【東京都台東区・新築戸建て】東京を代表する下町・浅草でマンションから新築建売住宅に買い替えたNさん

■プロフィール
名前・性別 Nさん 男性
年代(購入時) 40代前半
職業・業種 事務職・金融業
雇用形態・年収 正社員・1,000万円
家族構成 夫婦+子ども2人
勤務地・通勤時間 東京都千代田区・45分
社会人歴・転職回数 19年・3回
勤務先の社歴(ローン実行時) 13年
■購入物件情報
物件所在地 東京都台東区
アクセス つくばエクスプレス/浅草駅 徒歩7分
物件種別・間取り 新築建売戸建・3LDK+2S
購入価格
頭金
5,280万円
なし
住宅ローン 全期間固定金利型(【フラット35】S)+変動金利(半年型)1割
住宅ローン 返済額
返済期間
月15万円(ボーナス払いなし)
35年
引越し前の所在地 東京都台東区
購入前の家賃・間取り 月7万円弱 2LDK

茨城県出身のNさんは独身時代、古きよき下町情緒が今なお残り、人情味に溢れる浅草の街並みに強く惹かれました。お子様の誕生を機に戸建てへの買い替えを決めた際も、浅草アドレスにこだわったそうです。そんなNさんの家づくりを追いました。

下町の魅力を満喫できる、浅草での暮らし

結婚前は、つくばエクスプレス/浅草駅近くの中古マンションを購入し、一人暮らしをしていました。

それまで浅草で暮らしたことはありませんでしたが、東日本大震災の際、電車が停まって会社から帰宅できなかったり、停電に悩まされたりした経験から、「職場まで45分以内で通える立地」「最寄り駅から10分以内」といった条件を満たす中古マンションを探したんです。

5~6軒見学した中で、浅草の下町らしい雰囲気が気に入って購入を決めました。真下に御神輿が来るなど、浅草の魅力を存分に満喫できる立地で毎日が楽しく、住み心地が良かったですね。

黒一色でスタイリッシュな雰囲気の外観。玄関ホールには靴をたくさんしまえるように棚板を増やした収納を備え、ベビーカーなどを置ける広さも確保している。

お子様の誕生を機に買い替えを検討

購入当時は一人暮らしでしたが、その後結婚。長男が生まれるまで暮らしましたが、このままでは手狭になると感じました。

広いマンションに買い替えるとなると、修繕積立金などの出費が住宅ローンと別に掛かります。月々の支払い負担を考えて、次は戸建てを購入することに。

はじめは新築・中古問わずチェックしていましたが、中古物件は数自体が少なかったですね。一度、スナックなどのテナントが入る建物ごと購入し、一部を住居にすることを検討しましたが、特殊な物件ということもありローン審査が通りませんでした。

水廻りは全て、工務店が提携しているメーカーの商品で統一。「床の色などは私たちの希望を反映してもらいました。最新の設備なので、追い炊きや浴室乾燥機能なども搭載されています」

浅草エリアの新築戸建てにこだわった家探し

そこで、新築戸建を探し始めました。浅草の街並みが気に入っていましたし、町内会の青年部にも入っていましたので、同じエリア内に絞って検討。予算は自分の給与所得を元にローン電卓で計算して、5,000万円くらいで考えていました。
台東区をメインに営業する地元工務店があちこちでオープンハウスを行っていましたので、5~6軒ほど足を運びました。見学を重ねる中で「土地情報に強そうな会社」という印象を持ちましたので、「浅草アドレスのいい土地があったら紹介してほしい」と伝えました。

新居があるのは浅草の密集地。家の前に建物があること、耐火建築物で窓の位置などが決まってしまうことから、自然光が入りにくい時間帯もあるという。「床・壁・天井を全て白で統一して、少しでも明るくなるように配慮してもらいました」

一軒目に見学した土地を購入

最初に紹介された土地は浅草寺に近い恵まれた立地。幼稚園や小学校が近いところも良かったですね。簡単なプランが数種類用意されていて、どんな家が建てられるのかイメージすることができました。

50平米弱の狭小地ですので、+αの費用を出せば屋上が作れるところも気に入りました。立地的に、資産価値が下がりにくい場所だと思ったこともあり、購入を決めました。

前居のキッチンにはガスコンロが設置されていたが、小さな子どもがいることに配慮してIHを選択。「妻が、掃除が楽になったと喜んでいます」

事業用のローンと同時に組める【フラット35】

私は、2010年くらいから不動産投資を始めていています。そのため、住宅ローンに関しては、事業用のローンを抱えていても新たに住宅ローンを組める【フラット35】ありきで考えていました。

インターネットサイトで金融機関を調べた結果、金利が安かったアルヒ株式会社を選択。不動産会社の方もアルヒさんを懇意にしているようで、すんなりと窓口になっていただけました。

前居に関しては売却する予定でしたが、新居に引っ越すまでは住み続けたいと思っていました。新居で【フラット35】を利用するため、同じく【フラット35】で借り入れをしていた前居は一旦、地元の信用金庫で借り換え。その後、購入時より高い価格で売却できたので良かったです。

屋上は、洗濯物を干したり、テーブルと椅子を置いて食事を楽しんだりと活用している。「眺望が開けていて、気持ちがいいです」

ゲストを呼べる十分な広さのマイホーム

新居は更地の時点で契約をしましたので、家づくりの希望を出すことができました。

ベースのプランは吹き抜けのある広めの3LDKでしたが、吹き抜けにはせず居室を増やしてもらったり、壁紙を自分たちで選んだり、将来、1階を賃貸に出す可能性も想定して洗濯機置き場を1階と2階それぞれに作ってもらったり、柔軟に対応していただきました。

引っ越してからは、誰かを招く機会が増えましたね。先日は、会社の同僚を呼んで寿司を楽しみました。妻も、昔の職場の友だちを呼んでおしゃべりをしているようです。

大好きな街で、今まで以上に快適な毎日が送れるようになりました。

十分な広さがあり、友人を呼びやすくなったというリビング。「リビング階段にしたのですが、エアコン効率に影響しています。『階段に扉を設置すれば良かった』と反省しています」
(最終更新日:2019.10.05)
※本記事の掲載内容は執筆時点の情報に基づき作成されています。公開後に制度・内容が変更される場合がありますので、それぞれのホームページなどで最新情報の確認をお願いします。
~こんな記事も読まれています~

この記事が気に入ったらシェア