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引越しが決まったら、ほとんどの方が引越し業者へ依頼することになります。誰だって「1円でも安く」「トラブルなく」引越しをしたいはず。引越しを成功させるカギは、引越し業者選びにあります。そこで今回は、見積もりに対する疑問のあれこれを解決すべく、日本最大級の引越し見積もりの比較サイト「ズバット 引越し比較」を運営する株式会社ウェブクルーの田中さんにお話を伺いました。

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大手引越し業者と地域密着型の会社を比較すべし!

――引越し決めたら、まず引越し業者選びが必要です。見積もりは何社くらいに出したらいいのでしょうか?

田中:ニーズによって変わりますが、できるだけ安く抑えたいのであれば、大手引越し業者と地域密着型の業者をあわせて5社以上に見積もりを依頼すると良いでしょう。大手はスタッフの教育など、提供するサービスの質を重視する傾向にあります。一方、地域密着型の場合は、価格で勝負している業者、大手出身のスタッフが集まって質にこだわった業者などさまざまです。事前に引越し業者のウェブサイトやインターネットサイトの口コミをチェックすることをおすすめします。

――5社以上ですか。想像していたよりも多いです!

田中:大手と地域密着型を比較するだけなら、5社も見積もりを依頼する必要はないかもしれません。しかし、トラックの空き状況や予約状況により、同じ会社でも日にちによって引越し料金が変動します。希望の引越し日がある場合は、より多くの会社に声を掛けたほうが、ベストな料金を引き出すことができるでしょう。

単身なら電話見積もり、ファミリーなら訪問見積もりが基本

――電話見積もりと訪問見積もりがありますが、どちらで見積もりを出せばよいでしょうか?

田中:1Kやワンルームの間取りにお住まいの単身者であれば、荷物量はさほど多くないはず。手軽な「電話見積もり」で十分でしょう。最近は「単身者の見積もりは電話のみ」という会社も増えています。一方、ファミリーの場合は持ち物が多く、家庭によって荷物の量にバラつきがあるので、引越し業者のスタッフが自宅に伺う「訪問見積もり」が一般的です。

――電話見積もりと比べて、訪問見積もりは利用者にとって負担が大きいと思います。それでも、一定以上の荷物がある方は訪問見積もりをすべきということですよね?

田中:例えば、住宅密集地の幅が3メートルに満たない道路だと、3トントラックが入れません。トラック用語で「横持ち」と言うのですが、トラックを住居の前に横付けできず、人力で荷物を運ぶことになるので、追加料金が必要です。また、仏壇やピアノなど大きな荷物を運び出す場合、搬出経路の確認が必要です。最近は、タワーマンションの上層階へ引っ越される方が増えていますが、運搬の手間が掛かるので追加料金が発生しがちです。そういった周辺環境や荷物の内容を確認するには、訪問見積もりが必要です。

自身にかかる負担も踏まえて見積もりを出す会社の数を調整

――冒頭で5社程度に見積もりをとるべきとおっしゃっていましたが、電話の場合と訪問の場合で事情は変わりますか

田中:単身の場合は、電話見積もりが一般的。大手と地元の業者をあわせて3~5社程度から見積もりをとってください。ファミリーの場合は荷物が多いので、基本的に訪問見積もりとなります。1社ずつ時間をずらして業者が出入りすることになり、お客様の負担が大きいので、3社程度に抑えても良いかもしれません。同じく、大手と地元の会社のそれぞれで、価格と質を確認してください。 ちなみに、見積もり比較サイトを利用すると、すぐに電話が掛かってくることが多く、驚かれるお客様が多いようです。できる限り余裕がある時間帯の登録をおすすめします。

引越し料金を節約するなら閑散期・火曜~木曜日の時間指定なしで!

――よく、3~4月は引越し料金が高いと聞きます。日程に余裕がある場合は、どういった時期を狙えばお得に引越しができますか?

田中:一般的に、3~4月の繁忙期は値引き交渉が難しく、定価での引越しとなります。ゴールデンウィーク以降~8月、10~11月の「閑散期」と言われる時期と比べて、1.5~2倍程度の料金になるでしょう。一般的な荷物量で考えると、単身の場合は閑散期で2.5~3万円のところが6~7万円に、ファミリーの場合は8万円前後のところが15~20万円になってしまいます。繁忙期をずらしたほうが、引越し料金は圧倒的に安くなりますね。

――曜日による引越し料金の違いはありますか?

田中:土日祝日よりも平日、平日の中でも月曜日と金曜日は利用者が多いので、火・水・木曜日が狙い目ですね。概ね、1割程度安くなるイメージでしょうか。特に月末の週末に引っ越したい方が多いので、避けたほうが引越し料金を抑えることができます。また、最近は気にされる方が減っていますが、「大安の日に引っ越したい」と考える方もいらっしゃいます。六曜を気にされない方は、大安以外の日を選べば若干費用を抑えることができるかもしれません。

――時間帯としてはいかがでしょうか?

田中:午前中が最も高く、次が午後の指定。時間指定なしが一番安いです。ただし、午後の引越しは午前中に請け負った引越しの状況に時間が左右されるため、希望時間に添えない可能性があり、注意が必要です。また、引越し業者は1日に3~4ヵ所の引越しをこなすことで利益を出しているので、時間指定をしなければ夜の19~20時から作業が始まるケースも少なくありません。夜間の引越しは近隣住民への配慮が必要なので、予めご挨拶などを済ませておくことをおすすめします。価格差は5,000円から1万円程度なので、ご自身の状況と照らしあわせて決めましょう。

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この記事の筆者
斎藤若菜 住宅ライター

ラジオパーソナリティを経てフリーライターに。住宅・インテリア・不動産分野を中心として、介護・グルメ・トラベルなどのジャンルでも執筆。リフォームや注文住宅関連の住宅情報誌をはじめ、雑誌、書籍、新聞、インターネットなどのさまざまな媒体で取材・執筆を手掛けている。ARUHIマガジンでは、「住宅購入者ストーリー」などを担当中。

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