日本人旅行者の予算は倹約派と豪遊派の二極化傾向が明らかに。KAYAKが「旅費に関する意識調査」を実施

旅行検索エンジンKAYAK.co.jp (https://www.kayak.co.jp/) を運営するKAYAK(カヤック)は、世界26ヶ国、2万6,000人の旅行者を対象として「旅費に関する意識調査」を実施。その結果から判明した日本人旅行者の「リアルなお財布事情」を発表した。

旅の予算は過半数が「15万円未満」だが「50万円以上」の人も! 二極化が浮き彫りに

今年の夏休みの予算を調査したところ、日本人旅行者の過半数が「15万円未満」と回答した一方で、23%が「5万円未満」、1%の回答者は「50万円以上」と回答。倹約派と豪遊派で、金額に大きな開きがあることが明らかになった。

また、「どのように予算を立てるか」という質問に対し、5人に1人が「旅行の予算自体を考慮したことがない」と回答。さらに「旅行時にどのような点で節約をするか」との問いには18%が「節約を検討したことが全くない」と答えたことからも、同様の二極化傾向が伺えた。

日本人旅行者は「宿泊費」を節約。「食」に関しては財布の紐が緩くなる傾向

「旅行時にどのような点で節約をするか」という質問に対しては、29%が「宿泊費」と回答。海外旅行では不可欠な航空券代や、旅行先でしか出来ないショッピング、観光よりも、宿泊費を節約する傾向が判明した。

一方、日本人旅行者の59%が、旅行時にお金を使う要素として「食事」と回答。このデータは他の25ヶ国と比べて非常に高く、日本人にとって食事が旅の中で重要な要素であることが伺える。また、66%の日本人が「旅行時は普段よりも食事にお金をかける」と回答した。

現代人に欠かせないWi-Fiだが、日本人はお金を払ってまで利用しない?

「フライト中にWi-Fiを使うために追加で予算を払うか?」という質問に対しては「いいえ」が82%。 “デジタル依存”が顕著な現代人にとって無くてはならないWi-Fiだが、お金をかける日本人は少ないという意外な結果となった。インドの旅行者は過半数以上の51%が「はい」と答えていることからも、国籍によるWi-Fiへのこだわり度合いが異なることが伺える。

KAYAKの日本・韓国ジェネラルマネージャーである山下雅弘氏は、今回の調査データについて「最近は消費者のお金の使い方が高度に分化している。グルメで有名な日本人旅行者が旅先で食事に予算を使っていることは、納得の結果だ」と語っている。

【調査期間】2018年1月1日~3月3日
【回答数】世界26ヶ国、2万6,000人の旅行者(日本人のデータは18~65歳の993名)
【調査方法】KAYAKによるインターネット調査

ニュース参照元:PRTIMES
ニュース情報元:旅費に関する日本人旅行者の最新「リアルなお財布事情」とは?

(最終更新日:2019.10.05)
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