この記事は、約4分で読めます

家庭におけるエネルギー消費量を抑え、光熱費を大幅に節約できるエコな一軒家のニーズが高まっています。しかしながら、どのような設備が、どのような効果を発揮するのか、しっかり理解している方はまだ少ないのではないでしょうか。そこで、エコな家を建てるためのポイントとなる設備をARUHI編集部が調べてみました。

“省エネ”“創エネ”“蓄エネ”の違いを知ろう!

まずは基本となる、“省エネ”“創エネ”“蓄エネ”の違いをきちんと把握しましょう。“省エネ”とは、建物の断熱・気密性・通風採光性を高めて室内温度や明るさを快適に保ち、エアコンや日中の電気使用頻度を減らし、さらに最新省エネ機器を導入するなどして無駄なエネルギー消費を抑制することです。“創エネ”とは、太陽光発電システムや家庭用燃料電池(エネファーム)など、自然エネルギーを利用して環境不可を抑えながらエネルギーをつくり出すことです。“蓄エネ”とは、太陽光発電でつくった電力や、割安な深夜電力を蓄電池などに貯めておき、消費電力の多い日中に使用することです。“省エネ”“創エネ”“蓄エネ”はそれぞれ単独で取り入れることもできますが、うまく連動させることで、よりエネルギーを効率的に使用できる暮らしがかないます。続いて、それぞれにどんな設備があるのかをご紹介します。

「節水」や「節電」を叶える“省エネ設備”

・節水トイレ
汚れが付着しやすい便器後方に向かって渦を巻くように水を流したり、便器自体を汚れが付着しにくい素材や構造にしたりすることで、トイレ使用後の洗浄を少ない水流で効率的に行います。掃除など、ペーパーを流さない際に対応したエコモードを搭載したものもあります。

・高断熱浴槽
断熱構造で、お湯を張った後数時間、温度の低下を防ぎます。時間差で家族が入浴する際も沸き直さなくてすむため、冬場などは特に節電効果が期待できます。

・LED照明
従来の白熱電球や蛍光灯よりも消費電力が少なく、寿命が長いのが最大の特徴。使う環境によっては4万時間も点灯可能と言われています。初期費用の高さがネックとなっていましたが、近年は低価格化も進んでおり、よりコストパフォーマンスの優れた照明として普及が進んでいます。

自宅で電気を生み出す“創エネ設備”

・太陽光発電
太陽光を利用して発電するシステムです。住宅の屋根に太陽電池モジュールを設置し、太陽光エネルギーを電気に変換。自宅で消費する電力にあてるほか、電力会社に売電することもできます。また停電時でも天気のよい昼間であれば電気を利用することが可能で、災害時に備えて設置する家庭も増えています。

・給湯システム
ガスや電気、石油など、熱源によって様々なタイプがありますが、現在、電気を熱源とするエコキュートが主流となっています。大気の熱をくみ上げて給湯の熱エネルギーをつくり、使用する電気エネルギーに対して約3倍の熱エネルギーを得ることができます。さらに、割安な夜間電力を使用できるため、ランニングコストを抑えることもできます。

つくった電気を貯めておく“蓄エネ設備”

・蓄電池
家庭用蓄電池に太陽光発電システムによってつくったエネルギーや深夜電力を蓄電し、日中や、停電などの非常時に電力を使用できます。蓄電池が出始めた当初、投資費用を回収するのに時間がかかるため普及が進んでいませんでしたが、機器の低価格化、設置した際の買電単価の変動などにより、最近では太陽光発電システムと合わせて導入することで費用回収年数が早くなり、金銭メリットの増加が見込めるため、設置する家庭が増えています。

エネルギーを管理するシステム「HEMS(ヘムス)」

エコな暮らしを効率よくするためには、“省エネ”“創エネ”“蓄エネ”をスムーズに連動させることが大切です。それをサポートしてくれるシステムが「HEMS(ヘムス)」です。HEMSとは「Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム)」の略で、家庭で使用する電気機器をネットワーク上で管理するシステムです。電気やガスなどの使用料をモニター画面などでチェックし、利用状況をリアルタイムで把握。それによって、必要に応じて家電機器を自動制御することが可能となり、快適な生活を維持しながら、無理なく節電できます。

まとめ

“省エネ”“創エネ”“蓄エネ”に特化した様々な設備があり、それらをうまく連動させる「HEMS」を利用することで、快適で、光熱費のかからないエコな暮らしがかないそうですね。もちろん、ライフスタイルや家族構成によって、必要とする設備や求める快適さは変わってきます。豊富な選択肢の中から必要なものを取捨選択し、我が家にぴったりのエコライフを実現してください。

関連記事

カンタンな質問でおススメ物件診断

住宅ローンをご検討中の方

おすすめ記事