確認しておきましょう。ペット用足洗い場は共用部分だけでなく、部屋の設備として設置することもあります。その場合、玄関スペースに設置されるのか、洗面所周辺に設置されるのか、間取りもチェックしてください。また、ペット用の足洗い場をオプションで設置できる可能性もあります。マンションを購入する前に、きちんと確認をしておくと良いでしょう。

【14】オートロックシステム

マンションの入り口にオートロックシステムが導入されていると、防犯面で安心です。オートロックシステムは、カメラ付きインターホンでの解錠タイプがおすすめです。また、オートロックに加えて管理人が駐在していると一層防犯効果が高まります。
マンション入り口の設備としてあると便利なのは、オートロックシステムだけではありません。不在時に荷物を受け取ることができる宅配ボックスが設置されていると、仕事や学校などで不在にしがちな家庭では再配達の手間が省けます。ネットスーパーなどの定期配達を利用する場合は、冷蔵や冷凍の対応をしているか確認してください。

【15】24時間ごみステーション

その他にも、24時間ゴミ出しが可能であれば大変便利です。ゴミの分別ルールをしっかりと守ることは当然のことですが、ゴミの収集日を気にせずいつでもゴミを出せると部屋をきれいに保ちやすくなります。特に、ダンボールゴミや古紙などかさばって目立つものを、いつでも処分できることはありがたいでしょう。特に働き世代の家庭や子育て中の人は、朝早くにゴミをまとめて集積場へ出す慌ただしさから解放されるだけでも、心にゆとりが持てるのではないでしょうか。

番外編! ハイグレードマンションの設備

Tさんが購入したタワーマンションには、キッチンを備えたパーティールームがあり、最大4時間2,000円で利用できるとのこと。「打ち上げや報告会の会場として、年に数回利用しています」(写真「武蔵小杉駅近くのタワーマンションを購入。便利で快適な日々を送るTさん」:住宅購入者ストーリー)

ゲストルームがあれば「来客時に泊める部屋がない」「布団がない」と慌てずに済みます。来訪者ゲストルームは、ハイグレードマンションの共有設備として用意されています。高層階にゲストルームがある場合、夜景を楽しんでもらうこともできるでしょう。室内にはバストイレのほか、キッチンが設置されていることがあるため、ゲストもホストもそれぞれのプライベート時間を満喫できます。ゲストルームの利用は、事前の予約が必要になることが多いので、利用するときは計画的に準備をしましょう。

また、ホテルのように各部屋まで食事やお酒などのデリバリーを頼むことができる、24時間対応のルームサービスもあります。育児や仕事で食事の準備をする時間がないときや、ホームパーティー、毎日の自炊や買い物が難しいお年寄りのサポートにもおすすめです。
ハウスキーピングサービスは、部屋の掃除や寝具などのリネン交換を専門のスタッフが行うサービスです。忙しくても部屋の清潔をしっかりと保ち、ホテルのような生活を送りたい人はぜひ活用したいところ。このように、マンションは設備だけでなく、サービスも含めて選ぶ必要があります。

ほかにも、マンション住人専用のフィットネスジムやプールが併設されていたり、カーシェアリングサービスの利用が可能になったりするマンションもあります。フィットネスジムやプールの利用は、マンションにより利用料がかかることもあるので、事前に確認をしておきましょう。カーシェアリングサービスは、悪天候時の子どもの送迎などちょっとした時間に車を借りることができるため便利です。天気が良い日も、家族で遠出したり、買い物を気軽に楽しんだりと活用できます。

便利な設備に囲まれた新生活はいかが?

キッチンや浴室、トイレに収納など、マンションには生活を便利にしてくれる設備がたくさんあります。どの設備を重視するかはそれぞれの理想の暮らしや価値観によります。これから子どもが産まれる人は間取りだけでなく、家事の時短ができる設備や水回りの設備が気になるかもしれません。不在にしがちな人は、オートロックや宅配ボックスが魅力的に感じるかもしれません。マンション購入時は、部屋の内部だけでなく、マンション設備にも注目しておきましょう。快適で便利な設備が充実したマンションでの新生活に向けて、実際に現地の内見やモデルルームへ足を運んでみてください。

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