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新生活に伴い、この時期は引っ越しをする人も多いのではないでしょうか。引っ越し作業は手早くスムーズに終わらせたいところですが、なかなか思うように進まなかった…なんてことも少なくありません。今回は引っ越しの荷造りでの様々な失敗談と対策法をご紹介します。

準備のタイミングに秘訣あり?

準備がギリギリにならないように荷造りはゆとりを持って行いたいもの

迷ってしまいがちなのが、荷造りを始めるタイミング。生活しながら荷物をまとめていかなくてはならないので、荷造りが早すぎても余計な手間を招いてしまうこともあります。

荷造りのタイミングでの失敗

「時間がかかる荷造りは早めに終わらせておいた方がいいと思って、引っ越しのひと月前から荷造りを始めた。1週間ほどかかり、思ったよりも早く終わって引っ越しの準備は万端。……と思っていたところ、引っ越し直前にまだ使いたいものがあれこれ出てきて、梱包を解いてまたしまう、ということを何度か繰り返した」(42歳・男性)

かといって準備がギリギリになるのも考えものです。

「単身の引っ越しだったので大した量ではないと思い、1日で終わるだろうと考えていた。前日から荷造りを始めたけど、全然終わる気配がなくて徹夜作業。結局当日になっても終わっていなくて、引っ越し業者さんが搬出作業をしている横で、荷物を手当たり次第にダンボールに放り込んでいくという荒っぽい荷造りをすることに」(20歳・男性)

当日になっても終わっていないと、「荷造りに引っ越し業者の手を借りることになる」「搬出作業が長引いてしまう」などの理由によって追加料金が発生してしまう可能性もあります。

徐々に準備をはじめ、引っ越しの前日~数日前までに荷造りを完了しているのがベストですが、梱包する荷物の順番にもコツがあります。基本的には普段使わないものから梱包すると○。まずは季節用品から着手するといいでしょう。たとえば引っ越しの時期が夏であれば冬服や暖房器具などを梱包しておいても、引っ越しまでの間にまた出さなくてはならなくなることもありません。

梱包の失敗

「引っ越し当日まで使うものを別々の箱に梱包してしまい、いちいち開けて取り出すというのを繰り返さなければいけなくなって面倒だった」(30歳・女性)

「台所用品」や「寝室」といった具合に、普段使っている場所やジャンルに分けて梱包をしていくのが基本です。しかし、よく使うアイテムは同じ段ボールに詰めた方がわかりやすいです。たとえば、「化粧品」「洗面用具」「スマホの充電器」などは使うタイミングもバラバラですが、それぞれを分けて梱包してしまうと上記のエピソードのような失敗につながります。

引っ越し当日まで使うものはまとめて別で梱包するのがオススメ。専用のダンボールを用意して引っ越し当日まで蓋を閉じずに使用してもいいですし、カバンやキャリーケースなどにまとめてしまうのも手です。まとめておけば引っ越し後の荷ほどきの手間も省けます。

何をまとめておくべきか困った際には、「旅行に持っていくもの」を考えるとやりやすくなりますよ。

ゴミ出しの失敗

「冷蔵庫の中のものを一気に整理したが、ゴミ出し日までに数日あったので、出せないゴミをベランダに放置する羽目に。夏場だったので匂いがひどく、ご近所さんにも申し訳なかった」(24歳・女性)

引っ越しはいらないものを整理するチャンスでもあります。不要品を捨てておけば、引っ越し先に運ぶ荷物も減らせて一石二鳥です。

荷造りは思いのほかたくさんのゴミが出ますが、考慮しておきたいのがゴミ出し日です。捨てられないゴミを家の中で保管しておかなければならない日が続くと、片付いている気もせず、作業スペースも狭くなってしまいます。各自治体のゴミ収集日を確認し、逆算して作業するのがベストです。

荷ほどきをすることも考える

荷ほどきをスムーズに行うなら、荷造りが大事

引っ越し作業の中でもっとも大変なものといえば、真っ先に荷造りを思い浮かべる方は多いのでは。しかし、荷造りと同様に荷ほどきもなかなか大変な作業です。荷ほどきをラクにするには、まずは上手に荷造りをすることが肝心です。

適当に梱包してしまった

「とりあえず新居に運んでから整理すればいいと思い、あまり考えずにどんどん梱包していった。新居への搬入が終わって『さあ片付けよう』と思ったところで愕然。どこに何がしまってあるかわからないので、家の中を行ったり来たりしなければならなかった。おまけに、空き箱がなかなかできないので箱を潰せず、ちっとも片付かない」(38歳・女性)

先ほど一度触れましたが、梱包は場所・ジャンルごとに分けるのが基本です。またその際にはダンボールの表面に何が入っているかわかるようにメモを書いておきましょう。太めのマジックで書いておけば、パッと見たときにわかりやすいですよ。

必要以上に頑丈に包んだ

「中身が破損しないように箱を頑丈にしておきたかったので、ガムテープで何重にもグルグルにして厳重に梱包。箱は頑丈に仕上がったけれども、今度は荷ほどきでガムテープをはがすのに苦労した」(27歳・女性)

頑丈に梱包するに越したことはありませんが、それによって荷ほどきの手間が増えてしまうのは考えものです。また、必要以上に強度を高めなくても、段ボール箱が壊れてしまうことはそこまで多くありません。中身が壊れ物でなければ、箱の底面には底が抜けないようにHの字で3本のガムテープを。そして、外側のふたのすき間にガムテープを貼っておけば心配ありません。

その他の「知っておいた方が良いポイント」は?

ダンボールに詰め込む量も適量に整頓しておけば、後片付けもスムーズに

「荷造り用のダンボールを近所からかき集めて用意。そのため、バラバラの大きさになったが、うまく梱包することができた。引っ越し当日に業者さんが来てダンボールの山を見て『思ったより少ないですね』とコメント。それからトラックに搬入したが、荷台にかなりの空きスペースができてしまってもったいなかった」(23歳・男性)

引っ越し業者は荷物を運ぶためにトラックを手配しますが、トラックの大きさは「家具とダンボールの量」によって決定されます。大きいトラックほど料金が高くなるため、なるべく小さいトラックで済ませたいところ。業者側が荷物の量を正確に判断するために、ダンボールは引っ越し業者が用意してくれたものを使う方が無難かも。また、ダンボールは同じサイズで統一しておいた方が上に積んでも安定します。

しかし、箱数を少なく仕上げようとしすぎると思わぬトラブルを招くことも。

「荷物の量を減らしたかったので、ひと箱ひと箱にぎゅうぎゅうに詰めて梱包した。その結果、ふたもがこんもりと膨らむ形になったけど、なんとかオーケー…と思いきや、箱を積み重ねようとするとバランスが悪いことが判明。途中、いくつかの箱が落下したけど、無理やり運んでなんとか引っ越しを終わらせた。落下の衝撃で壊れてしまったインテリアなどもあってショックだった」(21歳男性)

箱には無理のない範囲で物を入れていくようにしましょう。本や書類などの紙類をひと箱に詰めるときにも注意が必要です。

「本棚にある本をひと箱にまとめたら、重くて運ぶのは大変だし、途中底が抜けるし…完全に大失敗だった」(35歳・男性)

紙類など、まとめると重くなる類の物は詰める際に箱の中にある程度余裕を持たせるようにしましょう。小さいダンボールに紙類を梱包するのも手です。

「衣類を全部ハンガーから外して畳んで梱包。後日、引っ越し業者が衣装ケースを用意してくれていると知ってショック。梱包をといて、服をまたハンガーにかけるという二度手間に」(43歳・女性)

最近ではハンガーにかけたまま運べる衣装ケースや、新聞紙などの緩衝材を必要としない食器用ケースを用意してくれる引っ越し業者が増えています。必ずしも使わなくてはならないわけではありませんが、手間が減るなら利用したいですよね。

先人の体験談に学んで荷造りに臨めば、手間や失敗を大幅に減らすことができます。新生活を始めるための引っ越し、そのための荷造りをぜひ有意義に進めてくださいね。

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