アルヒ株式会社主催「本当に住みやすい街大賞2017」授賞式レポート。大賞のプレゼンターは小倉優子さんが登壇

2017年12月6日、アルヒ株式会社が、「本当に住みやすい街大賞2017」のイベントを開催し、一都三県を対象にした“本当に住みやすい街”ランキングTOP10を発表しました。

(参考:「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞2017」結果発表ページはこちら>>

会場となった赤坂ベクトルスタジオには、ゲストとしてタレントの小倉優子さんが駆け付け、大賞のプレゼンターとして登壇しました。

「WBS(ワールドビジネスサテライト):テレビ東京」「ZIP!:日本テレビ」など21媒体のマスコミ関係者や住宅購入世代のブロガー10名も出席し、盛り上がりを見せた当日の会場の様子をご紹介します。

憧れの街ではなく、「実際に選ばれている街」を5つの視点で採点

アルヒ株式会社代表取締役兼社長 CEO兼COOの浜田宏が今回の企画概要を説明。「本当に住みやすい街大賞」の継続により、住生活をサポートしたいという想いを語った

今回のランキングは、人気や理想の街の紹介ではなく、アルヒが持つ住宅ローン利用者の膨大なデータをもとに“高嶺の花”ではない、特に家族にとって「本当に住みやすい街」を紹介したいという趣旨のもと、審査が行われました。

審査基準は、インフラ整備や衣食環境を中心とした「住環境」、都心の主要駅へのアクセス面など「交通利便」、自治体の制度や安全・安心に暮らせる環境といった「教育環境」、総合的な視点から将来性を見据えた「発展性」、家賃相場や分譲価格相場、物価の相場などから見る「コストパフォーマンス」の5つ。アルヒの住宅ローンを利用し、実際に住んでいる人が多い街の中から、TOP10を選出しています。

 

「本当に住みやすい街大賞」5つの審査基準

「住環境」

「交通利便」

「教育環境」

「発展性」

「コストパフォーマンス」

※審査基準の詳細はこちら>>

3名の選定委員とゲストの小倉優子さんが登壇!会場が一気に華やかに

まずは選定委員3名が登壇。左から、選定委員長の櫻井幸雄さん、選定委員の目黒孝一さん(この日は喉を痛めていたため登壇のみ)、岡本郁雄さん
まずは選定委員3名が登壇。左から、選定委員長の櫻井幸雄さん、選定委員の目黒孝一さん(この日は喉を痛めていたため登壇のみ)、岡本郁雄さん

本日のゲストであり、大賞のプレゼンターを務める小倉優子さんが登壇すると、会場が一気に華やかに。

司会者に、2017年はどのような1年だったか問われた小倉さんは「有り難いことにお仕事も子育ても忙しく、1年があっという間に終わってしまいそう」と二児の母として走り抜けた1年を振り返ってにっこり。「来年もお仕事を頑張りつつ、家族との時間も大切にしながら過ごしていきたい」と抱負を語っていただきました。

そんな小倉さんにとって住みやすい街は、お子様が生まれてから気になる条件が一変したそうで「公園やスーパーが近いこと、一番気になるのは治安ですね」とのこと。引越しを考えるときに気になるポイントも、「上の子がもうすぐ小学校に入るので、学校のことが気になりますね」と子育てをするママ目線の意見に終始。そして、これから発表される「本当に住みやすい街」には、出身の千葉県がランクインすることを期待しつつのスタートとなりました。

本当に住みやすい街大賞2017、6位~10位を一挙に発表!

ここからは、いよいよ本当に住みやすい街大賞の発表です。まずは6位~10位が発表されました。

第10位:「浮間舟渡」

「『どこだろう?』と感じている人も多いと思いますが、北区にあるJR埼京線の停車駅。駅を降りると目の前に浮間公園がある環境を評価しました。従来は工場が多いエリアでしたが、マンションや戸建てに変わりつつあり割安感もあります」と櫻井さん。岡本さんも、「駅前にここまで大きな公園がある駅はそうそうありません。暮らしやすい街です」と太鼓判を押していました。

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【本当に住みやすい街大賞2017 第10位「浮間舟渡」】自然豊かで穏やかな街並み

第9位:「小岩」

「古くからある街なので地味な印象の方が多いと思いますが、地味な駅ほど化ける可能性が高い。開発が始まった段階なので、今後の発展に期待したい」と、将来性を買ってのランクインとなりました。

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【本当に住みやすい街大賞2017 第9位「小岩」】再開発で便利&快適に。コスパ◎の街

第8位:「千葉ニュータウン」

櫻井さんは「UR都市機構が公団時代、集大成として手掛けた街」と評価。整備された街のため、夏は蚊が少ないように感じるとのコメントも。岡本さんからは「大規模な商業施設が揃っていてとても便利」との声がありました。

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【本当に住みやすい街大賞2017 第8位「千葉ニュータウン中央」】自然豊かで計画的な街づくり

第7位:「大泉学園」

櫻井さんから「高級住宅地として開発されて元々整備された街並みでしたが、近年は駅前の再開発が行われ、より便利になりました」とコメントがありました。

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【本当に住みやすい街大賞2017 第7位「大泉学園」】閑静で治安も良い、住環境◎の街

第6位:「南千住」

駅前西側を中心として、超高層マンションの建設や商業施設の再開発が進められている発展性に対する期待が、ランクインに繋がりました。

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【本当に住みやすい街大賞2017 第6位「南千住」】アクセスの良さ◎でコスパの良い街

千葉県出身の小倉さんからは「千葉ニュータウンが入っていて嬉しい」との声が。「商業施設がたくさんあるので、買い物が全て賄えるところもありがたいですね」とコメントがありました。

第5位から第2位も、意外な街が続々と登場!

普段あまり馴染みがないという街がいくつもランクインし、驚きとともに感想を語る小倉優子さん
ランキングの発表とともに選定委員が“住みやすさ”の理由について解説をしながら進行。ゲストの小倉優子さんからは「普段あまり馴染みがないという街がいくつもランクインしていて、驚きました」との声も

第5位:「戸塚」

岡本さんからは「JRを含めて4路線が乗り入れ、横浜まで9分、東京まで35分。2分に1本は電車が乗り入れ、大きな商業施設が4つ以上ある利便性が特徴です。公園も非常に多く、お母さんがお子さんと安心して過ごせる場所が多いですね」とのこと。

櫻井さんから「踏切がなかなか開かないなど、交通渋滞のイメージがありましたが、だいぶ解消されています。アンダーパスという地下を通る道路ができ、駅周辺も再整備されているので過ごしやすくなりました。それに合わせて駅近のマンションは高くなったが、少し離れればまだまだ割安です」と補足もありました。

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【本当に住みやすい街大賞2017 第5位「戸塚」】駅前再開発も完了し、商業利便性の高い街

第4位:「三郷中央」

櫻井さんは「今、首都圏で最もマンションが割安なところと言えば、つくばエクスプレス沿線。その中でも都心に近く便利なエリアです。つくばエクスプレスが開通後、最初のマンションが分譲されたのも、実は三郷中央。通勤がしやすく環境もいい、知っておいていただきたい街ですね」と熱弁。

岡本さんのお話によると「踏切がないので電車遅延がほとんどない印象です。土地区画整備で100ヘクタール以上の開発が行われたエリアで、この規模は豊洲や武蔵小杉に匹敵します」とのこと。

櫻井さんの「武蔵小杉と変わらない規模なのに値段は半分!」というコメントはインパクトがありました。

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【本当に住みやすい街大賞2017 第4位「三郷中央」】開発が進み、住環境が整う街

第3位:「赤羽」

岡本さんからは「交通の利便性が高く、生活利便施設も多いため、子どもから大人まで暮らしやすい街。埼京線で池袋や新宿、渋谷、東北本線(宇都宮線)で上野なども短時間でアクセスできるため、共働きの人も暮らしやすいでしょう。個性的な商店街があるところも魅力です」という声が。

櫻井さんからは「吉祥寺に街並みが似ている印象です。ここ1年くらいで価格上昇しているものの、まだまだ吉祥寺よりも割安」というコメントがありました。

小倉さんからは「夜の居酒屋みたいなところが多いイメージでしたが、こんなに住みやすいと知りませんでした。住んでみたい街の候補に、入れてみようと思います」と感心している様子でした。

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【本当に住みやすい街大賞2017 第3位「赤羽」】再開発により注目度が高い街

第2位:「勝どき」

岡本さんは「かつては倉庫街でしたが、現在はタワーマンションが建ち並び、スーパーなども増えています。実は、銀座まで2キロ圏内で、歩いて行ける環境も魅力です」とコメント。

小倉さんからは「少し遠いイメージがあったのですが、都心まで電車で10分程度と本当に近くて、便利で驚いた覚えがあります。これから大注目ですね」と興味津々の様子でした。

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【本当に住みやすい街大賞2017 第2位「勝どき」】更なる発展が見込める、住みやすさ抜群の街

「本当に住みやすい街大賞2017」第1位は「南阿佐ヶ谷」! その理由とは?

大賞となる第1位を獲得した「南阿佐ヶ谷」を代表し、杉並区都市整備部まちづくり推進課課長の河原さんに、小倉優子さんからトロフィーが授与された
大賞となる第1位を獲得した「南阿佐ヶ谷」を代表し、杉並区都市整備部まちづくり推進課課長の河原さんに、小倉優子さんからトロフィーが授与された

いよいよ、第1位の発表。本当に住みやすい街に選ばれたのは、「南阿佐ヶ谷」!

 第1位:「南阿佐ヶ谷」

櫻井さんは「南阿佐ヶ谷と聞いて『あ、やっぱり』という人は少ないと思いますが、人気が高いJR中央線の阿佐ヶ谷駅まで徒歩圏内で、賑やかな街並み。駅前の整備も進んでいます。それでいて、家に帰ると静かで落ち着いた環境で暮らせるところも魅力です。

いい学校も多いので、子育てもしやすいでしょう。最寄りの丸の内線は地下鉄の中でも浅いところを走っているため、階段の上り下りが少ないことも特徴。銀座や大手町、丸の内などに行きやすい立地です。1~2年前まで割安でしたが、このところ値段が上がってしまったところが残念。それでも、JR沿線よりは手頃でお薦めできます」と選定理由を語っていただきました。

杉並区都市整備部まちづくり推進課課長河原聡さんからは「南阿佐ヶ谷という町は利便性だけでなく、景観、商店街の賑わいなどいろいろな表情をもっています。街づくりを頑張ってきた方々の努力が今回の結果に繋がりましたので、街の皆さんと受賞の喜びを共有したいです」とのコメントが。

ゲストの小倉さんは南阿佐ヶ谷のことを知らなかったそうですが、受賞理由を聞き「交通の面で便利なところも発展性も魅力ですが、落ち着いた環境は特に大事にしたいところ。納得の結果でした」と話していただきました。

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【本当に住みやすい街大賞2017 第1位「南阿佐ヶ谷」】良好なアクセス利便、子育て・住環境を享受できる街

等身大の街が続々とランクインした「本当に住みやすい街大賞2017」

※画像引用、参考記事:住宅ローン専門金融機関「アルヒ株式会社」主催 『ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞 2017』 “本当に住みやすい街”TOP10を発表 1位は「南阿佐ヶ谷」、2位「勝どき」、3位「赤羽」に決定)
※画像引用、参考記事:住宅ローン専門金融機関「アルヒ株式会社」主催 『ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞 2017』 “本当に住みやすい街”TOP10を発表 1位は「南阿佐ヶ谷」、2位「勝どき」、3位「赤羽」に決定

今まで数々のメディアや媒体が特集し発表してきた、いわゆる「“住みたい街”ランキング」に対し、今回アルヒ株式会社が主催した「本当に住みやすい街大賞2017」では、普段あまり見かけない街ばかりがランクインしました。

選定委員長である櫻井さんからは、「従来の“住みたい街”ランキングでは自由が丘や吉祥寺など、物件価格が高かったり、新築物件がなかなか出なかったり、『住んでみたいけれどもなかなか住めない街』が取り上げられてきました。今回のランキングは、アルヒの住宅ローンの利用実績に基づく『実際に家を買っている人が多い街』から住みやすい場所を選出しています。『自分も住めるかもしれない』という可能性を秘めたランキングになったのではないでしょうか」とコメント。

小倉さんは授賞式に参加して「今まで知らなかった街ばかりで『あ、この街ってこんなに良いんだ』という発見がありました。意外な街をたくさん知れて良かったです」と語っていただきました。

受賞した街の中には、皆さんが行ったことのない街、知らなかった街もたくさん含まれているかもしれません。これを機にさまざまな街へ目を向け、魅力を発見することで、自分にとっての“住みやすい街”を探す参考にしてみてはいかがでしょうか?

(最終更新日:2021.06.28)
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