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既に持ち家で長く暮らしている方も、新居を購入したばかりの方も、「リフォームすればもっと快適に暮らせるのに」と思う場所があるのではないでしょうか。また、リフォームすることを前提に中古住宅を購入する方も多いかと思います。限られた予算内で希望を叶え、満足度の高いリフォームを実現することはできるのでしょうか?

オンラインリフォームサービス「リノコ」を運営するセカイエ株式会社 リノコ事業部部長である東さんに、リフォーム金額の目安と予算の上手な使い方を伺いました。

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リフォーム予算100万円で、キッチンや浴室を交換できる

リフォーム予算100万円で、在来工法の古びた浴室からユニットバスに一新

まずは、リフォーム予算100万円の場合、どのようなリフォームができるのか教えていただきましょう。

東さん:「リーズナブルなタイプを選べば、システムキッチンかユニットバスを新調し、トイレや洗面台も交換することができます。トイレや洗面台の交換と同時に床材や壁紙も貼り替えるお客様が多いですね。いずれもスペースが狭いため手間も掛かりませんので、ベーシックな壁紙であれば3~4万円のプラスで貼り替えが可能です」

デザインや機能は選べないようですが、水廻りが少しでも綺麗になると嬉しいですよね。また、工事に伴い、同時に他のリフォームも行う方が多いこともポイントですね。

リフォーム予算200万円で、キッチン・浴室・トイレ・洗面台と水廻りを丸々一新

リフォーム予算200万円で、高級感のあるユニットバスと収納力抜群の洗面台、節水機能付きで掃除もしやすいトイレに交換

続いて、200万円の予算でどのようなリフォームができるのか伺いました。

東さん:「リーズナブルな仕様であれば、水廻りが一新できます。ただ、通常機能の水廻りと考えると、キッチンとユニットバスの交換で各100万円程度掛かりますね。4点リフォームの具体例を挙げますと、キッチンが100万円程度、ユニットバスはリーズナブルなタイプを選んで60万円、トイレや洗面台も価格を抑えて各20万円といった具合で、一式交換することが可能です」

水廻り4点を一新させるのも良いですし、こだわりをもってデザイン性や機能性を重視して水廻り2点をリフォームするのも素敵ですね。デザインや機能は実際にショールームに行って、見て触れて確認した方が良いそうです。

また、コンパクトなマンションでグレードにこだわらなければ、フルリフォームも不可能ではない価格帯とのことでした。

リフォーム予算300万円で、マンションならフルリフォームも可能!

リフォーム予算300万円で、和室の間仕切りを撤去して広い洋室にリフォーム。天井や壁も交換し、空手の練習場として再生した

300万円の予算があれば、どの程度のリフォームができるのでしょうか?

東さん:「マンションであれば、全体的にリフォームをすることが出来ます。例えば、和室を洋室にして、キッチンの位置を変更するといった間取り変更を含むフルリフォームができる予算です。戸建てでも、広さや間取りによりますが、設備のグレードを抑えればフルリフォームも不可能ではありません」

戸建ての場合はややギリギリな価格帯のため、外構まで手を入れることは難しいとのことですが、中古物件を買ってリフォームをしてから暮らしたい方は、300万円程度のリフォーム予算を用意しておくと良いかもしれません。

500万円あれば戸建てでもフルリフォームが可能。1,000万円あれば外構も一新

リフォーム予算500万円で、レンガ調の外壁に貼り替え、居室の一面はアクセントクロスを貼ってイメージチェンジ。キッチンはIHコンロにすることですっきりと、掃除もしやすくなった。ユニットバスも落ち着いた雰囲気に一新している

500万円、1,000万円といった金額を用意できれば、全面的にこだわったリフォームができそうです。

東さん:「500万円以上の予算があれば、戸建てのフルリフォームができるでしょう。ただし、外壁工事が加わる場合、足場代等で費用がかさみ、塗装剤のグレードによって金額も異なるので、予算内で対応が出来ない場合があります。そして、1,000万円の予算があれば“リフォーム”というより“リノベーション”ができますね。大幅な間取り変更や外構・外壁塗装も行えますので、新たな住まいとして生まれ変わります」

外構は、元々駐車場だったスペースに砂利を敷いて、門扉や門柱も一新するなど手を加え、おしゃれなエントランスにする方が多いとのこと。注文住宅のように、自分好みのデザイン・間取りにして、住み心地を高めることができそうです。

予算内で、より満足度の高いリフォームを実現するための秘訣はあるの?

相見積もりをとることが大事だと語る東さん

最後に、限られたリフォーム予算で、できるだけたくさんの希望を叶えるための秘訣を伺ったところ「相見積もりをとる」ことだそうです。

東さん:「10万円程度のリフォームでしたら大きな差は出ませんが、100万円を超える規模になりますと、リフォーム会社によって20~30万円もの差が出てきます。最低3社程度は比較をしていただきたいですね」

最近は、複数のリフォーム会社で一括見積りができるサービスも増えており、気軽に相見積もりをとることができます。手軽にできる分、たくさんのリフォーム会社から連絡が相次いだ結果「面倒になって最初に電話が来た会社に決めてしまった」というお客様が多いそうです。

ただ、実は後から対応してくださった会社が、魅力あるプランを提案してくれるかもしれません。是非、各社に提案をしてもらって決めましょう。大抵の会社は、2~3パターンの提案を出してくれるそうです。

各社の提案を比較することで、会社ごとにどんな強みがあるのか、自然と見えてくるので、どの会社とマッチしているのかを見極めてみましょう。

リノコが窓口となって、最大5社の見積りが可能。失敗しないリフォームの近道に

ちなみに、リノコではWebサイト上で、最大5社の見積もりを比較検討できます。リノコのリフォーム費用は諸経費込みの定額ですが、下請け業者によって提案内容が変わってきます。そして何より、「担当者とのフィーリングも大切にして欲しい」という想いがあるのだとか。

東さん:「自分のやりたいリフォームを全て実現しようとすれば際限がなく、予算を大幅に超えてしまいます。『キッチンのリフォームは譲れないから、床の張り替えは諦めよう』といった決断を下してしまいがちですが、細かな調整で、ご希望により近いリフォームプランを提案できる会社があるかもしれません」

予算内で満足度の高いリフォームを実現するために、まずは相見積もりをとって比較してみましょう! リノコに依頼をすれば、多くの業者から選定する労力を軽減することができますね。皆さんも、オススメの業者を数社紹介してもらい、よりよい業者を選定してみてはいかがでしょうか?

(関連記事:急成長を遂げるリフォーム市場。リフォームサービス「リノコ」に聞く最近のトレンドは?

写真提供|取材協力:リノコ

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斎藤若菜 住宅ライター

ラジオパーソナリティを経てフリーライターに。住宅・インテリア・不動産分野を中心として、介護・グルメ・トラベルなどのジャンルでも執筆。リフォームや注文住宅関連の住宅情報誌をはじめ、雑誌、書籍、新聞、インターネットなどのさまざまな媒体で取材・執筆を手掛けている。ARUHIマガジンでは、「住宅購入者ストーリー」などを担当中。

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