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住宅ローンの申込みを控えている方、借り換えを検討されている方の多くが、住宅ローン金利の動向を気にしていることでしょう。固定期間が長めの住宅ローン金利は、長期金利の代表格「国債金利(新発10年国債利回り)」を指標として変動します。4月のトピックと直近の国債金利、連動する【フラット35】の金利を見ていきましょう。

世界情勢に左右される長期金利

4月6日、シリアのアサド政権が化学兵器禁止条例に違反したことを理由として、アメリカがシリア政府の空軍基地を巡航ミサイルで攻撃。以来、北朝鮮情勢に対する緊張が高まっています。アメリカと北朝鮮の動向は依然、目を離せない状況で、リスク回避の動きが広がり、10年国債が積極的に買われたため、金利は下降しました。

こうした世界情勢と国債金利は、住宅ローン金利の上下に影響します。中でも、【フラット35】の貸付資金の源は、住宅金融支援機構が発行する債券(機構債)です。これは投資家にとって、国債と並ぶ「安全資産」のため、国債金利の動向とほぼ連動します。

 【フラット35】は久しぶりの大幅な金利引き下げ

全期間固定金利住宅ローン【フラット35】の融資率9割以下、返済期間21~35年の金利は今月1.06%。先月(2017年4月)の1.12%と比較して0.06%下がり、半年ぶりに1.0%台にまで下がりました。また、融資比率9割以下・返済期間15~20年の金利は0.98 %と、3ヶ月ぶりに1%を下回りました。

<フラット35業界最低金利> ※2017年5月実行分

  借入期間 実行金利(団信別)
フラット35(全期間固定金利) 15年~20年 年0.98%
21年~35年 年1.06%

※融資比率:借り入れは9割以下。借り換えは10割以下の場合。
※フラット35最低金利

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久しぶりの金利引き下げとなった【フラット35】は今月、申し込みの増加が予想されます。新規借入れや借り換えを考えている方は、早めに事前申し込みを済ませることをお薦めします。

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この記事の筆者
斎藤若菜 住宅ライター

ラジオパーソナリティを経てフリーライターに。住宅・インテリア・不動産分野を中心として、介護・グルメ・トラベルなどのジャンルでも執筆。リフォームや注文住宅関連の住宅情報誌をはじめ、雑誌、書籍、新聞、インターネットなどのさまざまな媒体で取材・執筆を手掛けている。ARUHIマガジンでは、「住宅購入者ストーリー」などを担当中。

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