庭付きと広々としたウッドデッキのある戸建てに憧れるという人は多いと思います。一方で、ウッドデッキは一般的に「手入れが大変」「すぐに腐る」「処分が大変」と、ネガティブな意見も耳にします。しかし、ウッドデッキを持つことは本当に手間がかかるのでしょうか。今回はウッドデッキの魅力を探ってみました。

ウッドデッキは、コストと手間がかかり長持ちしない!?

ウッドデッキの材料として最もポピュラーな素材はソフトウッド。安価で加工しやすいというメリットがあります。しかし、耐久性が低く、年に一度は防腐目的の塗装でメンテナンスをしなければ、おおよそ2~3年しか持ちません。一方、高価ですが湿度に強いといわれているハードウッドを材料使用しても、長くても15年程度。良い状態を維持するためにはそれなりのコストと手間がかかるのです。

ところが最近、耐久性を飛躍的に高めた木素材が登場し、ウッドデッキ市場の主流になっています。それが人工木。別名樹脂木・再生木とも呼ばれ、プラスチック系の樹脂と木粉を混ぜ合わせたもの。強度が高く、丈夫で特別なメンテナンスを施さなくても腐食しないのです。

今回、エクステリア商品を数多く扱う、住宅設備メーカーLIXILのショールームで、人工木製のウッドデッキについて聞いてきました。

東京都杉並区下高井戸にあるエクステリアショールーム。門扉やフェンス、カーポートまでエクステリア商品を中心に、数多く展示している

家事に便利な日常空間か、快適なプライベート空間か。ウッドデッキの活用法とは?

「家の外観が様変わりするということはもちろんありますが、ウッドデッキと室内の床の高さを同じにすることで、段差のないシームレスな広い空間が生まれることが最大の魅力ですね。
天気の良い日は、ウッドデッキにチェアを出し読書や昼寝をするのもいいですし、テーブルを設置して、家族で食事をしながら和むのもいい。また、テラス屋根と組み合わせれば、洗濯物を干すのも最適。干す時に毎回室内と屋外を行き来したり、ベランダに干す為に階段を上り下りすることは家事の中でも大きな負担になっていると思います。
戸建ての場合、たいていは一階に洗濯機が設置されていますから、そこからスムーズにウッドデッキに移動でき干す事ができるのも魅力的な点だと思います。
高齢者や子どものいる家庭では安全面でも優れています。室内と庭の段差は意外とあるため、毎回の出入りとなると、高齢者には負担になりますし、小さな子どもは落下する心配もあります。
その点、ウッドデッキはフラットですから、気軽に窓を開けて部屋と庭を出入りしてもらえます」(LIXIL広報・酒井亮介さん)

LIXIL広報の酒井亮介さん

LIXILのウッドデッキにはどのような特徴があるのでしょうか。

「まずは自然な風合いの色味と質感ですね。ほとんどのお客様は天然木のような質感や色味になるべく近いものを求められるので、その再現に力を入れています。
素材に木粉を多く配合することで、時間とともに色が馴染んできて天然木のようなゆっくりとした色調の変化が楽しめる工夫も施しました。また掃除も簡単です。土汚れは水洗いで落とせますし、表面のキズはホームセンターなどに売っているサンドペーパーで補修できてしまいます。
後は、バリエーションの豊富さです。敷地や用途に合わせて、サイズや形状などニーズに合わせて自由に設計・加工ができます」(酒井さん)

株式会社LIXIL 『樹ら楽ステージ 木彫』(EXSIOR) 価格 13万4960円(1.5間×3尺)から

色味はもちろん、表面に細かな溝が掘られており、自然な感じを演出してくれるデザイン性に優れた人工木デッキ材。4色展開

デザインも配慮したウッドデッキ。そしてさらに使い勝手や居心地がよければ、なお嬉しい。そんな理想のウッドデッキとは?

「せっかく広々としたウッドデッキを設置しても、前の道を歩いている人から丸見えでは家人は落ち着かないですよね。ウッドデッキは、周囲からの視線をほどよく遮られるようにすることで居心地は向上します。フェンスや外壁、庭木等をうまく使って適度なプライベート空間を作ることが重要です。
また、ウッドデッキは新築を建てるタイミングで購入される方も多いと思います。使い道のないあいたスペースを埋める為ではなく、住宅を設計する段階から設置場所や形状を決めておいて、どのように使うかを先にイメージしておくのも大切ですね」(酒井さん)

フェンスを設ける事でデッキの開放感を損なうことなく、プライベートな空間を作ってくれる

ウッドデッキはアレンジ次第でいろいろな使い方ができ、庭を有効活用することで日々の暮らしをとても楽しくしてくれることが分かりました。是非、導入を検討して皆さんの家をさらに快適な空間にしてみませんか?

お問い合わせ/LIXIL

(最終更新日:2019.10.05)
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