分譲マンションを探す際、物件情報が載っているチラシ広告は参考にできます。しかし、誤った情報に惑わされてしまうと、自分の理想とする物件を見つけにくくなってしまいます。この記事では、マンション関連チラシを見る際の、正しいチェックポイントについて解説していきます。   

マンション購入を希望するならチラシはよく読んで

インターネットが普及している現代では、チラシを重要視していない人も少なくありません。しかし、分譲マンションを探す際には、チラシにも見逃せない情報がたくさん記載されています。また、チラシから物件や不動産会社のさまざま情報を読み取れるようになっているので、その点に注意を払うと物件選びの参考になると思います。以下、チラシから読み取れる情報を紹介していきます。

 

宅地建物取引業免許の番号

マンション関連のチラシを見つけたら、まずは「宅地建物取引業免許」に注目しましょう。宅地建物取引業免許とは、“不動産会社が営業するにあたって、必ず取得しなければいけない免許”のことです。そもそも、宅地建物取引業免許がない会社は不動産業を営むことはできません。そのため、正規の業者であればチラシにも宅地建物取引業免許が記載されているはずです。

なお、宅地建物取引業免許を許可できるのは国土交通大臣か、都道府県の知事だけです。いずれかの名前がない場合は偽の免許である可能性があります。十分に警戒して、インターネットなどで業態を調べておくのが無難でしょう。

また、不動産会社選びでチェックすべきポイントとして、宅地建物取引業免許の後に“カッコ付きで記されている数字”に注目しましょう。これは、免許更新がしっかり行われていることを示す数字です。

宅地建物取引業免許は5年ごとの更新が義務付けられています。たとえば、設立して間もない業者は(1)、6年目を迎えたら(2)というように、営業を続けるほど数字が大きくなる仕組みです。

何らかの問題があり、更新ができなかった業者は営業を続けることができなくなります。数字の大きさは実績と信頼の証とも言えるので、不動産会社を選ぶ際の参考にしてもよいでしょう。

物件の間取りや入居開始日

マンション関連チラシは一目見て、インパクトが残るようなデザインだったり、より良い印象に残りやすいように「ハイグレードの設備」や「オプション付きの室内写真」といった、一見華やかなモデルルームの写真を載せていることが良くあります。ただし、よく見ると「●●仕様はAタイプのみ」などの注釈がついていることも少なくありません。その場合自分が気に入った間取りタイプにその仕様が採用されているのか、オプションのため有償となるのか、などきちんと確認することが大事です。チラシのビジュアルだけに注目せず、補足で書かれている文字情報もきちんと確認するようにしましょう。

また、チラシの中で一番重要な情報となるのは「物件概要」です。物件概要とは、不動産物件に関する規模や価格など基本的な情報を説明する項目で、チラシには物件概要を記載することが義務付けられています。物件の間取りや入居開始日など、その物件の詳細情報を確認することができます。

チラシのデザインによっては、物件概要がかなり小さい文字になっているため、見づらいときもあります。それでも、物件概要のないチラシはまずないため、おおよその情報を把握するには便利です。

ただし、物件概要にある「駅からの所要時間」は、交通状況や移動手段によって変わるため、あくまで目安として考えておきましょう。実際に足を運んで、自分の感覚で調べるのがオススメです。

物件の販売方法

気に入ったマンションのチラシ広告があれば、販売方法も見ておきましょう。物件の販売方法は、大きく分けて「登録申込受付」か「先着順受付」の2パターンのケースが多いです。

登録申込受付とは、マンションを購入する際、とりあえずは買い手として登録する方法です。登録には締切日があり、それを超えると買い手になることはできません。締切日を過ぎて、ほかに買い手がいなかった場合は希望住戸を購入できます。しかし、1つの住戸に対して複数の買い手が登録していたときは抽選となります。

一方、先着順受付とはいわゆる「早い者勝ち」のシステムです。早く名乗りを挙げた人が、希望住戸を購入できます。

もしもチラシに「先着順受付開始」と記載されていた場合、迷っていると他の買い手がついてしまいます。すぐに買うべきかどうか決心をして、販売センターへ行きましょう。先着順受付には、申し込んでからすぐ契約が結ばれるメリットがあります。今すぐ新居に移転したい人からすれば、ぴったりの販売方法です。ただし、焦って申し込むと、物件の欠点に気づかないまま契約してしまうことも珍しくありません。

チラシは正しい読み方・使い方を覚えて

マンション関連のチラシは、物件の情報がさまざま載っているツールですので、詳細情報を調べるときに役に立ちます。また、売主の不動産会社や販売元となる会社の情報も記載されているので、取引する会社がどんな会社なのか確認をしておきましょう。チラシの正しいチェック方法を念頭に置いて、マンション選びを後悔しないよう賢く向き合いましょう。

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