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仕事の都合や家族構成の変化などで住居の住み替えが必要となり、今住んでいるマンションの売却を考えている方もいると思います。新しい生活を気持ちよくスタートさせるためにも、できるだけ早く、納得のいく価格で売却したいですよね。そのためのコツや注意点をARUHI編集部が調べてみましたので参考にしてみてください。

マンション市場の動向は? ~価格変動と在庫状況~

 まず、マンション市場の動向を把握しておく必要があります。不動産経済研究所の調査によると、2016年に首都圏で販売された新築マンションは3万5,700戸の見込み(2016年12月21日時点)。2017年はそれより増加し、3万8,000戸程度と予測されています。

都心部ではマンションよりもホテルやオフィスなどを開発する商業用地としての土地活用が中心となっており、新築マンションの供給数が減少傾向にあります。需要が供給を上回っているため分譲価格は高まる一方で、都心部では6,000万円台後半が相場と非常に高価格となっています。

一方、中古マンションの売却数も増えており、東京都では2016年、新規が1万7,000戸、在庫が4万3,000戸、合わせて約6万戸が流通しています。これは10年前の2倍近くの数で、買い手からすれば、立地や間取り、設備など豊富な選択肢の中から選べるという恵まれた状況にあります。しかも同条件の新築マンションよりも購入価格を抑えることができるため、中古マンションに注目が集まっています。また近年のリノベーションブームも手伝って、中古マンションはより売りやすい状況にあると言えます。

査定依頼はどうする?

 査定の方法とチェックポイント

次に、どれくらいの価格で売却できるかを考えていきます。売買を依頼する不動産会社に任せきりにするのではなく、査定のチェックポイントをきちんと把握しておくことで、より納得のいく条件で売却することができます。査定で重要視されるのは、以下の点が挙げられます。

<立地・周辺環境>
駅から近い、小学校や保育園など子育てしやすい、スーパーやコンビニなどが近くにあるなど
<築年数・間取り>
築年数が浅い、子ども部屋がある、リビングが広い、収納が充実など
<管理状況>
コンシェルジュ、常駐の管理人がいるなど、管理が行き届いている
<安全性>
オートロックや防犯カメラがあるなど、セキュリティがしっかりしている。また、1981年以降の新耐震基準で建てられている
<部屋の方角・階数>
南側で日当たりがよい、高層階で眺望がよいなど。現状だけでなく、今後も隣に高層の建物が建設される心配がないことも高ポイント

大きく分けて、以上のポイントにより多く該当する物件は高査定となります。

複数の不動産会社に依頼

査定は無料なので、少なくとも3社以上の不動産会社に依頼をしましょう。査定には、実際にマンションの状態を見て査定する「訪問査定」と、取引事例や市場動向から割り出す「机上査定」があります。

売却をなんとなく考えているうちは「机上査定」、本腰を入れて売却を進めたい場合は「訪問査定」と、段階を踏んで進めましょう。「机上査定」の対応を見て、「訪問査定」を依頼する不動産会社を絞るのもよいでしょう。

「訪問査定」は精度が高く、信頼のおける結果となりますが、この時に他社と比べてあまりにも高価格を提示する会社は要注意。ひとまず契約を結び、その後で価格を下げられることもあるからです。価格の根拠と、同じような案件の売買実績もきちんと確認しましょう。

一括査定サイトを活用する

自宅で手軽に査定できる、一括査定サイトもあります。相場を把握することもできますので、不動産会社に行く前に気軽にチェックしてみるのもおすすめです。ただし、個人情報を入力することになりますので、後々営業の電話やメールが入ります。それらの対応も考慮して、より信頼のおける会社を選んでいきましょう。

ホームステージングにトライ!

納得のいく条件でマンションを売り出す運びとなったら、ぜひホームステージングに挑戦してみましょう。これは空き室にインテリアコーディネートなどで演出を施し、下見に来た購買希望者に物件の魅力を最大限にアピールする売却方法です。

業者によって別途料金が数万円~数十万円程度必要となりますが、多くの場合、早く買い手を見つけることができるので費用対効果は高くおすすめです。

まとめ

少しでもよい条件でマンションを売却するには、市場動向からの売り時、相場、物件のセールスポイントなどをきちんと把握しておくことが大切です。不動産会社に任せっきりにするのではなく、売却するための知識をきちんと勉強して準備を進めていきましょう。

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