おしどり夫婦からペンギン夫婦へ! 新しい夫婦のカタチと夫婦円満度を調査

株式会社リクルートマーケティングパートナーズが企画制作する結婚情報誌『ゼクシィ』は、20~50代の既婚男女を対象に、新しい夫婦のカタチと夫婦円満度に関するアンケート(調査時期は2017年1月31日~2月2日)を行った。

「男女共同参画白書 平成28年度版」によると、全国の「共働き世帯」と「専業主婦」世帯は1996年頃を境に逆転。「共働き世帯」は2015年1114万世帯にまで達し、「専業主婦世帯」687万世帯を大きく引き離す勢いを見せている。また、参考までに今回行った調査を基にして「正社員での」共働き率を推計すると20代がおよそ31%、30代が23%、40代が12%、50代が15%と、共働きで支え合う20代夫婦の姿が垣間見える。

そんな20代の夫婦のお互いへの意識を30代以降と比較すると、「毎日コミュニケーションをとるようにしている」「お互いを尊敬する」など、互いを個として尊重しつつ、すれ違いにならないような気づかいが見られる。こうした新しい夫婦の形を、共働きで子育ても夫婦で一緒に行うペンギンの生態にちなみ、「ペンギン夫婦」と命名し、仲良く過ごすコツを探った。

実際に夫婦円満度を100点満点で自己評価してもらうと、全年代の平均点は「76点」特に50代において夫婦の円満度が「71点」にまで下がる傾向が見られる。しかし、中には年代が上になっても「高円満度」を保っている夫婦も。そこで、「高円満度夫婦」と、「低円満度夫婦」の生活実態が調査された。



「高円満度」「低円満度」を比較すると、「お互いを尊敬すること」(差分 54%)、「毎日コミュニケーションをとること」(差分48%)、「お互いが変化することを好意的に受け止めていること」(差分34%)の順で大きく差が出る結果となった。



さらに、「今」が「結婚直後」よりも「パートナーに対する満足度」がアップしている夫婦とダウンしている夫婦に分けて傾向を見ると満足度がアップした夫婦は満足度がダウンした夫婦よりも「会話する時間を作る」「『ありがとう』と伝える」「小さなことでもほめあう」といった会話に関するコミュニケーションを「ほぼ毎日」行っている割合が高いことが判明した。

ニュース参照元:PR TIMES

(最終更新日:2019.10.08)
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