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家電王国日本に突如あらわれ、消費者から熱い視線を浴びている黒船家電。ダイソンはその代表格。新製品が登場するたびに大きな話題になります。さきごろ発表された新コードレス掃除機を見ながら、ダイソンの人気の秘密を探ってみました。

掃除機を選ぶ基準は?

皆さんは掃除機を買い換えるタイミングに、何を基準にして次の一台を選んでいますか? 「コードレスタイプにしようかな」「軽量モデルがいいな」「やっぱりコスパの良さ」などなど、選ぶ基準はさまざま。では、メーカーではどうでしょう? 「ダイソン」というメーカー名が頭に浮かぶ方は多いのではないでしょうか?なぜダイソンの掃除機は気になってしまうのでしょう。

「やはりダイソンは人気がありますね。掃除機を探しに来店される多くのお客さまから一度は尋ねられるのが、『ダイソンってどうなの?』という質問です。CMで見るような高い吸引力に惹かれて検討する方が多いです」(大型家電量販店の広報担当)

確かに「ダイソン=優れた吸引力」というイメージをお客さまは持っています。しかし、調べてみるとその魅力は吸引力だけではなかったのです。

革新的な進化を遂げた新型コードレスクリーナー「Dyson Cyclone V10」

この春、ダイソンが新型コードレスクリーナー「Dyson Cyclone V10」シリーズ(以下「V10」)を発売しました。もちろん吸引力と集塵力は確保してありますが、このサイクロンコードレスクリーナーが革新的といえるポイントに「軽さ」と「稼働時間」の2点が挙げられます。

Dyson V10(実勢価格75,000円前後)

毎日使うから、軽くて長時間使える掃除機がいいと思うのは当然です。「V10」は同社のコードレスクリーナーでは最軽量となる2.58㎏を実現。バッテリーは、大容量のニッケルとコバルト、アルミニウムを電極に使った新型充電池によって、1回の充電で最長約60分も駆動させることが出来るのです。

バッテリー部分の内部イメージ図。セルの数を増やし制御回路を進化させることで、従来型の40分から約60分と大幅にアップした

気になる吸引力もアップしました。改良された独自のデジタルモーターに加え、空気の経路を一直線にすることでモーターの吸引力をより活かせる構造を採用しています。

豊富な付属ツールを使い分けることで、ソファや寝具、エアコンの吹き出し口や車内掃除に至るまでをこの1台で賄えることができます。

V10が1台あれば、部屋中さまざまな場所を掃除できる

「おかげさまで、一度はダイソンを使用したい。また次もダイソンを購入したいというお声を頂きます。その理由に、掃除機を語るうえで最も重要となるのは、床からゴミを吸い上げる『吸引力』と、吸い上げたゴミを含んだ空気からゴミだけを分離する『集塵力』という2軸をしっかりと実現している点にあると思います」(ダイソン広報 山崎 史さん)

このような新型モデルも期待通りに高性能ぶりが発揮されています。しかし、他にもダイソンの人気を支える秘密があります。

ユーザーの心を掴んだのは安心のアフターサービス!

「ダイソンの神対応」というキーワードを良く耳にします。例えば、掃除機の一部が破損した際、素早い対応で交換パーツを届けてくれた上、その電話対応もとても親切だったというものです。しかし、本当?と言うわけで実際にサポートセンターに電話をしてみました。すると……。

電話をかけ、掃除機の担当者が電話口に出るまで約3分。素早いとは言いませんが、人気のブランドであることを考えると、決して遅い対応ではありません。

電話口で、アフターケアーの体制を尋ねてみましたが、答えは明確でした。

まず、すべてのダイソン製品の保証期間は2年間と、主な国産メーカーに比べ1年間長いことを説明、バッテリーを含めたパーツの交換や購入は販売店ではなく、すべてこの電話で対応。在庫さえあれば、翌日には発送、早ければ電話で依頼後、2日後には手元に届きます。

また交換は基本的にユーザー自身が出来るように工夫されているとのこと。例えばバッテリー交換も、ドライバー1本でできるため、女性でも心配ないとのことです。さらに、修理が必要となった場合でも製品の引き取りから返却までを72時間で対応するのだそうです。

「アフターケアがご心配ですか? 私どもは海外ブランドですが、アフターケアは問題ないと自信を持って言えます」(電話で担当してくれた担当者)

なんとも頼もしい。

掃除機など、毎日使う家電製品ですから、万が一の際、電話で素早く対応してくれることはありがたい。以前、国産メーカーのパーツ取りよせに5日かかったときに「早い」と実感した経験がありましたが、それ以上です。問題が発生した場合も、電話で様子を聞きながら解決していくのだという。

「弊社ではお客さまから本体の不具合によるお問い合わせをいただい際、お申し出と同じ製品をアドバイザーの手元に置きます。お客さまに電話口で操作していただきながら問題箇所を特定し、解決策を素早く的確にご提案したいと考えています」(ダイソン広報 山崎さん)

優れたカスタマーサービスとは、なんとも目立たない特徴ですが、困っているユーザーにとっては「不安」と「疑問」を解消してくれる、実に頼りになるサービス。これこそがダイソンの大きな魅力と言えると実感しました。

これからのダイソン

ダイソンは自社のことを「家電メーカー」でなく「テクノロジーカンパニー」と呼んでいます。

「私たちは新しい技術で生活をより良くするという思いのもと研究開発に取り組んでいます」(ダイソン広報 山崎さん)

その言葉通り、家電という枠を超えて、2020年にはEV(電気自動車)の発表を目指しています。今後、同社が私たちの生活にどのような「気になる」モノを届けてくれるか期待しましょう。

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この記事の筆者
片山祐輔 ライター

モノ情報誌などを中心に。PC、テレビ、ゲームの情報を追いかけているライター。趣味はマンガを読むこと。最近は旨辛料理にハマっており、美味しい麻婆豆腐が気になっている。

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