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「住み続けてきた住まいの老朽化が見られる」「設備が故障した」「デザインを一新したい」など、リフォームを考える理由は様々です。また、リフォームを前提として中古物件を購入する方も増えています。そんな時に、皆さんはどうやって施工会社を探し、どのようなリフォームを依頼しているのでしょうか?

今回は、オンラインリフォームサービス「リノコ」を運営するセカイエ株式会社 リノコ事業部部長である東貴士さんに、最近のリフォーム事情を教えていただきました。

(関連記事:限られた予算内でどこまでリフォームできる!? リノコに聞く、金額別事例と予算を有効に使うコツ

リノコ事業部部長の東貴士さん

「今ある家をリフォーム」から「中古物件を買ってリフォーム」へ

――リノコは80万件ものリフォーム実績があるそうですが、ここ数年でリフォームの用途や内容に変化はありましたか?

東さん:今までの「リフォーム」というと、元々お住まいの家の不具合を解消する、住み心地を高めるといった目的でリフォームのご依頼を受けるケースが主流でした。ところが、ここ1~2年前から、リフォームを前提として中古物件を購入し、入居前に水廻りだけ交換する、内装だけ貼り替えるといったお客さまが増えました。都市部を中心に中古マンションの売買が活発である状況を考えると、当社に限らずリフォーム業界全体で、今後ますます「中古マンションを購入してリフォームする」というお客さまが増えるでしょう。

中古物件を購入し、床材や壁紙を貼り替えて暮らす人が増えている

――リフォームを前提に中古物件を購入される方は、どの程度のリフォームをされるケースが多いのですか?

東さん:中古物件の購入時にリフォーム代も込みで住宅ローンを組んで、フルリフォームをするケースが多いですね。当社でも最近、戸建ての間取り変更から水廻り交換、外壁の塗り替えや外構のリフォームまで対応させていただきました。

――そこまで手を加えれば、新築同様の環境で新生活を始めることができそうですね。

東さん:フルリフォームを行えば新築同様の新生活ができますね。ただ、費用もかかることですので、まずは小規模な工事からご依頼される方が多いのも事実ですよね。まずは内装をリフォームしてみて、気に入ったら次は水廻りリフォームというように、金額を上げて工事のご依頼を下さいます。例えば、6畳の居室のクロス貼り替えでしたら39,800円~施工できます。水廻りのリフォームも人気ですが、当社の場合ですと平均40万円程度の予算でいらっしゃるお客さまが多いですね。

手頃な価格で施工できるクロスの貼り替えは、手始めのリフォームに最適だ

店舗型とオンライン型に二分される、リフォームサービス

――お客さまの利用目的以外にも、時代の変化を感じていることはありますか?

東さん:今までは、リフォームをしたければ施工時のハウスメーカーや工務店に依頼するか、近隣のリフォーム会社に声をかかるのが当たり前でした。ここ数年は、家電量販店やホームセンターの多くがリフォーム業界に参入し、勢いがあります。その一方で確立されてきたのが、Webサイトからリフォームの申し込みができる仕組み。現在は大きく分けて、実店舗とオンラインサービス、2つのタイプで人気を二分している状況です。

適正価格でのサービス提供にこだわると語る東さん

――リノコは後者で、オンラインサービスに特化していますね。

東さん:実店舗型の場合、店舗の運営費用や人件費がかかります。そうした費用はお客さまの見積もりに反映されがちです。当社ではそうしたコストを極力省き、適正価格でサービスを提供することにこだわっています。

――リノコのリフォームにはどのような特徴がありますか?

東さん:材料費や工事費用、保証費用など全てを含んだ価格表示が一番の特徴です。「リフォーム料金が不明瞭で不安」という声をよく聞きますが、当社は追加料金のない明朗会計を徹底しており、当社が提携するどの施工業者にご依頼いただいても料金は一律。安心してご利用いただけます。

――全国の施工業者とネットワークを構築しているのですね。

東さん:当社は、お客さまと実際に工事を行う提携施工業者の橋渡しをする存在。万が一「工事の進捗が遅い」「業者から連絡がない」といったトラブルが生じた場合は、当社が双方の間に立ち、リフォームがスムーズに進行するようにサポートしております。施工業者に直接依頼した時にはお願いし辛いようなご要望も、当社が責任を持ってお伝えしています。

問い合わせから工事完了まで、やりとりはWebサイトで完結

――リノコを利用するお客さまは、どのような方が多いですか?

東さん:一般的なリフォーム会社は、電話や訪問、DMなど様々な方法でお客さまを集客しています。当社はWebサイトをご覧になってご利用いただくお客さまがほとんどですので、30~40代の若い方が中心です。

当社では、検討段階のお問い合わせから工事完了まで、電話かオンラインでやりとりを行います。全てをWebで完結するお客さまも多く、その気軽さが喜ばれています。数年前までは電話でのご相談が6割、Webサイトが4割でしたが、現在は逆転。Webサイトからのご相談が6割を超えています。また、ご契約した9割のお客さまがWeb上で契約をされています。

また、平日の空き時間に主婦の方々からお問い合わせをいただいたり、ご両親のために娘さんからご連絡をいただいたりと、問い合わせ時には女性のお客さまが多いことも特徴です。

――女性のお客さまが多いと、ご希望のリフォーム内容も変わってくるのでしょうか?

東さん:キッチンは女性が主導で仕様を決める傾向にあります。作業スペースが広く、収納力が高いキッチンが人気です。また、男性と女性では、キッチンに対するお掃除のしやすさで気になるポイントが異なります。例えば男性でしたら、年末の大掃除を担当することが多いので、楽に掃除ができるレンジフードに惹かれる傾向があります。女性は日常的に目を向ける箇所の清潔さを気にする傾向にあるので、排水口掃除の手間を軽減できるような商品が支持を集めています。

コンロはガスかIHか、レンジフードはフィルター付きかといったポイントで掃除のしやすさが決まる

――先ほど、クロスの貼り替えや水廻りのリフォームが多いとのお話がありましたが、ここ数年のトレンドを教えて下さい。

東さん:クロスの貼り替えに関しては以前から、壁の一部だけデザイン性が高いアクセントクロスを貼って部屋の雰囲気を変えたいというリクエストが多いですね。ここ数年は調湿作用や消臭効果といった機能性とデザイン性を兼ね備えたインテリア壁材のリクエストも増えています。

水廻りで言えば、近年は各メーカーとも、オプションのラインナップを充実させたり、節水機能を高めた商品を出したりしていますので、お客さまのニーズに合わせた機能を選べるようになっています。例えば、すっきりとした見た目のタンクレストイレは継続して人気があります。

壁一面にアクセントクロスを貼るだけで、部屋のイメージを一新することができる
室内を広く使え、凹凸が少ないため掃除もしやすいタンクレストイレは根強い人気

中古で購入した物件はもちろん、新築で住み始めた建物も、いずれはリフォーム工事が必要になります。「リフォーム費用がオーバーしないか不安」「インターネットで時間を気にせず、気軽にやりとりをしたい」と考えている方は、リノコを使って問い合わせから始めてみてはいかがでしょうか?

(関連記事:限られた予算内でどこまでリフォームできる!? リノコに聞く、金額別事例と予算を有効に使うコツ

写真提供|取材協力:リノコ

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この記事の筆者
斎藤若菜 住宅ライター

ラジオパーソナリティを経てフリーライターに。住宅・インテリア・不動産分野を中心として、介護・グルメ・トラベルなどのジャンルでも執筆。リフォームや注文住宅関連の住宅情報誌をはじめ、雑誌、書籍、新聞、インターネットなどのさまざまな媒体で取材・執筆を手掛けている。ARUHIマガジンでは、「住宅購入者ストーリー」などを担当中。

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