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住宅の購入を検討中の人や、実際に購入へ踏み切った人たちは、どのくらいの世帯年収があると思いますか? 「住宅を購入するためには世帯年収が多くなければいけない」というイメージを持っている人が多いかもしれませんが、実は世帯年収が少ないからといってマイホームの夢を諦める必要はないのです。今回は、住宅購入者、購入予定者600人を対象に行ったアンケート調査を基に、住宅購入者と購入予定者の年収について、ARUHIマガジン編集部が調査しました。

【調査結果】住宅購入時の世帯年収

住宅購入者・購入予定者の世帯年収は?

「住宅購入時(または住宅購入を行う時点)の“世帯年収”はどのくらいありました(す)か」と聞いたところ、「501万円以上800万円以下」が32.5%と最も多く、次いで「301万円以上500万円以下」が27.7%でした。

住宅の購入を考える際、世帯年収が301万円〜800万円の人が6割を超えていることがわかります。

世帯年収800万円以下は20代でも8割超、50代でも5割弱

 世帯年収を年代別に見てみると、20歳代・30歳代では800万円以下の人が8割以上を占めており、世帯年収の平均額が最も高い50歳代でも5割近くに登りました。

具体的な金額を見てみると、20歳代・30歳代は「301万円以上500万円以下」の割合が高いのに対し、40歳代・50歳代では「501万円以上800万円以下」の割合が最も高くなっており、年齢が上がるとともに収入が増えている様子がうかがえます。

20歳代・30歳代は子育てなどの事情から、夫婦のどちらかが専業主婦(夫)や短時間のパートなどに留まる人も多いと考えられますが、子どもに手がかからなくなった40歳代・50歳代からは、本格的に仕事復帰をして共働き家庭となる世帯が増えるのではないかと推測できます。

一方、定年退職を迎える人が多い60歳代に関しては、「501万円以上800万円以下」の割合が減り、他の世代よりも「201万円以上300万円以下」の割合が高い結果となりました。やはり高齢者になると収入は減ってしまうようです。

全体の5%が世帯年収200万円以下でも住宅を購入あるいは検討中

世帯収入が301万円〜800万円の人が6割を超える一方で、300万円以下でも住宅購入をしている人(または検討中の人)が約1割も存在することがわかりました。具体的には、「0円以上200万円以下」が5.0%、「201万円以上300万円以下」が5.7%です。

この人たちを住宅購入者と購入予定者に分けて見てみると、購入検討者よりも購入者の割合の方が高くなっていました。特に「0円以上200万円以下」と答えた人の割合は、購入予定者が3.3%であるのに対して購入者は6.7%と2倍を超えています。

このことから、世帯年収200万円以下の世帯は住宅購入を検討する人自体が少ないものの、検討すると実際に購入へと踏み切る確率が高い様子がうかがえます。

まとめ

今回の調査の結果、住宅の購入を検討する際の世帯年収は301万円〜800万円が多いことがわかりました。家庭の支出額などによって状況は異なりますが、一般的には世帯年収が800万円あれば、住宅購入に踏み切るのに十分であるといえそうです。

しかし一方で、世帯年収が200万円以下でも住宅購入は可能なようです。収入が少なくても長期ローンを組むことさえできれば、月々の返済を頑張りながら自分たちの資産を手に入れることができます。皆さんも家庭の収入や月々の支出額、将来的な資産のことを考えて、無理のないタイミングで住宅の購入を検討してみてください。

【調査概要】
調査地域:全国
調査対象:住宅購入者、購入予定者の20代から60代の男女
調査期間:2017年6月26日~28日
有効回答数:600サンプル 

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