【千葉県千葉市・新築マンション】両親宅の真横の物件を購入。市中心部で便利な暮らしを楽しむIさん

■プロフィール
名前・性別 Iさん 男性
年代(購入時) 30代前半
職業・業種 IT関連/基幹システムの保守業務
雇用形態・年収 正社員・600万円
家族構成 夫婦+子ども2人
勤務地・通勤時間 東京都港区汐留・60分
社会人歴・転職回数 17年・1回
勤務先の社歴(ローン実行時) 8年
■購入物件情報
物件所在地 千葉県千葉市中央区
アクセス 京成千葉線/千葉中央駅 1分
物件種別・間取り 新築マンション・3LDK
購入価格
頭金
2,900万円
1,000万円
住宅ローン 全期間固定金利型(【フラット35】)
住宅ローン 返済額
返済期間
月5万円(管理費など合わせると7万6,000円)
35年
引越し前の所在地 千葉市緑区鎌取
購入前の家賃・間取り 7万円 3LDK

緑豊かな郊外の賃貸住宅で暮らしてしたIさんは、ご両親の引っ越しをきっかけにマイホーム購入を決意。千葉市の中心部に移り住みました。お金の勉強をすることが好きというIさんに、住宅選びの決め手や、住宅ローンの借り換えのお話、さらにはご自宅での生活についても伺いました。

両親の近くで子育てをしたいと考え住宅購入を決意

結婚当初は東京都立川市に住んでいましたが、子どもが生まれて千葉市の鎌取に転居しました。住んでいたのは3LDKの賃貸物件です。鎌取を選んだのは、妻の実家に近く、子育てで両親を頼れると考えたからです。近くに公園も多かったので、家族でよく遊びにいきました。家賃も安く、車ですぐの距離にスーパーもあり、住環境にはとても満足していました。

今の住まいを購入したのは、妻の両親が引っ越したことがきっかけでした。京成線の千葉中央駅近くにマンションを購入し、引っ越したのです。
子どもが小さかったこともあり、妻の両親の近くで子育てしたいと考えて、同じ千葉中央駅周辺で住宅を購入しようと決めました。

両親が住むマンションは、まさに千葉市の中心といえる繁華街のほど近くで、近隣には戸建て住宅がありません。また、妻が新築物件を希望していたこともあり、最初から新築マンションに絞って考えていました。

最寄駅からは徒歩1分の好立地

物件は、主にインターネットを使って自分たちで探しました。近隣の新築マンション4件を比較検討して、現在の住まいを選んでいます。

当然、予算や間取りも希望条件に近かったのですが、何よりも、妻の両親が住むマンションの目の前という立地が決め手になりました。しかも、最寄りの千葉中央駅からは徒歩1分という便利さも魅力でした。学校も近く、小学校が徒歩5分ほど、中学校も10分ほどの距離にあります。

立地の良さからか、とても人気がある物件だったので、私たちが話を聞きに行った時には、すでに7割ほどが売れてしまっていました。そのため、これは急がないといけないと、妻と話し合って値引き交渉もせずに即決しましたね。

広いリビングがいちばんのお気に入り

間取りは3LDKで、私と妻と2人の子どもの4人で暮らしています。子どもたちが1部屋ずつ使い、私と妻が1部屋を使っています。

いちばん気に入っているのは、リビングが広いことです。リビングの隣には洋室があるのですが、扉を解放すれば、リビングとひと続きにして使うことができるのも、このマンションを選んだ理由のひとつです。
比較検討した物件の中にも、同じ造りにできるところがあったのですが、オプションで追加工事が必要だったのが残念でしたね。

広いリビングがお気に入り。壁にはDIYでつけた飾り棚がアクセントに。

オール電化でディスポーザー付のキッチンに満足

角部屋ではないのですが、隣戸との間にスペースがあり、あまり音を気にしなくていいのも嬉しいところです。耐震設計上、必要なスペースということでした。

その他、収納が充実しているところや、オール電化というところもとても気に入っています。
妻は、L字型キッチンが使いやすいと喜んでいるようです。私は、キッチンのカウンターにお酒を並べて楽しんでいます。ディスポーザーが設置されているのも嬉しいですね。

私は喫煙者なのですが、ベランダの端に柱の陰のようになった場所があり、そこで煙草を吸って、ゆっくりするのが至福の時になっています。

オール電化も購入を決めた理由のひとつ。ディスポーザーが設置してあるのも自慢です。

残念なのは眺望がよくないこと

不満という不満はないのですが、あえて言うなら眺望がよくないところが残念な点です。目の前に両親が住むマンションが建っており、日当たりは問題ないのですが、ベランダからの眺望が遮られてしまっているのです。

とはいえ、購入時には不動産会社から説明を受けており、眺望が良くないことはわかった上で選んでいるので、納得はしています。ただ、両親のマンションは非常に見晴らしがいいので、少し羨ましいと思うことはありますね。

2回の借り換えで返済負担を軽減

物件価格は2,900万円で、諸費用やオプション代を含めて3,100万円ほどでした。オプションは、食器洗浄機のほか、備え付けの食器棚をお願いしました。

用意した頭金1,000万円のうち、500万円は両親からの援助を受けています。
金利変動リスクがないこと、返済額が一定で家計が管理しやすいことなどから、住宅ローンは最初から固定金利型の【フラット35】にしようと決めていました。ただ、融資が実行される直前に金利が上がってしまったことが残念でしたね。

その後、住宅ローンは2回の借り換えをしています。金利の動きはずっと追っていましたので、いいタイミングで借り換えができたのではないかと思います。借入当初の金利は2.9%でしたが、現在の金利は1.48%に引き下げることができました。

節約ということで言えば、団信(団体信用生命保険)を民間保険会社の生命保険に切り替えました。当初は団信に加入していましたが、保険料が高くなるという通知があったので保険会社の話を聞きにいったところ、団信の代わりになる保険があり、保険料の負担も減らせるという提案を受けたのでそちらに切り替えました。

リビングに突き出したキッチンカウンターには好きなお酒を並べて楽しんでいます。

繰り上げ返済はせず、住宅ローン減税の恩恵を

繰り上げ返済については慎重に考えています。私がマンションを購入した当時は、住宅ローン減税の控除期間を10年にするか15年にするか、どちらかを選べました。早く返済することよりも、家計の負担を減らすことを優先して15年を選んだので、繰り上げ返済はせずに住宅ローン減税の恩恵をしっかり受けたいと思います。

住宅ローンの金利タイプや借り換えについては自分でかなり調べました。妻も毎月家計簿をつけてくれているので、家計のことは安心して任せられますね。

次に借り換えをするなら、当初固定金利型も選択肢のひとつになるかなと考えています。マネー誌やインターネットで、お金のことを勉強するのが好きなので、楽しみながら住宅ローンと付き合っていきたいですね。

飲食店や商業施設が充実した便利な生活を満喫

鎌取の賃貸物件で暮らしていた時とは、生活はガラッと変わりました。公園は遠くなりましたが、周囲には飲食店や商業施設が充実しており、生活はしやすいです。以前は、車で買い出しに行っていましたが、買い物は歩いて行けるようになりました。いちばん変わったところはどこかと言われれば、外食が多くなったことかなと思います。

両親が住むマンションの目の前に、家を買うことができたのは本当に恵まれていると思いますね。休みの日はよく遊びにいきますし、子育てを頼ることもできます。細かいことで言えば、生協の宅配も2世帯で利用すると送料が無料になるというメリットがあります。こうした節約も積み重ねれば大きな負担軽減になるのではないでしょうか。

これからも、両親と助け合いながら今の生活を楽しんでいくつもりです。

(最終更新日:2019.10.05)
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