外観は、工務店が提案する様々な施工例の中からベースのデザインを選択した。「娘はプロヴァンス風を希望していましたが、古い家が並ぶ旧東海道沿いに可愛らしい家が建っていたら少し浮いてしまう気がしました。純和風も面白くないかなと思い、8寸勾配の屋根を取り入れたイギリス調のデザインにしてもらいました。家族全員、とても気に入っています」。
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愛知県の実家で暮らしてきたWさんは、住まいの老朽化にともない、建て替えを決意しました。たくさんのハウスメーカーを見学した後に1冊の本と出会い、家づくりの方向性が定まったそうです。こだわりの家づくりについて語っていただきました。

■プロフィール
名前・性別 Wさん 男性
年代(購入時) 50代前半
職業・業種 事務・製造業
雇用形態・年収 正社員・600万円
家族構成 夫婦+子ども2人+母
勤務地・通勤時間 愛知県名古屋市・1時間
社会人歴・転職回数 30年・0回
勤務先の社歴(ローン実行時) 30年
■購入物件情報
外観は、工務店が提案する様々な施工例の中からベースのデザインを選択した。「娘はプロヴァンス風を希望していましたが、古い家が並ぶ旧東海道沿いに可愛らしい家が建っていたら少し浮いてしまう気がしました。純和風も面白くないかなと思い、8寸勾配の屋根を取り入れたイギリス調のデザインにしてもらいました。家族全員、とても気に入っています」。
物件所在地 愛知県豊川市
アクセス 名鉄名古屋本線「国府」駅 10分
物件種別・間取り 新築注文戸建・5LDK
購入価格
頭金
3,500万円
2,000万円
住宅ローン 全期間固定金利型(【フラット35】S)
住宅ローン 返済額
返済期間
月10万円(ボーナス払いなし)
15年
引越し前の所在地 愛知県豊川市
購入前の家賃・間取り なし 5LDK

築50年の実家で暮らした15年間

以前は転勤の度に引っ越しを繰り返していましたが、本社に戻ることになったタイミングで愛知県豊川市へ引っ越し。義両親の自宅で同居させてもらうことになりました。
15年近く暮らしましたが、築50年近く老朽化が進んでいたため、夏暑く、冬寒かったですね。

台風の度に大きく揺れ、天井裏から砂埃が落ちてくることも。天気が荒れるたびに「潰れてしまうのではないか」と心配になりました(苦笑)。
耐震性についても問題が見つかり、修繕の必要がありました。

外観は、工務店が提案する様々な施工例の中からベースのデザインを選択した。「娘はプロヴァンス風を希望していましたが、古い家が並ぶ旧東海道沿いに可愛らしい家が建っていたら少し浮いてしまう気がしました。純和風も面白くないかなと思い、8寸勾配の屋根を取り入れたイギリス調のデザインにしてもらいました。家族全員、とても気に入っています」
外観は、工務店が提案する様々な施工例の中からベースのデザインを選択した。「娘はプロヴァンス風を希望していましたが、古い家が並ぶ旧東海道沿いに可愛らしい家が建っていたら少し浮いてしまう気がしました。純和風も面白くないかなと思い、8寸勾配の屋根を取り入れたイギリス調のデザインにしてもらいました。家族全員、とても気に入っています」

建て替えに照準を絞り、施工会社を検討

消費税が5%から8%に上がるタイミングで「リフォームか建て替えをしたい」と考えるようになりました。
古い家とは言っても、古材の立派な梁があるような古民家ではありませんので、構造躯体を再利用するメリットはあまりないように思い、「どうせ大金を出すなら建て替えよう」と決めました。

それからというものの、毎週土日は朝から夜まで住宅展示場を巡りました。10社以上の大手ハウスメーカーと具体的な打ち合わせを行いましたが、「24時間換気の必要性」「10年毎のメンテナンスの必要性」「神社・仏閣では使用してない集成材・合板を使用した家づくり」に疑問を感じました。

子ども部屋は、8寸勾配を利用した開放感のある天井がポイント。「長女の居室にしていますが、急勾配の天井効果で、6畳ながら広々としています。大きな照明を下げたり、ロフトベッドを置いたり、スペースを有効利用できます」
子ども部屋は、8寸勾配を利用した開放感のある天井がポイント。「長女の居室にしていますが、急勾配の天井効果で、6畳ながら広々としています。大きな照明を下げたり、ロフトベッドを置いたり、スペースを有効利用できます」

1冊の書籍が家づくりの道しるべに

転機は、澤田升男氏の「ハウスメーカーと官僚がダメにした日本の住宅」という本との出会いでした。

長期優良住宅の落とし穴や、一般的なハウスメーカーが手掛ける住宅の耐用年数、シックハウスが蔓延する実態とその原因などが赤裸々に綴られていて、日本の知られざる住宅事情を目の当たりにした想いでした。
家づくりに対して様々な疑問が生じ、たくさんのセミナーにも参加。主催者に疑問をぶつけ、知識を得るほどに「建てるのは止めた方がいいのではないか」と思うほど、家づくりが怖くなりました。
そんな中で、著者が本の中で約30の優良工務店が建てている健康に悪い材料、長持ちしない材料は一切使用しない「0宣言の家」を紹介しており、そのうちの1社がたまたま隣の豊橋市にあり、迷わず依頼を決めました。

夜のライトアップが映える外観デザインは工務店の提案。「家の中央に坪庭を設けることで家中に自然光と風を取り込み、緑を楽しめるように提案してくれました。隣接する駐車場を借りていますので、ここでライトアップされた我が家を眺めながらバーベキューをするのが楽しみのひとつです」
夜のライトアップが映える外観デザインは工務店の提案。「家の中央に坪庭を設けることで家中に自然光と風を取り込み、緑を楽しめるように提案してくれました。隣接する駐車場を借りていますので、ここでライトアップされた我が家を眺めながらバーベキューをするのが楽しみのひとつです」

現地調査や入念なヒアリングが信頼に繋がる

工務店さんと出会って始めに感じたのが、しっかりと現地調査やヒアリングをしてくれる安心感でした。
どのような生活スタイルで暮らしているのか、どんな持ち物がどの程度あるのかなど目で見てチェックした上で、平日と休日それぞれの暮らし、将来の夢なども含めた「暮らしインタビュー」を、数時間かけてしっかり行っていただきました。

その前に出会ったハウスメーカーさんの多くが、質問シートを1枚渡されただけでしたので、大きな違いを感じましたね。
すっかり信頼していましたので、住宅ローンの借入先も、工務店さんにお任せ。お薦めしていただいたアルヒ株式会社でお願いしました。
購入から2年半ほど経った昨年には、500万円ほど繰り上げ返済を実施。現在は55歳で、残り十数年のローンが残っていますので、無理のない範囲で今後も繰り上げ返済をできればと思っています。

正面が来客用、傍らには大きなシューズクロゼットを兼ねた家族用の動線を設けた2WAYの玄関ホール。写真左手の壁面にはレンガ調のタイルを張り、たたきには間接照明を入れるなど、デザインにもこだわったそう。「玄関は家の顔なので、すっきりとした状態を保っています」
正面が来客用、傍らには大きなシューズクロゼットを兼ねた家族用の動線を設けた2WAYの玄関ホール。写真左手の壁面にはレンガ調のタイルを張り、たたきには間接照明を入れるなど、デザインにもこだわったそう。「玄関は家の顔なので、すっきりとした状態を保っています」

我慢を重ねた半年間の仮住まい

建て替えのため、施工中は近くのアパートで仮暮らしでした。半年間で2回の引っ越しをするのは、すごく大変でしたね。使わないストーブなどかさばるものは、ご近所さんに車庫を借りて預かってもらいました。
大手ハウスメーカーが施工したアパートで暮らしていたのですが、娘の顔の皮膚がボロボロとめくれてしまう事態に。シックハウス症候群ではないかと思っているのですが、本当に酷い状況でしたね。

家具や照明器具、カーテンといったインテリアは、建て替えに合わせて新調した。「照明は私、カーテンは妻が担当。居室ごとに妻とテーマを決めてセレクトしました」
家具や照明器具、カーテンといったインテリアは、建て替えに合わせて新調した。「照明は私、カーテンは妻が担当。居室ごとに妻とテーマを決めてセレクトしました」

自然素材や断熱材にこだわったエコハウスが完成

完成した住まいは、全ての壁を漆喰で塗装し、床には3cm厚のパイン無垢フローリングを敷設。梁は杉を使用するなど、自然素材をふんだんに使用しています。
合板・集成材・ビニルクロス・サイディングといった新建材は一切使用しない「高寿命の本物の健康住宅」にこだわりました。断熱材はグラスウールではなく、海外では主流のセルロースファイバーを採用したこともポイント。

防音性能や調湿効果が高く、結露に悩まされることはなくなりました。
引っ越して以来、ボロボロになっていた娘の皮膚はすっかり元通り。それどころか、母の血圧が立て替えてから3ヶ月程度で20ほど下がりました。
家の中の寒暖差がなくなり、体への負担が少なくなったからではないでしょうか。エアコンを付けなくても、夏は涼しく、冬は暖か。家が快適過ぎて、外が暑かったり寒かったりすることに気付かず、外出時に選ぶ服を間違えてしまうほど(笑)。
光熱費は、以前の家と比べると年間で11万安くなり、たくさん勉強した甲斐があって、大満足の住まいになりました。

和室は仏間の向かいに可動棚を造作。お子様たちが獲得した盾やトロフィー、メダルをディスプレイできる。「長男はプロボウラー、長女もボウリングの全国大会に度々出場しています。ご先祖様にその成果を報告したいと思い、このようなレイアウトにしてもらいました。前居では飾る場所がなかったので嬉しいです」
和室は仏間の向かいに可動棚を造作。お子様たちが獲得した盾やトロフィー、メダルをディスプレイできる。「長男はプロボウラー、長女もボウリングの全国大会に度々出場しています。ご先祖様にその成果を報告したいと思い、このようなレイアウトにしてもらいました。前居では飾る場所がなかったので嬉しいです」
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