大阪府豊中市の新築戸建てを購入。2人暮らしに最適な空間を手に入れたMさん

浮造(うづくり)のダイニングテーブルは、老舗家具メーカーのギャラリーが撤退する際、アウトレット価格で購入したもの。「ベンチとともに使い勝手がいいですし、何より無垢材の存在感があってお気に入りです」。

■プロフィール
名前・性別 Mさん 男性
年代(購入時) 30代後半
職業・業種 総務職・卸売業
雇用形態・年収 正社員・400万円(収入合算・妻350万円)
家族構成 夫婦
勤務地・通勤時間 大阪府吹田市・30分
社会人歴・転職回数 17年・1回
勤務先の社歴(ローン実行時) 15年
■購入物件情報
浮造(うづくり)のダイニングテーブルは、老舗家具メーカーのギャラリーが撤退する際、アウトレット価格で購入したもの。「ベンチとともに使い勝手がいいですし、何より無垢材の存在感があってお気に入りです」。
物件所在地 大阪府豊中市
アクセス 大阪モノレール線「千里中央」駅  徒歩15分
物件種別・間取り 新築建売戸建・3LDK
購入価格
頭金
3,380万円
800万円
住宅ローン 変動金利(半年型)
住宅ローン 返済額
返済期間
月7万円(ボーナス払いなし)
35年
引越し前の所在地 大阪府吹田市
購入前の家賃・間取り 月6万5,000円 2DK

結婚後、夫婦で落ち着いて暮らせる家探しを始めたMさん。賃貸か購入か、マンションか戸建てか迷った末、3階建ての新築戸建を購入しました。その経緯や、住宅ローンに求めた借り入れ条件について、新居の特徴についても語っていただきました。

結婚後の住み替え先は賃貸か、購入か

妻は、北大阪急行電鉄南北線「桃山台」駅から徒歩6~7分のUR賃貸住宅で十数年ほど暮らしていました。結婚して私も移り住みましたが、2人で暮らすには十分な広さである反面、寝室にダブルベッド以上の大きさが入らない、住設が古い等、不自由な面も感じておりました。

元々、結婚から1年程度を目処に広いところへ引っ越す予定でした。私と妻の実家の中間あたりに位置する「千里中央」「桃山台」「緑地公園」に、北大阪急行線の延伸が予定されている箕面市の新駅周辺を加えた、いわゆる北摂エリアを候補に家探しを開始。購入を前提としつつ、UR賃貸住宅のもっと広い住戸を借りるか、一般的なマンションを購入することも視野に入れていました。

管理費や修繕積立金の費用負担がない戸建て住宅に惹かれて

各種住宅情報サイトをチェックし、気になる物件を見つけたら不動産会社に連絡。結婚前からデートを兼ねて家探しをしていたので、全部で15軒ほど見学したと思います。

最初はマンションをいくつか見学したのですが、エレベーターがなかったり、坂道がキツかったり、予算オーバーだったりと、どれも決め手に欠けましたね。一度だけ、箕面市で眺望が良く、90平米以上の広さも魅力的なマンションを見つけたことがありましたが、周辺環境の利便性を考えると購入に踏み切れませんでした。また、管理費や修繕積立金を合わせると毎月2万円ほどかかることもネックで、この頃から「購入するなら戸建てに絞ろう」と考えるようになりました。

リビングは、白・茶・黒の3色に絞って空間をコーディネイトしている。「アイボリーのカーテンや茶系の家具など、色味を揃えることで統一感のある空間を目指しました」
リビングは、白・茶・黒の3色に絞って空間をコーディネイトしている。「アイボリーのカーテンや茶系の家具など、色味を揃えることで統一感のある空間を目指しました」

思い立って見学した3階建て住宅に惹かれて

購入を決めた物件は、当時住んでいたUR賃貸住宅から1キロほどの建売住宅。その存在は知っていて何度も前を通っていたのですが、3階建てだったため生活動線に不安があり、老後に階段の昇降ができるのか不安でした。

ある休日、「半径1キロ以内にある住宅を何件か見学しよう」と思った時にこの物件を思い出し、電話予約をして見学へ行きました。室内を確認すると、実際の生活スペースが2・3階に集約されており、2階建ての生活とあまり変わりがなさそうだと分かったんです。延床95平米程度と、将来子供ができても充分な広さです。また、建売住宅にしてはシンプルモダン調でセンスの良さを感じる外観も目を引きました。住宅設備も大手メーカーの製品で統一され、使い勝手が良さそうな印象でした。

窓もあって採光もよく白と茶色のシンプルなデザインが気にいっています。
窓もあって採光もよく白と茶色のシンプルなデザインが気にいっています。

周囲に家がない立地や手の届く価格も気に入り購入を決定

間取りや性能だけでなく、左右に家がない立地も気に入りました。音漏れの心配も、近所付き合いの煩わしさもなさそうです。コスト面で見ても、何とか手が届きそうです。販売会社からは期限内の返答を求められましたし、他の選択肢もなかったので購入を決定。積極的な値下げ交渉はしませんでしたが、販売当初の3,680万円から、半年後には3,480万円に値下げされており、そこからさらに100万円引いてもらいました。オーダーカーテンや照明、物干し、防犯カメラ、駐車場の侵入防止器具、10畳用のエアコンといった数十万円相当のオプションも付けてもらいました。

ダークブラウンの水回りを隠す役割の化粧柱は大黒柱のようで気にいっています。
ダークブラウンの水回りを隠す役割の化粧柱は大黒柱のようで気にいっています。

金利の低さと8疾病保障が決め手で借り入れ先を選択

購入に際しての頭金は、「将来大きなお金が必要な時のために」と思い、若い頃から1,000万円以上貯めていました。ある程度の現金は手元に残しておきたかったので、そのうち800万円を頭金に充てました。

住宅ローンの借入先は、金利が低い金融機関を検討。ネットバンク3行に絞り、アルヒさんに相談しました。金利が低い上に、8疾病保障の付帯した団体信用生命保険料が金利に含まれていることが魅力で、最終的に審査をお願いしたのは1行のみ。確実に審査を通したかったので、万全を期して収入合算を申し出て、無事に契約できました。

今後は、10年後、20年後、25年後くらいのスタンスで繰り上げ返済を考えています。理想は65歳までの完済。遅くとも70歳には完済したいですね。

ゆったりとした広いスペースな上にタンクレスで独立した手洗いとシンプルなデザインが気にいっています。
ゆったりとした広いスペースな上にタンクレスで独立した手洗いとシンプルなデザインが気にいっています。

夫婦で暮らすのに過不足ない広々とした間取り

新居は1階がビルトインの駐車場と客間、トイレ、2階がLDKと浴室、洗面所、3階が10畳と7畳の居室が1つずつという間取り。10畳の居室は2部屋に分割することもできます。1階はほとんど使わない想定なので、実質的な延床面積は70平米強。夫婦2人で暮らすにはゆったりとした充分な広さです。デッドスペースがなく、壁面やちょっとした隙間が全て収納として活用されているので、タンスなど置き家具がなくてもすっきりと暮らせます。それほど広くない敷地と感じない機能性の高い作り(設計)だと感じています。

浮造(うづくり)のダイニングテーブルは、老舗家具メーカーのギャラリーが撤退する際、アウトレット価格で購入したもの。「ベンチとともに使い勝手がいいですし、何より無垢材の存在感があってお気に入りです」
浮造(うづくり)のダイニングテーブルは、老舗家具メーカーのギャラリーが撤退する際、アウトレット価格で購入したもの。「ベンチとともに使い勝手がいいですし、何より無垢材の存在感があってお気に入りです」

マイホームで始まる、くつろぎの日々

今はまだ引っ越したばかりで片付けも終わっていませんが、こだわりの家具に囲まれてマイホームで過ごすのはいいものですね。賃貸住宅に不満はありませんでしたが、自分の家のだと思うだけで掃除に身が入りますし(笑)、リラックスできます。

幹線道路が近いので前居と比べて賑やかな環境ですが、それでも落ち着いて暮らせます。南向きなので日当たりも良好ですね。特に、寝室には4連の小窓がついていて、木漏れ日がいっぱいに入ります。こうした経験はマンションではできなかったので、「マイホームを購入して良かったな」と思いますね。

シンプルな寝室はシングルベッドを2つ並べて利用。奥から、紫色のカーテン、ピンクとベージュのシーツ、白の壁とグラデーションになるように考えている。
シンプルな寝室はシングルベッドを2つ並べて利用。奥から、紫色のカーテン、ピンクとベージュのシーツ、白の壁とグラデーションになるように考えている。
(最終更新日:2019.10.05)
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