暖房は何度が適切? 設定温度の目安を徹底解説!

電気代が気になるときの対策について

月々の電気料金が高すぎると感じたときは、つぎのような対策が考えられます。

1つ目は、電力会社・料金プランの見直しをすることです。電力自由化以降、電力会社だけではなくガス会社などの本来異業種であった業界からの参入が進んでいます。新規参入の会社は、お得な料金プランを提供していることがあるので、比較検討してみるとよいでしょう。

2つ目は、設定温度を上げ過ぎないことです。これは、もっとも簡単でもっとも効果的な方法なので、すぐに実行してみましょう。

3つ目は、フィルターの掃除をすることです。エアコンには空気を取り入れる部分にエアフィルターがついています。ここにホコリが蓄積されると、空気の取り入れに余計な負荷がかかり、本来不必要な電力消費につながるのです。

4つ目は、加湿器を使う方法です。エアコン使用時には加湿が推奨されますが、湿度が上がると体感温度が向上する効果もあります。つまり、低い設定温度で快適性が得られるのです。

温度設定をする際の注意点

環境省では設定温度を20度に推奨しており、電気代の節約という観点からみても、設定温度は低いほうがよいわけです。そうはいっても、人によって適温だと感じる温度は異なります。その場にいる人が実際に快適に感じているかどうかも十分考慮する必要があるのです。どうしても寒いと感じる場合には設定温度を上げる必要が出てくるため、幅を持たせて対応するべきでしょう。

臨機応変に暖房の設定をしよう!

暖房の設定をする際には、適温がどれくらいなのか、さまざまな要素を総合して検討しましょう。推奨設定温度を参考にするのもよいのですが、その場にいる人がいかに快適なのかを重視すべきです。また、資源や電気代の節約という観点も重要です。これらの要素を踏まえた温度が、最適な設定温度といえるでしょう。

(最終更新日:2020.09.16)
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