マンション選びで夫婦ゲンカを回避する選び方は? 男女の「こだわりの違い」を調査

マンション情報サイト「住まいサーフィン」を運営するスタイルアクト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:沖有人)は、2017年9月8日~13日に、マンション購入を検討する「住まいサーフィン」会員の男女575人を対象に調査した「マンション選びにおいての男女の思考の違い」を公表した。

男性は資産性、女性は環境や設備を重視

本調査では、全体的にマンション購入を検討するときに、男性は「資産性」、女性は「環境や設備」を重視しており、「学区年収、保育園に入りにくい駅」や「管理会社調査、住み心地満足度調査」では男性より女性の割合が高く、子育てや日々の生活を考えてマンション選びをする傾向であることが分かった。
また、女性が具体的に相談したい内容では、「建物や設備のこと」の項目が男性と比較し16%高く、物件の細かいところまで確認したいという希望があることも分かった。

マンション購入検討時は夫婦で意見が異なり、物件内見中に夫婦ゲンカを始める夫婦もいると聞くことがあるが、現在は共働きの夫婦が多く、家事や育児に積極的に協力する男性が増えていても、まだ女性が家庭内の仕事を担う割合は高いと想像でき、女性の設備に対するこだわりに影響していると考えられる。

男性が重視する資産性は、子育て環境に影響

「住まいサーフィン」による中古騰落率ランキング調査(※)では、首都圏を中心に資産性の高い物件は、小学校の人気学区と比例するという結果が出ており、人気学区にあるマンションは安定したニーズがあり資産性が保たれている。

また、資産性の高いエリアは生活環境も整っているという傾向があり、子育て中に限らず良い生活環境を得るためには、資産性が高い人気学区のマンションを選ぶことも方法の1つとのこと。

※「住まいサーフィン」2018年行政区別学区 中古騰落率ランキング

失敗談で多いのは男女ともに「音」問題

マンション購入後に聞いた「失敗した」と感じる内容では、男女共通で音に関する問題が多く、理由として、音の問題は24時間ずっと状況を確認することは難しいため、入居してから気付くことが多いからだそう。

男女それぞれの失敗談を比較すると、男性は「駐車場が使いにくかった」「風通しが悪かった」などの設備や環境面、女性は「売却を考慮して購入しておけば良かった」など資産性の側面があげられる。男女それぞれが重視する点を合わせて検討することで回避できる内容とも言える。

また、予測ができない音の問題等に直面した際に、資産性の高いマンションであれば、売却への躊躇も少なくなるため、男性が重視する資産性の高い物件を選び、その中で設備や環境等の女性が重視する点を意識し物件を選ぶことが失敗を避ける方法とも言えるでしょう。

ニュース参照元:PRTIME
ニュース情報元:「住まいサーフィン」サイト

(最終更新日:2019.10.05)
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