群馬県館林市の閑静な住宅地を購入。こだわりの注文住宅を建てたCさん

■プロフィール
名前・性別 Cさん 女性
年代(購入時) 30代前半
職業・業種 事務職・サービス業
雇用形態・年収 正社員・350万円
家族構成 夫婦
勤務地・通勤時間 群馬県館林市・自動車10分
社会人歴・転職回数 15年・3回
勤務先の社歴(ローン実行時) 5年
■購入物件情報
物件所在地 群馬県館林市
アクセス 東武伊勢崎線「成島」駅 15分
物件種別・間取り 新築注文戸建・4LDK
購入価格
頭金
土地500万円+建物2,600万円
300万円
住宅ローン 全期間固定金利型(【フラット35】S)
住宅ローン 返済額
返済期間
月7万円弱(ボーナス払いなし)
35年
引越し前の所在地 群馬県邑楽町
購入前の家賃・間取り 5万円 2DK

結婚を機に、かねてからの夢だったというマイホームを建てることになったCさん。ハウスメーカー選びから始まり、土地探し、住宅ローンの借り入れ、そして現在の暮らしに至るまでを語っていただきました。

独身時代からの夢だったマイホームの新築

元々、群馬県邑楽町にあるアパートで2年ほど暮らしていました。職場まで車で10分程度と近く便利でしたし、山の近くでとても静かな環境でした。住み心地は悪くなかったですね。

独身時代から住宅展示場へ行くのが好きで、時々足を運んでいました。結婚を機に、かねてからの夢を実現したいと思うようになり、より足繁く通うように。土地が決まっていない状態で、ハウスメーカーの検討を始めました。

2階ホールには小物などをディスプレイできる飾り棚やカウンターを設置。昼間は天窓から自然光が入り、夜は間接照明の明かりを楽しめる。

鉄骨造と木造の選択。それぞれの耐震性は?

当初、木造住宅は耐震性に不安を感じていたため、鉄骨ユニット工法を得意とする大手ハウスメーカーで見積もりを取りました。ガラスを多用するデザインにも惹かれていたのですが、関東圏で展開するハウスメーカーの、温かみがあるカフェのようなデザインも素敵だなと思っていました。

そちらは木造住宅という点がネックでしたが、制震ダンパーの採用など耐震性も考えた構造のようですし、鉄骨造ではできないような自由な設計ができそうです。ハウスメーカーが主催するイベントで震度5~7の揺れを体感し、思ったほど揺れなかったことも安心に繋がり、木造住宅の後者に依頼を決めました。

勾配天井には間接照明を入れて、空間を美しく演出。「夜になるととてもきれいで気に入っています」
勾配天井には間接照明を入れて、空間を美しく演出。「夜になるととてもきれいで気に入っています」

静かな住環境と利便性を兼ね備えた土地との出会い

土地は100坪以上が希望で、予算は500万円。自動車で移動するので、最寄り駅からの距離は気にしませんでした。日当たりや自動車の入れやすさをチェックしましたね。
ハウスメーカーさんに探して貰った土地に加え、フリーペーパーをチェックして見つけた土地など、合計3~4ヶ所を見学。分譲地もあれば、古家が売却されてぽっかりと空いた土地もありましたが、分譲地は外構を決める際、様々な制約があると聞きました。敷地の一部に畑を作るなど、思い描いた家づくりを自由にできそうな土地が理想でしたね。

購入した土地はとても閑静なエリアにあり、周辺の家から干渉される心配がありません。徒歩圏内にスーパーやコンビニがあり、ちょっとした買い物に便利で暮らしやすそうです。交渉の結果、50万円ほど値下げしてもらって予算内で購入できる見通しも立ちました。

庭には花壇や家庭菜園用の畑を作り、いちごやさつまいも、葱、ブロッコリー、白菜、とうもろし、すいかなどを植えて収穫している。「休日は植物の世話と草むしりが日課になりました。夫を中心に、2人で世話をしています」

転職直後の夫に代わり、夫人が債務者となった住宅ローン

夫は、結婚のタイミングで群馬県の職場に転職した直後というタイミングでした。勤続年数が1年未満だと住宅ローン審査が厳しくなると聞き、私の単独名義で審査を出すことにしました。

ハウスメーカー探しを始めた頃から、全期間固定金利の【フラット35】と変動金利で悩み続けていたのですが、契約直前になって、金利上昇の不安がない固定金利を選択。金融機関はハウスメーカーに紹介してもらった、アルヒ株式会社さんに決めました。

Cさんの趣味は映画鑑賞。1階には、シアタールームを設けている。「オーディオ類は夫がこだわって設置しています。セカンドリビングのように使えればと思って作りました」
Cさんの趣味は映画鑑賞。1階には、シアタールームを設けている。「オーディオ類は夫がこだわって設置しています。セカンドリビングのように使えればと思って作りました」

スムーズにローン審査を通過し、順調に返済中

審査が通らなかった時には他の金融機関も検討するつもりでしたが、ハウスメーカーさんが間に入ってくれたこともあり、とてもスムーズに契約できました。
携帯電話の分割払いも負債とみなされて、ローン審査の障害になると聞いたので不安でしたが、実際にはローンを組む頃に支払いが終わり、影響はなかったですね。

今後は繰り上げ返済ができればと思っています。ボーナスをもらった際に、少しずつ返済したいですね。このまま返済を続けるだけでは70歳まで掛かってしまいますので、65歳までの完済を目標に頑張って、老後をラクにしたいです。

ツートンカラーが特徴の外観。「隣の家との間隔が広いので、プライバシーに配慮しながら寛いで暮らせます」
ツートンカラーが特徴の外観。「隣の家との間隔が広いので、プライバシーに配慮しながら寛いで暮らせます」

たくさんの希望を叶えた、自由設計の家づくり

家づくりは、勾配天井やリビング階段、小上がりの和室、カウンターキッチン、足が伸ばせる広さの浴槽などたくさんの要望を出しました。ダウンライトの配置など、細かい所までこだわったお陰で思い通りの家づくりができましたが、オプションをたくさん取り入れたため、2,000万円程度で考えていた建物費用は600万円ほどオーバーしてしまいました(苦笑)。

概ね満足していますが、収納スペースをもう少し作れば良かったと反省しています。リビングなどに、もっと棚などを作ればよかったですね。結局、現在は置き家具で対応していますが、新築時に作っておけば隠して収納できたのに……と、少し後悔しています。

カウンターキッチンの向かいに、小上がりの和室を設けた。「掘り炬燵をダイニングテーブルのように使っています」

お気に入りに囲まれたマイホームで暮らす寛ぎの毎日

新居で暮らし始めてからというもの、家にいる時間が長くなりました。外の音が気にならなくなったので、落ち着いて過ごせます。コンセントの位置と数までこだわって建てたので、掃除もしやすいですね。
家具は空間に合うものを少しずつ揃え、やっと充実してきました。これからは、小物類を揃えたいですね。夫が観葉植物に凝っているので、今後はもっと増やしていきたいと思っています。

2階から見た勾配天井とリビング。「吹き抜けは10畳ほど確保して、できるだけ開放感のある空間を作ってもらいました」
新築時に新調した家具が揃うリビング。
(最終更新日:2019.10.05)
~こんな記事も読まれています~

この記事が気に入ったらシェア