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住宅を購入する際には、立地や部屋の間取りだけではなく、どのような設備があるかという点も重要なポイントです。特に、将来子どもを持ちたいと考えている人や、小さい子どもがいる家庭にとってチェックしておきたいものに、「プレイロット」があります。そこで、この記事では、住宅を探しているなら事前に知っておきたい、プレイロットの詳細について解説します。

プレイロットとは一体?

プレイロットとは住宅用語のひとつで、マンションなどの敷地内に設けられている幼児向けのスペースを意味します。基本的には、プレイロットは幼児が遊ぶ場所として設置されているため、それほど大きい広さである必要はありません。

このため、スペースは比較的狭めに作られていることが通常です。特に決まりがあるわけではありませんが、一般的には子どもたちが遊べる遊具のほか、休憩用のベンチなどが整備されています。管理についてはマンションの住民だけが利用できる専用スペースとなっていることもあれば、周辺の住民などによっても広く利用されているケースもあります。

プレイロットに置かれているもの

プレイロットに置かれているものには、たとえばブランコやすべり台、砂場といったものがあります。年齢の小さい子どもでも保護者と一緒に比較的楽しみやすい遊具です。

また、年齢が大きめの子どもや保護者をはじめとした大人たちも休憩の場として利用できるように、ベンチやテーブル、ウッドデッキなどが置かれているところもあります。プレイロットは規模の小さな公園ではあるものの、テーブルなどがあれば外でおやつやランチを楽しむことも可能です。

さらに、日差しが強い日でも外で過ごすことができるように、蔦や藤などを這わせた屋根で日陰を作ったパーゴラを設置しているプレイロットも見ることができます。

何のために設置されているの?

プレイロットがマンションなどの敷地内に設けられているのは、主にマンションの住民たちが子どもたちを遊ばせることが目的です。住居を探す際に周辺環境として公園があるかどうかは重要なポイントとなります。立地によってはマンション周辺に公園などの施設が全くないケースもありますが、マンションの敷地内に公園が設置されていれば子どもの遊び場に困ることはありません。

また、住まいから近い場所にあれば、マンションの住民にとってはいつでも気軽に行くことができる場所となり、多くの人に利用されやすくなります。マンションに複数の子どもが住んでいれば、ほかの子どもと接する機会を多く持つことができるようになります。

さらに、マンションの母親同士の交流の場としても活用することができます。プレイロットは子どもの遊び場としてだけでなく、住民同士のコミュニケーションの場所としても重要な役割を持っているのです。

【利用するメリット1】子どもが楽しめる

プレイロットは子どもの遊び場であるため、子どもの楽しむ場として重宝します。家のなかでばかり過ごすことは子どもの成長にとってよくありません。特に、集合住宅では周囲の住民への気遣いもあり、子どもが元気に体を動かすことを止めざるを得ないシーンも多いことでしょう。たびたび遊びに制限を受けることは、子どもたちにとって大きなストレスとなります。

また、幼児期は子どもが思い切り体を動かすことが必要な時期です。運動することで動くタイミングを学び、事故やケガなどを起こさないように体のコントロール能力を身につけます。プレイロットがあれば子どもが伸び伸びと体を動かすことができる場所を確保できます。

さらに、ほかの子どもと交流の機会を持つことで社会性を養うこともできるのです。子ども同士が触れ合うなかで自然と、友達との間にルールを学び、コミュニケーションの取り方を身につけていくからです。このように、プレイロットには遊び場としての役割だけでなく、子どもの成長を促すというメリットもあります。

【利用するメリット2】自然を身近に感じられる

商業施設やビジネスビル、マンションなどが連なる駅周辺や都会などでは、身近な場所に自然が少ないことも多いでしょう。しかし、そのような場所での生活をしている人であれば、なおさら緑を感じられる空間は癒しとなります。公園のようなプレイロットがあれば、近くに緑のある場所がなくても自然を身近に感じる生活ができます。

自然を求めている人であれば、そもそも公園などの近くに住むという選択肢もあるかもしれません。ただし、近隣に公園があるということは物件のメリットとなるポイントです。

特に、子育て世帯などは物件を選ぶ際の条件として公園があることを上位にあげる人も多くなっています。このため、一般的には公園の近くに住もうとすると物件価格が高額になる傾向があるようです。

しかし、プレイロットがあるマンションであれば、立地条件による価格の影響を受けることは少ないですし、公園に近いような自然ある暮らしを手に入れることも可能となっているのです。

【利用するメリット3】近所との交流ができる

近所の子どもたちはもちろん、母親同士の交流の場所として役に立つのもプレイロットの魅力です。多くの人が住むマンションなどでは通路や踊り場での立ち話が多大な迷惑となる可能性もあります。

また、道端で話せばマンションの住民だけでなく、周辺に住む人たちなどの邪魔にもなってしまうものです。しかし、プレイロットがあれば、そのような気遣いをすることなく、ゆっくりと話を楽しむことができます。

また、普通に生活を送っていたら接する機会を持てない高齢者世代などと子どもを通して話す機会を持つこともあるでしょう。日ごろから母親同士をはじめ、さまざまな住民との間に交流があれば、マンション内のネットワークをしっかりと築くことができるため、防犯においても効果的です。

見かけない顔の人が注目されやすくなって、不審者が入りづらい環境ができることが防犯につながります。そして、住民同士のつながりができることで、安心した環境のなかでの生活が送りやすくなるのです。

住民以外が利用するケースも!

マンションの敷地内にあったとしても、プレイロットは必ずしも住民だけが利用するものとは限りません。住民専用の設備としているところもありますが、マンションが直接管理をしていないところもあります。マンションに代わり自治体に管理を委託しているところであれば、マンション以外の付近の住民が公園として利用するケースも多くなります。

マンションの敷地内にありながら一般の住民の利用も可能となっている公園には「公開空地(こうかいくうち)」と「提供公園」があります。公開空地は“マンションが管理している公園”です。提供公園は”マンションの私有地ではあるものの、マンションの完成後に自治体に譲渡され自治体が管理している公園”をいいます。

このため、公開空地の維持管理にかかる費用はマンション側の負担です。対して、提供公園は自治体に所有権があることからマンション側が固定資産税などを支払う必要はありません。

また、どちらの場合でも地域の住民に公園を開放することによって、規模の大きなマンション建設の特例を受けたり、高さ制限などの緩和を受けたりすることが可能となります。特例などを受けて販売戸数を増やすと分譲価格を安く抑えられるようになるため、マンションに入居する住民にとってもメリットとなるのです。

プレイロットのある住居を検討してみよう!

プレイロットの利用にはさまざまなメリットがあります。子どものいる家庭だけでなく、将来子どもを持ちたいと思っている夫婦や、自然のある環境や社会との交流を求めている人などにとって魅力のある設備です。住居探しをする際には、プレイロットのあるマンションなどを検討してみるとよいでしょう。

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