この記事は、約3分で読めます

“新築戸建てを建てる”経験は、人生でそう何度も体験できることではありません。せっかくマイホームを建築するのですから、どんな決断にもなるべく納得感のある選択をしたいもの。ここでは、戸建て住宅を建てる際に考慮したい「時期」について考えてみます。

ライフサイクルに合わせて選ぶ

新築の戸建てはどのくらいで完成すると思いますか? これは希望する住宅の「条件」や「立地」によって完成スケジュールは変わってきます。

注文住宅ならプランの打ち合わせにも時間が割かれますし、工法や建設予定地の条件によっても必要な期間が異なるからです。目安としては、着工から竣工まで3~6ヶ月。いつから入居したいのか、その時期を逆算して建設することが一般的です。

なお、子どもの入学を控えている場合だけでなく、転校する必要がある場合、春休み中に引っ越しができるようにするのがおすすめです。新年度からはクラス替えをすることも多く、在校生も新たな友達作りをスタートします。転校経験者としては、このタイミングは新しい学校になじみやすかったと感じています。

子どもがまだいない場合でも、出産前後は避けたいところです。引っ越しは妊婦に大きな負担となりますし、産後となると乳児を抱えての引っ越しは想像以上に大変なものです。

これからのライフサイクルや建設予定地によって、最適なタイミングは異なります。自分たちにとってはいつがベストか、家族で話し合いましょう。

季節による違いはある?

上記の理由から2~3月の竣工を目指す家庭は多く、この時期は繁忙期となります。そのため、費用が割高になったり、材料の手配がつきにくかったりするという悩みが生じる可能性も。スケジュールに余裕があるならば、ほかの時期にしたほうがいい場合もあるでしょう。

梅雨や台風など、雨が多い時期はどうでしょうか。木材に雨水が浸透する可能性も否めません。かといって、気温が低いとコンクリートの強度が落ちてしまいますし、雪が多い地帯ではスムーズに作業が進まないかもしれません。

こうした条件では欠陥住宅になってしまうのでは、なんて心配するかもしれませんが、ハウスメーカーや工務店は気象条件などのリスクも考慮して家を造るわけです。このような時期に家を建てる場合は、どのように対策してくれるのか、事前に確認しておきましょう。その対応で、誠実な業者かどうか判断できるはずです。

雨が多い梅雨の時期でもていねいに対応してくれる業者を選びましょう

税金の優遇処置もチェック

2019年10月には、消費税率が10%に引き上げられる予定です。戸建てを購入する場合は、建物の代金に対して消費税がかかります。

5,000万円の場合は、8%なら400万円、10%なら500万円となり、100万円もの差が生じるわけです。住宅の引き渡しが2019年10月1日以降になる場合は、10%の消費税がかかります(請負契約を2019年3月31日までに済ませば8%)。こうした側面から考えれば、今のうちに契約し、着工したほうがお得、つまり、最適なタイミングといえるかもしれません。

しかし、住宅にかかるお金はこれだけではありません。住宅ローンや固定資産税、親から援助を受ける場合は贈与税も関係してきます。これらはすべて優遇措置が異なるため、総合的な判断が必要です。

お金の面で「最適なタイミング」を知るには、ファイナンシャルプランナーなど、専門家に相談するのがおすすめ。こうした措置を踏まえて提案してくれるハウスメーカーなどもありますが、不安をあおるように営業されてしまうことも考えられます。お金と家の問題はそれぞれの専門家に任せた方が、冷静な判断ができるかもしれませんね。

結論から言えば、家を建てる最適な時期は人それぞれ。さまざまな角度から検討し、自分たちにとってベストなタイミングを考えましょう。

おすすめ記事