壁付きキッチンからペニンシュラキッチンに変更。カウンターで囲み、ちょっとした食事をとれるようにした。「予算の関係で、希望する全てのリフォームを実現することができませんでした。お金に余裕ができたら、キッチンをタイル貼りにしたいですね」。
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大阪で賃貸生活を続けてきたIさんは43歳の時、より快適な住環境を求めてマイホームの購入を決めました。中古マンションに限定した家探しや、かねてから興味があったリノベーションへのチャレンジについて語っていただきました。

■プロフィール
名前・性別 Iさん 男性
年代(購入時) 40代前半
職業・業種 システム管理・建築設計業
雇用形態・年収 正社員・550万円
家族構成 本人
勤務地・通勤時間 大阪府大阪市中央区・1時間10分
社会人歴・転職回数 25年・2回
勤務先の社歴(ローン実行時) 11年
■購入物件情報
壁付きキッチンからペニンシュラキッチンに変更。カウンターで囲み、ちょっとした食事をとれるようにした。「予算の関係で、希望する全てのリフォームを実現することができませんでした。お金に余裕ができたら、キッチンをタイル貼りにしたいですね」。
物件所在地 兵庫県宝塚市
アクセス 阪急宝塚・今津線「宝塚」駅 徒歩12分
物件種別・間取り 中古マンション・1LDK+S
購入価格
頭金
1,200万円(別途リフォーム代600万円)
100万円
住宅ローン 全期間固定金利型(【フラット35】S)
住宅ローン 返済額
返済期間
月42,000円(ボーナス払いなし)
35年
引越し前の所在地 大阪府大阪市淀川区
購入前の家賃・間取り 月5万円 2K

建物の老朽化や住民のマナーに悩まされた賃貸生活

ライフスタイルの変化や転職などのタイミングで引越しを繰り返しながら、20年近く大阪で暮らしてきました。最近ですと、地下鉄御堂筋線「西中島南方」駅近くのコーポを経て、阪急線が3路線乗り入れる「十三」駅から徒歩10分ほどのコーポへ引っ越し。4年ほど暮らしました。広さや部屋数はちょうどよく住み心地は良かったのですが、築年数が経っていたので設備が老朽化していて、住民のマナーも良くなかったため、ゴミ捨て場など共用部の清掃状況も良くなかったですね。

趣味部屋は(写真右側)は、ガラス引き戸で緩やかに間仕切り。玄関ホールに面しているので登山用品を出し入れしやすい。
趣味部屋は(写真右側)は、ガラス引き戸で緩やかに間仕切り。玄関ホールに面しているので登山用品を出し入れしやすい。

以前から興味があったリノベーションを実践したい

そんな中で「より快適な、広い住まいで暮らしたい

という思いが膨らんできました。元々、テレビなどでリノベーションに関する番組を観るのが好きなので、「自分の好きな間取りにしてみたい」と思ったんです。当時は賃貸住宅なのでリフォームをすることができませんでしたが、仕切りを外してワンルームのようにしたり、カウンターを設置したり、奥の居室を布で仕切ってクロゼットのように使ったりと工夫するのが好きでした。

仕事で手当てがでるようになり、月2万円ほど収入が増えたことも後押しして、マイホームの購入を決意。年収や年齢などを総合して考え、身の丈に合った中古マンションを購入して、自分好みにリノベーションをすることにしました。

和室をなくして大空間のLDKを創出。「家具も厳選して、少しずつ揃えているところです 。カウンターはDIYしました
和室をなくして大空間のLDKを創出。「家具も厳選して、少しずつ揃えているところです
。カウンターはDIYしました。

景観の良い立地にこだわり、1年ほど掛けた家探し

まずはインターネットで「景観のよい立地」にこだわって情報を収集。そこから不動産会社にも連絡し、途中で家探しを中断しながらも、1年ほどかけて10軒ほど見学しました。予算はリフォーム代を含めて2,000万円。理想は1,500万円以内で、修繕積立金などを含めても、月々6万円くらいの出費になるように考えながら計画しました。

大阪まで通勤圏内、かつ趣味の登山で六甲山へよく行くことを考えると、エリアは必然的に、阪急宝塚線沿線になりましたね。阪急六甲線沿いがベストでしたが、総じて高額で手が届きませんでした。

ユニットバスはオプションで床、壁をタイルに、扉はガラスにして高級感のある仕様にしました。
ユニットバスはオプションで床、壁をタイルに、扉はガラスにして高級感のある仕様にしました。
狭いのでシンプルで機能的が理想、キッチン同様、いずれは洗面台まわりもタイル貼りにする予定。
狭いのでシンプルで機能的が理想、キッチン同様、いずれは洗面台まわりもタイル貼りにする予定。

大阪平野を一望できる中古マンションを購入

見学をした中で、海を望む高台の眺望が素敵な灘区の中古マンションがとても良かったですね。築23年、67~68平米で1,000万円程度と破格だったんです。ただ、最初に見た物件だったため相場が分からず「もっといい物件が安く買えるかも」と1週間ほど悩んでいるうちに売れてしまい、購入は叶いませんでした。

その後しばらく、このような物件と出会えず後悔しましたが(苦笑)、待つこと1年。大きな窓から大阪平野を一望できる物件と出会って購入を決意しました。不動産会社の営業担当さんに話を聞き、水廻りの移動や壁の撤去など、一通りのリフォームができそうな建物であることを確認。価格交渉の結果、1,280万円のところを、80万円ほど値引きしてもらうこともできました。

購入の決め手となった、バルコニーからの眺望。「高台に位置し、大阪市内を見渡せますし、写真右手には六甲も見えます
購入の決め手となった、バルコニーからの眺望。「高台に位置し、大阪市内を見渡せますし、写真右手には六甲も見えます。

リフォーム会社は相見積もりを取ることでコストダウン

同時並行で、インターネットで情報を収集してリフォーム会社を探しました。マンション購入でお世話になった不動産会社のリフォーム部門にも相談をして、最終的にはそこにお願いすることに。自分で見つけた会社と2社で相見積もりをとったところ値下げ合戦になり、当初は680万円程度の提示だったのですが、580万円まで値下げしてもらいました。

既存は、リビングダイニングと独立したキッチン、和室、洋室が2つという典型的なファミリータイプの間取り。和室をなくしてリビングを広く、キッチンは対面式にして、一体のLDKにしてもらいました。居室は寝室と趣味部屋を設けた他、寝室の隣にウォークインクロゼットも確保しています。

登山用品などをまとめてしまえる趣味部屋。「ゆくゆくはここでボルタリングをできるようにリフォームできたらいいなと夢見ています(笑)」
登山用品などをまとめてしまえる趣味部屋。「ゆくゆくはここでボルタリングをできるようにリフォームできたらいいなと夢見ています(笑)」

全期間固定金利の安心感から【フラット35】を選択

住宅ローンに関しては、全期間固定金利を希望していました。固定金利と言えば【フラット35】だと思い、取り扱っている金融機関の中でも有名な、アルヒ株式会社を選びました。ちょうど金利が低い時期でしたので、早く契約をしたくて、アルヒさんに急いでいただきました。無事、希望の金利で借り入れができて良かったです。

比較的余裕をもった金額でローンを組めましたので、今後は着々と返済するのみです。住宅ローン控除が終わった後、もしお金が貯まっていれば、繰り上げ返済をしてもいいですね。

かなり広めにしました、納戸も兼ねてます。棚はすべてDIYで、躯体壁には棚受けを設置できるように大工さんに二重壁を造作してもらった。
かなり広めにしました、納戸も兼ねてます。棚はすべてDIYで、躯体壁には棚受けを設置できるように大工さんに二重壁を造作してもらった。

大工さんの臨機応変な対応で自分好みの空間が完成

新居は、壁紙などの素材や設備などを自分で決めることができたので、「全てがお気に入り」と言ってもいいくらい、思い通りの空間になりました。室内窓や建具は、古家を解体した時に出たガラス引戸をインターネットで見つけて購入し、施主支給しました。枠を組んだり、塗装をしたり、大工さんが頑張ってくれたおかげできれいに収まっています。また、冷蔵庫の大きさが想定よりも大きく、想定していたスペースに入らなかった時には、壁を一部くり貫き入るようにして貰いました。いい仕事をしてくれた大工さんに、感謝の気持ちでいっぱいですね。

リビングと寝室の間に、採光目的で室内窓をオーダー。「当初は造作を考え、イラストで希望を伝えたのですが、費用が嵩むとのこと。そこで、アンティークのガラス引き戸を施主支給し、大工さんに設置してもらいました」
リビングと寝室の間に、採光目的で室内窓をオーダー。「当初は造作を考え、イラストで希望を伝えたのですが、費用が嵩むとのこと。そこで、アンティークのガラス引き戸を施主支給し、大工さんに設置してもらいました」


ゆったりと暮らせる新居での生活がスタート

通勤先まで自転車圏内だったところから転居し、新居から勤務先までは1時間以上掛かります。正直、通勤は大変ですが、駅からマンションへ戻ると一気に視界が開け、見事な眺望が出迎えてくれます。ゆったりとした気持ちで過ごせるようになり、利便性を差し引いても「引っ越して良かった」と思えますね。

まだ、新生活が始まったばかり。今後は新居の完成披露パーティを、3回くらいに分けて行う予定です。

壁付きキッチンからペニンシュラキッチンに変更。カウンターで囲み、ちょっとした食事をとれるようにした。「予算の関係で、希望する全てのリフォームを実現することができませんでした。お金に余裕ができたら、キッチンをタイル貼りにしたいですね」
壁付きキッチンからペニンシュラキッチンに変更。カウンターで囲み、ちょっとした食事をとれるようにした。「予算の関係で、希望する全てのリフォームを実現することができませんでした。お金に余裕ができたら、キッチンをタイル貼りにしたいですね」
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